2020年のGoogle検索トレンドから観る海外セレブのファッションBEST10｜2020年度版
ハリー・スタイルズからメラニア夫人まで、2020年にググられた注目ファッションをおさらいしてみましょう。
新型コロナウイルス感染症によるパンデミックに見舞われた2020年。例年と比較して、「セレブのファッションにあまり注目が集まらなかった」と言っても過言ではありません。ファッションショーは中止され、アワードはオンライン開催、映画のプレミアも延期されるなど、レッドカーペットでセレブを見る機会も激減しました。しかし、そんな中でも、多くの方々がグーグル検索したセレブのファッションがありました。
2020年12月9日（水）、Googleは残すところ3週間あまりとなった2020年を振り返る方法の一つとして、これまでの「Year in Search 2020」をリリースしました。同年、世界中で最も人気のある検索の詳細を公開しています。そこで、その中でも、2020年に最も検索されたセレブのファッションについての集計をここでご紹介しましょう。これにより、インターネット上でどんなルックが関心を集めたのかを知る手がかりとなるでしょう。
“性別の壁を破る”ことを目標とするハリー・スタイルズのファッションから、ジェニファー・ロペス＆シャキーラの「スーパーボウル」での華麗なパフォーマンスまで、2020年最も検索された…つまり話題となった、セレブのファッションスタイルBEST10をお届けします。
10位：スーパーボウルのシャキーラ
ジェニファー・ロペスと共に、スーパーボウルのステージに上がったシェキーラが10位にランクイン。彼女が着た、きらびやかなドレスも大きな話題を呼びました。
9位：ハリー・スタイルズ
独自のファッションセンスで、2020年注目を集めたハリー・スタイルズが9位に。“性別の壁を破る”という彼のアプローチによるジェンダーレスなスタイルには、今もなお世界中から注目が集まっています。
8位：メラニア・トランプ
8位は、共和党大会で鮮やかなグリーンのヴァレンティノのドレスを着用したメラニア夫人。これを見たツイッターユーザーは、直ちにそのドレスをクロマキー合成のグリーンバックスクリーンに例え、夫のトランプ大統領が無視してきた多くの問題をハイライトする機会として利用しました。
7位：トラヴィス・スコットのハロウィンコスチューム
ラッパーのトラヴィス・スコットは2020年、ハロウィンの仮装でネガティブな注目を集め、インスタグラムのアカウントを一時閉鎖しました。バッドマンに扮したトラヴィスの仮装を見た人々がツイッター上で、“ゴキブリ”や“ノミ”に見えたなどと嘲笑したことが原因だったそうです…。
6位：スーパーボウルのジェニファー・ロペス
ずいぶん昔のことのように思えるかもしれませんが、ジェニファー・ロペスが「スーパーボウル」のハーフタイムでパフォーマンスを披露したのは、2020年2月のこと。当然のことながら、2020年最もグーグル検索されたセレブのファッションモーメントにランクインしました！
5位：バスケ観戦中のリゾ
2019年12月、お尻の部分が丸く切り抜かれた黒いTシャツドレスを着て、NBAの試合をフロントロウで観戦したリゾ。チアリーダーたちが彼女の曲『ジュース』をパフォーマンスすると、丸見えのお尻を振りながらダンスを披露。このときのファッションが物議を醸し、2020年まで検索され続けました。
4位：グラミー賞授賞式のビリー・アイリッシュ
4位にランクインしたのは、グッチのグリーンのアンサンブルに身を包んで、多くの注目を集めたビリー・アイリッシュのファッションです。もちろん、ネイルまでグッチ × グリーンでした。
3位：グラミー賞授賞式のリル・ナズ・X
2020年は、レッドカーペットでセレブのファッションを見る機会が乏しかったように感じられますが、年初の受賞シーズンには2020年のファッションスタイルの全体像を見ることができました。
1月にはリル・ナズ・Xが、カウボーイ風のピンクの衣装で登場。そのモーメントが世界中で検索され続けていました。
2位：マリア・テイラー
2位は、米国のスポーツキャスター、マリア・テイラー。9月にラジオの司会者が彼女の服装について指摘し、口論に巻き込まれたことをきっかけに、多くの方がそのファッションを検索しました。
彼女は、「女性の皆さん、自分に自信が持てるものは何でも着ていいのです」と、ツイッターにつづっています。
1位：ノア・サイラス
2020年のGoogleのセレブ・ファッション検索で見事1位に輝いたのは、マイリー・サイラスの妹ノア・サイラス！
トップに躍り出たのは、特別な瞬間が注目されたというわけではありません。その個性的なファッションスタイルが、世間の共感を呼んだからと言えるでしょう。姉マイリ―に勝るとも劣らずです。
Source / Harper's Bazaar UK
Translation / Masayo Fukaya
※この翻訳は抄訳です。
