イタリアの総合アイウエアメーカー「Safilo(サフィロ)」と、ファッション界のロールモデルであるデビッド・ベッカム…。それぞれの分野で最高峰である両者がコラボしたブランド、「EYEWEAR by DAVID BECKHAM」がこのたび誕生しました。
ファーストコレクションとなる今回は、サングラスと度入りの眼鏡用フレームを展開。数十種類に及ぶデザインが生まれました。それらは、「Timeless Icons」と「Style Pioneer」の2コレクションに分かれています。
サングラスや眼鏡のフレームには、さまざまな色やカタチがあります。それらをデザインするにあたって「どこでインスピレーションを受けたのか?」、それに関してベッカムはこう話しています。
「私自身、これまで多くのスタイルに挑戦する旅に出ていました。そこで学んだのはシンプルなものが持つ力と、ディテールに光る職人技が重要だということです」とのこと。
そして、ベッカム自身がスタイルに欠かせないと自負しているパイロットサングラスと眼鏡は、特にクラシックなデザインにこだわりを持っていると言います。
アイウエアに対してこだわりを持つ人は、多くいます。オランダ版「エスクァイア」誌の編集長 アルノ・カンテルバーグは、「アイウエアは個人のスタイルの表現であり、時には主張でもある」と話しています。
また、熱心なアイウエアコレクターでもあるジャック・ニコルソンも、このように話しています。「サングラスをかけてはじめて、私は『ジャック・ニコルソン』になれる。これらがなかったら、私はただの太った60歳だ」と。
しかし、自分に合った眼鏡を選ぶのは、なかなか難しいと感じている方も少なくないでしょう。そんな方へ、ここにいくつかのヒントをご紹介します。まず、フレームは顔のカタチに合わせなければいけません。それに尽きます。
顔幅が狭い場合は幅広のモデル、丸い鼻・丸顔の場合は角のあるモデルが良いでしょう。パイロットサングラスなど大きなフレームは、細長い顔型の人に合うでしょう。額が広く、顎が狭いハート型の場合、円形もしくは楕円形のフレームをおすすめします。卵型(楕円形)の方は、ほとんどのサングラスがぴったりとくるでしょう。
「EYEWEAR by DAVID BECKHAM」のデザイン、生産、販売を手掛ける「Safilo」は、これまで「Carrera」、「Dior」、「BOSS」、「Marc Jacobs」、「Tommy Hilfiger」、「Polaroid」などの有名ブランドも手掛けてきた由緒ある眼鏡メーカーです。
「Safilo」とベッカムは、今回のコラボレーションにあたって10年間の契約を結んでいます。なるほど、「今後このブランドの未来は明るい」と大きな声で言えるでしょう。
Source / ESQUIRE NL