キャサリン妃やメーガン妃に比べると、ロイヤルファミリーのメンバーの中でも正統派であることは間違いありませんが、最先端のファッション性で形容されることはあまりない印象が強い(2人の義理の父にあたる)チャールズ皇太子。

 そんな皇太子が今、ファッション業界に参入しようとしていることが明らかになりました。それは…ファッションブランド「ヴィン+オミ(Vin + Omi)」とパートナーシップを組み、グロスターシャーにある皇太子の私邸ハイグローヴで採れたイラクサを用いた服のコレクションをローンチするというプロジェクトになります。

 デザイナーのひとりのオミ氏は、「彼の土地で収穫したイラクサを使おうというアイディアを出してくださったは、実は皇太子だったんです」と、「People(ピープル)』に語っています。「そんな提案、挑むしかないですよね!」と、喜びのコメントも付け加えています。

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 このことは「The Guardian(ザ・ガーディアン)」にも掲載されており、今回のプロジェクトにおいて3000株のイラクサが収穫され、そこから10体のコレクションが制作されるとのこと。ロンドン・ファッション・ウィーク期間中の9月17日(現地時間)に、サヴォイ・ホテルで行われるショーでお披露目されることになっているそうです。現時点で皇太子がショーに現れる予定はあるませんが、ひょっとするとサプライズで登場する可能性も無きにすも非ず…です。

 「皇太子は作品をどこかの段階でご覧になる予定で、きっと面白いと感じていただけると思います!」「V&A(ヴィクトリア&アルバート博物館)から『常設コレクションに加えたい』というお声がけがあり、そのほか4つのミュージアムからも、担当者がショーを見に来てくださることになっています。たくさんの方々から興味を持っていただけて、とても素晴らしいことだと思いますね」とオミ氏は語っています。

 どんなコレクションができ上がるのか、ショー当日が待ち遠しいところです。


From TOWN&COUNTRY
Translation / ESQUIRE DIGITAL
※この翻訳は抄訳です。