現地時間2022 年 5月19日(木)、トヨタの北米法人は2023年モデルの「シエナ」の25周年記念モデル「25thアニバーサリー・エディション」を発表しました。ハイブリッド仕様、全長5メートル超の大型ミニバンで、日本市場には未導入のモデルです。初代「シエナ」は1997年に「エスティマ」の後継モデルとして登場し、これまでに220万台以上を売り上げてきました。現代のモデルは、2020年に登場した4代目となります。

今回新たに登場した「25thアニバーサリー・エディション」は、より高いスポーツ性のある「シエナXSE」をベースとした特別仕様車で、内外装に独自のトリムを採用し、さらに高価格帯のリミテッドモデルから豪華なインテリアを継承しています。

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カラーは、セレスティアルシルバーとウィンドチルパールの2色展開。エクステリアバッジやミラーキャップ、シャークフィンアンテナはブラックに仕上げられています。また、「リミテッド・エディション」からメモリー付ミラー、自動防眩(ぼうげん)ミラー、パドルライトなどを継承しています。

インテリアには25 YEARSのロゴが入ったフロアマットをはじめ、ヒーター&ベンチレーション機能のついたシート、イルミネーションドアヒルなどを装備。シートはシルバーステッチの入ったブラックレザーで、特別仕様のキーフォブカバーも用意されています。

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パワーユニットは、2.5リッター直列4気筒エンジンとモーターのハイブリッド。前輪駆動と全輪駆動がラインナップされています。グレー塗装の20インチアルミホイールや、主張の強いメッシュのロアグリルなど、「XSE」に見られるスポーティなデザインエレメントを踏襲。その上でルーフレールやJBLスピーカーシステム、ワイヤレス充電や1500Wコンバーターを追加した「XSEプラスパッケージ」が含まれています。

25周年記念モデル「25thアニバーサリー・エディション」は2525台の限定生産。価格はまだ明らかになっていませんが、おそらく4万ドル(約510万円)台後半になると見られています。

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Source / CAR AND DRIVER
※この翻訳は抄訳です