ハリウッドで活躍する俳優に求められるのは、演技力のみならず観客を魅了することのできる爽やかでハンサムなスタイリングが必要不可欠なのです。もちろん中身、人間性が大切ですが。

 1900年代中盤~後半にかけて大活躍をした俳優ポール・ニューマンのスタイリングについて注目しました。モノクロ写真とのコントラストにより、かなりのカッコよさです。

 ポール・ニューマンは今や無知な若者にとっては、サラダドレッシングブランドの顔でしかないかもしれません。ですが、かつては最もルックスの良い男性映画スターのなかのトップに君臨した名優であったのです。

 ブロンドに青い瞳、見事なボディバランス(身長は177cm)。さらにニューマンはうぬぼれもなく、ただただハンサムだったのです。それは共演者であったロバート・レッドフォードが、不当にも霞んでしまうほどでもあったのです。

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 ブッチ・キャシディ、ルーク・ジャクソン、ファースト・エディ・フェルソンなどの役を、クールな反体制の象徴として演じてきました。プライベートのニューマンは、異端児と言うよりは地域社会の中心的な人物であり、慈善家であり、家族思いの男性でした。

 これを知れば、映画のセットでよく身に纏っていた無骨なワークウエアよりも、フォーマルウエアを見事に着こなせる能力に長けていたいうことに納得がいくはずです。

Source / ESQUIRE UK
Translation / Spring Hill, MEN'S +
※この翻訳は抄訳です。