早朝ランニングを365日間毎日続けて起きた身体の変化と効果｜ランニング初心者の挑戦

ゴランさんが「365日間、毎日の早朝ランニング」という挑戦に決意を固めたのは、医師から心臓疾患と診断を受け、激しいトレーニングを控えるように言い渡されたことがきっかけでした。

「医師から『軽いトレーニングならやっても良い』ということだったので、毎日の軽いランニングを生活に取り入れようと考えたのです」と、ゴランさんは当初を振り返ります。そして、彼は「1年間（365日間）、毎日朝ランニングをやってみよう」と心に誓いました。

「例え10分や20分程度の短い早朝ランニングであっても、一日の始まりに身体を動かすことで仕事ははかどりますし、集中力も持続するようになります」と、ゴランさんは言います。道のりは長いです。無理せず長期的に続けることが目標です。

「毎朝のランニングを、日課として楽しんでいます。そうすれば、自分がまだ好きなことをやれているという実感を得ることができると思いました。実際、身体を動かしているという感覚は、精神的にも大きな助けになりました」

「毎朝の習慣としてランニングを取り入れることは、難しいことではありませんでした。そして、例え気分がうまく乗らずに仕事がはかどらなかった日でさえ、“少なくともなにかひとつは前向きなことをやっている”という気分を得られることに気づいたのです」。

「自分の心臓疾患に関する不安はありました。そして、これまで、トレーニングによる何らかの身体の故障を経験していたからです。しかし、無理のない軽いランニングは、知らずうちに身体を鍛えてくれて、怪我なく365日間、1年間を無事に走破することができました」。

　「もちろん、ときに身体のあちこちが痛むようなことはありましたが、それを理由にランニングを止めてしまおうとは考えませんでした」と、ゴランさんは振り返ります。「むしろ、毎朝のランニングが結果として、怪我の予防に役立っているという実感がありました」とのこと。

「短いランニングであっても毎日、少しづつ行えば、腱や筋肉など身体のさまざまな部分に、健全な肉体を維持するために欠かせない負荷がかかります。それが、全身の筋肉を鍛えるのに効果的でした。一貫性をもって取り組むことが、とても重要です」、と語ります。

365日間のチャレンジを見事やりきったゴランさんですが、効果には大きな満足を覚えています。

そうして達成したのち、2021年もゴランさんは引き続き毎朝のランニングを継続しています。「人生の改善にも大きく役立ったこの素晴らしい習慣を、やめる理由など見当たりません。ただし、私にとっては良い影響しかありませんでしたが、すべての皆さんにはおすすめできません。もし、私と同じように持病のある方は、挑戦する前に必ず医師に相談してくださいね」と、ゴランさんは達成感な笑みを浮かべてアドバイスしてくれています。

Source / Men's Health US
Translation / Kazuki Kimura
※この翻訳は抄訳です。

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