オバマ前大統領夫妻を自分の結婚式に招待したらどうなるだろう? 残念ながら、二人は式には参加してくれないかもしれないが、招待状に返信をくれ、お祝いの言葉をかけてくれるかもしれない。実際、これは今年初めにオバマ夫妻を結婚式に招待したある女性に起こったことだ。 

 リズ・ウィストローさんは今年3月、オバマ夫妻に自身の結婚式の招待状を送付し、7月末に返信があったという。 

 「3月にお母さんがオバマに結婚式の招待状を送っていました。そうしたら、こんな返信が来ていたんです。信じられません」。娘のブルックさんが投稿したこのツイートは、瞬く間に広まった。 
 

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 この手紙の本文には次のように書かれている。 

 「結婚おめでとう!あなたの結婚式が愛や笑顔、喜びに満ち溢れること、また、二人の絆が毎年強まっていくことを願います。今回の結婚式は、生涯にわたるパートナーシップの第一歩です。この旅の先には、多くの喜びや冒険が待ち受けていることでしょう。ご多幸をお祈りします」 

 このように、オバマ氏は招待状への丁寧な返信で、その人柄への評価をさらに高めた(実際、この手紙はかなり羨ましくなるものだ)。しかし、前大統領夫妻は結婚式という大事なイベントをいつも見逃すわけではない。二人はオバマ氏の大統領時代、ホワイトハウスの補佐官や大統領顧問、家族のシェフなどの結婚式に参加したことがある(補佐官の結婚式でオバマ氏は花嫁の付添人もした)。 

 なお、リズさんは娘に、現大統領には招待状を送っていないことを伝えるのも忘れなかった。 
 

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 その後わかったのは、リズさんのような人が他にもいたということだ。彼らは、ブルックさんのツイートへの返信のなかで、オバマ氏に個人的なイベント(結婚式や卒業式、誕生日、家族のお葬式など)への招待状を送って、返信を受け取った話を紹介している。 
 

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「高校の卒業式に二人を招待したことがあって、1カ月後にこんな返信をもらいました」 
 

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「祖母が亡くなった時にこの手紙を受けとりました。彼(オバマ氏)は祖母に何度か会ったことがあって、プエブロ・グリーン・チリを食べるためだけに私たちのレストランを訪れていたのです」 

 返信のうち何枚かには、同じ言葉やフレーズも見られるが、重要なのは彼らの思いやりだ。オバマ夫妻はもうホワイトハウスには住んでいないが、ファンたちは今でもオバマ財団の住所に手紙を送ることができる。

From ESQUIRE US 原文(English)
Translation / Wataru Nakamura
※この翻訳は抄訳です。