サステナブルなものづくりで知られるスニーカーブランド「Allbirds(オールバーズ)」が、このたび、徳島の天然藍を使⽤したシューズ「Wool Runner- Watanabeʼs Japanese Indigo(ウールランナーワタナベズジャパニーズインディゴ)」を、数量限定で発売することを発表しました。このモデルは「オールバーズ」原宿・丸の内店で、2021年9月17日(金)から発売開始されます。価格は2万円で、サイズ展開は22~30cm。

 古くから⽇本の暮らしを彩ってきた天然藍と、「オールバーズ」の代表作である「Wool Runner」が出合って誕生した今回の限定モデル…。徳島の豊かな⾃然が育んだ天然藍と、最⾼品質メリノウールの相性はぴったりで美しいほど綺麗に染まっています。もちろん、使えば使うほど鮮やかな藍⾊へと磨かれる、永く⼤切に履ける逸品に仕上がっています。

「オールバーズ」から天然藍を用いた新作スニーカーが登場pinterest
Allbirds
「オールバーズ」から天然藍を用いた新作スニーカーが登場pinterest
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「オールバーズ」から天然藍を用いた新作スニーカーが登場pinterest
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 今回、Allbirdsがコラボレーションした藍師・染め師は、徳島の⼯房「Watanabeʼs」の 渡邉健太さん。「Watanabeʼs」の仕事の多くは、畑で⾏われるそうです。

 はじめに⾏うことは、蒅(すくも)づくり。こだわりが詰まった⼟壌で蓼藍(だてあい)を育てて収穫し、細かく刻んで乾燥します。そこに⽔を加えて発酵させたら、蒅(すくも)のでき上がりです。次に蒅(すくも)に灰汁・糖分・⽔を加えて練りこみ、染め液をつくります。こうして染め液が完成したら、いよいよ染めの作業が始まります。

 ⻑い⽉⽇をかけてつくられた染め液にメリノウールをゆっくり沈め、そして引き上げて⽔気を切ります。この作業を何度も丁寧に繰り返すことで、鮮やかで奥深い藍⾊に仕上がるのです。

 その製造工程や渡邊さんの藍染めへの想いなど、インタビュー動画も公開中なので、ぜひご覧ください。

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
Wool Runner Watanabe’s Japanese Indigo | オールバーズ
Wool Runner  Watanabe’s Japanese Indigo | オールバーズ thumnail
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♢概要
発売日/2021年9⽉17⽇(⾦)
販売店/Allbirds 原宿、Allbirds 丸の内
サイズ展開/22〜30cm
カーボンフットプリント/9.9 kg CO2e
価格/2万円
公式サイト

「オールバーズ」から天然藍を用いた新作スニーカーが登場
Allbirds

【PROFILE】
渡邉健太さん(藍師・染師)

⼭形県出⾝。阿波藍の産地として知られる徳島県上板町を拠点に藍の栽培、染料となる蒅(すくも)づくり、染⾊、製作を⼀貫して⾏う。古き良き⽇本の伝統を残しつつ、新たな機軸で藍を伝えるべく、国内外で幅広く活動を⾏う。堆肥づくり、⼟づくり、種まき、育苗、栽培、蒅づくり、染⾊液の仕込み… Watanabeʼsの藍⾊は、関わる全ての⽅々と全ての過程に想いを込めて取り組んだ結果の副産物。暮らしに寄り添う⾊として、⼈々の⽣活に馴染んでいくものづくりを目指している。