現代の“Mavericks(マーヴェリック)”とは、「利他の精神を心に秘めながら国境・地域・人種・性別などを超え、パートナーシップも大切にしながら地球規模で目標達成に向けて邁進する者」とEsquire日本版は解釈。2022年も引き続き、昨年からのテーマである「持続可能な生活…いわば『生』の原点を探求し実践する開拓者たち=“The Mavericks”」にフォーカスしています。
そして今回の“The Mavericks of 2022”は11月下旬開催予定のイベントのみでなく、事前に連載「The “SUSTAINABLE” Mavericks」としても紹介しています。まずEpisode 01として、9月10日に「サステナぶる人インタビュー 東京藝術大学長 日比野克彦氏」を公開。さらにEpisode 02として9月30日には、「政治家・小泉進次郎氏 x 俳優・井浦新氏サステナぶる対談・前編」を公開しました。そこで話は盛り上がり長丁場となったということで、今回はその続きPart 02【後編】を公開します。
それでは早速、対談のつづきをご覧ください。
現在われわれには、「すべての人々にとってより良い、そして、より持続可能な未来を築くためのSDGs(持続可能な開発目標)としての17の目標」という名の新たな地図があります。この17の目標を指針として、貧困や不平等、気候変動、環境劣化、繁栄、平和と公正など、私たちが直面するグローバルな諸課題の解決へと一人一人が実行すべきときなのです。
対談中に井浦 新氏は、小泉進次郎氏にこう投げかけます。
「買い物」は
「環境」につながっているんですね
すると、小泉氏はこう言います。
買い物は投票と一緒なんです
さらに、こうも言っています。
今の決定は、
「次の世代の当たり前をつくるんだ」
という想いからなんです…
その他、心にグッと染みる言葉がいくつも飛び出していました。
きっと皆さんも、この対談を視聴後気づくはずです(いや、前編をご覧になった時点で気づいている人も多いでしょう)。小泉氏井浦氏の両名ともに、「サステナブルな生活」を実に楽しみながら探求し、実践しているのです。
「サステナブルな生活」を実践するということは、決して「我慢」「忍耐」「辛抱」などといったネガティブな心理とともに実践するものではない…ということが皆さんも再確認できるはずです。
担当編集者としては、この対談を通して「SDGsとは、埋もれた正しい生活・考え方を取り戻すための宝の地図。そしてそれを見つけたら、次は今の時代に合うよう自分で進化させることを楽しもう。そして、仲間とその情報を共有することでさらにみんなで進化させよう!」、そんな想いになりました。そして、つくる側売る側の責任ばかりではなく、買う側にも責任はあること。さらに、それをおするめする(幣サイトのような)メディア側にも大いなる責任があることを再確認できました。
皆さんもこの対談を通して、自分なりの一歩を見つけてください。
【プロフィール】
小泉進次郎
1981年4月14日、神奈川県横須賀市生まれ。関東学院大学経済学部卒業後、2006年米国コロンビア大学院政治学部修士号取得。米国戦略国際問題研究所(CSIS)研究員を経て、衆議院議員小泉純一郎氏秘書を務めた後、2009年8月衆議院議員初当選し現在5期目。
2019年9月には環境大臣 兼 内閣府特命担当大臣(原子力防災)に再任し、2021年3月より気候変動担当大臣を兼務した。2022年9月からは、自民党国会対策委員会副委員長を務めている。
公式サイト
井浦 新
1974年9月15日、東京都日野市生まれ。1998年に映画『ワンダフルライフ』で初主演を務め俳優としてデビュー。以降、映画、テレビと話題作に多数出演。アパレルブランド『ELNEST CREATIVE ACTIVITY』のディレクターも務めている。
2022年9月「健康にも環境にも良い」を揺るぎないコンセプトに、デザイン・香りにもこだわった、ライフスタイルをアップデートするプロダクトブランド「Kruhi」をローンチした。
公式サイト
井浦 新氏によるエピローグ
Styling / Kentaro Ueno(KEN OFFICE)
Hair & Make-up / Emi Hanamura(MARVEE)
WATCH DIGEST
Director / Hiro Kimura(CCP)
Director of photography & Video Editing / Keita Hotta(CCP)
Producer / Kazushige Ogawa(HDJ)
もちろん第5回となるイベント「The Mavericks of 2022」は、2022年も11月下旬に(オンライン)開催予定となっています。それまではこの連載をご覧いただきながら、楽しみにお待ちいただければ幸いです。