かつてアメリカの偉人が「バックはあなたの頭のようなもの」と言ったとか言わないとか…。その出自は定かではないものの、本物志向の方々の中にはこれに反対する人はそう多くないはず。そう、バッグこそ時代の息吹を感じさせる…その時代にふさわしい堅牢かつ智栄あふれる気概を具現化したものを選びましょう。

そこでおすすめとなるのが、1877年に創業したブランド「hartmann(ハートマン)」のバッグです。「007」シリーズのジェームズ・ボンドが『007 死ぬのは奴らだ』の劇中で「スカイメイト」シリーズのトランクを使用したことでも知られています。さらに145年以上続く伝統の中で、野球の神様と言われたベーブルースやハリウッド俳優でいえばジェームス・スチュアートなど、アメリカを代表する著名人から愛されてきました。

また、米第32代大統領フランクリン・ルーズベルトからイギリスの第61代及び63代首相を務めたウィンストン・チャーチルにハートマンの「SeaPack(シーパック)」というアタッシェが贈られたことも知られています。さらには米第41代米国大統領ジョージ・ブッシュも愛用していたり…と、一流から愛されるバッグ、それが「ハートマン」と言えるのです。

そんなラグジュアリーかつインテリジェンスあふれるバッグを手にすれば、自然と背筋は伸び、あなたに潜在する実力をいかんなく発揮してくれるはずです。

その時代の最適解を具現化する、
ハートマンの最新バッグに注目

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曲線のシルエットが目を見張るほど美しく、素材と金具のコーディネートがモダンさも感じさせるブリーフケース。前後面にクイックアクセスポケットがあり、前面はフロントポケット内のオープンポケットに直結する仕様となっているので、フロントポケットのファスナーを開閉しなくても出し入れも可能。「ジェイビズ 3」シングルブリーフケース(サイズ: 31 x 43 x 10cm)7万1500円公式サイト

おすすめは「ジェイビズ 3」

1877年の創業以来、常に“時代のべスト”を追求してきたバッグブランド「Hartmann(ハートマン)」。現在に至るまで、刻刻と進化する交通インフラの変化に合わせて革新的なバッグ開発を真摯に継続し、多くのセレブリティやビジネスパーソン、さらにファッションアイコンたちにとって控えめで知的で、そして頼れる相棒(バッグ)としてそっと脇からサポートし続けてきました。

>>> ハートマンのブランドについては、後述でご確認ください。

そこで現代のビジネスパーソンにおすすめしたいバッグが、気概あるクラフツマンシップを継承しながら常に革新的な素材を駆使するなどチャレンジを怠らない「ハートマン」の最新コレクション「J-BIZ 3(ジェイビズ3)」。その中でも注目したいのが、このブリーフケースです。

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エンボスレザーとコンビネーションとなっているのは、重厚感とモダンなニュアンスを放つ2520デニールのバリスティックナイロン。まるでフルレザーのような端正なフォルムと相まって、スーツ…例えばスリーピースのタイドアップスタイルにもふさわしい知的で上質感のあるブリーフケースです。 「ジェイビズ 3」シングルブリーフケース(サイズ: 31 x 43 x 10cm)7万1500円公式サイト

「J-BIZ 3」コレクションは、エンボスレザーと重厚感のある2520デニールのバリスティックナイロンのコンビネーションが醸す、まるでフルレザーのような端正なフォルムが魅力のバッグがそろいます。さらにそこには、インテリジェンスと品格も兼備し、時代の息吹も感じさせる…。その中でもそれをフルに具現化したとも言えるアイテムが、このブリーフケース。それはまるでフルレザーのような端正なフォルムを擁(よう)し、信頼を高める上質感と品格を授けてくれるのです。

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内装にはPC収納ポケットが。14インチ相当までのノートPCに対応します。
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ビジネスツールを収納可能なオーガナイザーポケットほか、機能的な収納部を各所に装備。
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その日のスケジュールによって、バッグの中身も変わるはず。そこで臨機応変に対応できる着脱式の収納部仕切りがあることは、実にうれしいポイント。
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自立する安定感のある底面は、楕円形にすることで全体的に丸みを帯びたフォルムをより際立たせています。また、衝撃を受けやすいことに配慮した底鋲も。

もし、自らの好みが螺旋階段の上るように進化していることに気づいている人なら、次に求めるのは、こんな高次元のブリーフケースじゃないでしょうか?

その時代の最適解を具現化する、
ハートマンの最新バッグは見逃せない

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「J-BIZ 3」コレクションのラインナップ。左から/コンパクトバックパック 6万3800円公式サイト、ツーウェイバックパック 6万9300円公式サイト、ラージスリング 5万600円公式サイト、シングルブリーフケース 7万1500円公式サイト、トート 6万9300円公式サイト

「J-BIZ 3」コレクションとは?

摩耗強度と引き裂き強度に優れた、耐久性が高く厚みのある2520デニールのバリスティックナイロンと、中央にはデザインされた表情のあるエンボスレザーが配された、機能的かつ高級感のある素材を採用しているのが「J-BIZ 3」の特徴です。

さらに光沢が美しい メタルファスナー、立体的なイニシャルロゴ、ジャカード織りの内装生地などなど、こだわりのディテールがデザイン性をさらに高次元への世界へと誘います。

まさにディテールに魂を感じる

そして内装には、PC・タブレットポケットや、ビジネスツールを収納可能なオーガナイザーポケットほか、機能的な収納部を各所に装備。衝撃を受けやすい底面には底鋲と、バッグ背面にスーツケースにセットアップ可能なスマートスリーブが付属(コレクション内の「ラージスリング」は除く)。

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各バッグには、好みの文字を刻印可能なロゴ入りのレザータグも付属。上質でパーソナルなビジネススタイルを演出してくれます。これを取り外せば、キーホルダーとしても活躍するでしょう。


また、好みの文字を刻印可能なロゴ入りのレザータグも付属しているので、さらにスケールアップしたパーソナルなビジネススタイルを演出してくれます。

その他おすすめの「ジェイビズ 3」
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it's a symbol of your identity

バッグはあなたのアイデンティティのひとつ
そこで心ある人が選ぶのが「ハートマン」

ハートマンとは?

筆者が「ハートマン」に出合ったのは1990年代初期、社会人となったはじめてのニューヨーク出張のときになります。当時、未熟だったファッションエディターは海外出張のためのラゲッジ類など持っていません。そこで彼は、学生時代の遠征用のスポーツバッグで出張に臨んだわけです。それを見た先輩編集者は、マジソン・アベニューにあるCrouch and Fitzgeraldというラゲッジストアのショーウインドウに飾られたバッグを一緒に見ながら、バッグ選びの大切さを教えてくれたのです。そんな先輩がすすめたのが「ハートマン」でした…。

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Hartmann
当時、先輩にすすめられたTweed(ツイード)のコレクションもいまだ健在。
詳しくは公式サイトへ

本物志向の中にも、時代ごとに進化させた…そう、クラシックとアバンギャルドが融合されたスタイルを好む人でした…。そんなカッティングエッジな先達がすすめたのが「ハートマン」のバッグだったのです。そんな彼はこう言います。

“ハートマンはな、「ラグジュアリー」「イノベイティブ」「タイムレス」という確固たる哲学のもとにだな、大統領やハリウッド俳優はもちろんのこと、アメリカだけでなく世界中のセレブリティたちに愛用されてきたバッグなんだ。そこにはな、最高峰のテクノロジーと真摯なクラフトマンシップが巧みに融合され、ラグジュアリーにして使い勝手のいい逸品ぞろいだ”

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ファーストレディのハネムーン・トランク「Grover Cleveland Trunk (グロヴァー・クリーブランド トランク)」。第22代および24代アメリカ大統領を務めたグロヴァー・クリーブランド氏のフランシス夫人のために、最高級のソール革でつくったトランク。このトランクでハネムーンに旅立った。

“あとな、まさに「ディテールに神が宿る」ってことさ。素材が感動的だ。ベルティングレザーとツイードのコンビネーションは、男ゴコロ誘うだろ? ベルティングレザーってのはな、ハートマンの代表的なレザー素材で耐久性の追求した結果、発電機の動力部分に使われていた工業用の革に着想を得て、1939年に開発したそうだ。タンニンで鞣(なめ)していて、使い込むほどに味のある飴色に変色するんだ。頑強ながらによきエイジングを楽しむことができるというのが特長だな。そしてツイード部分も単なるツイードじゃないぞ。最高品質のナイロンツイードなんだ。まさに「ラグジュアリー」「イノベイティブ」「タイムレス」だろ…”

…と、その講釈はかなり長かったことを記憶しています。

その後、自分でその歴史をたどれば…「ハートマン」は1877年、米国ウィスコンシン州ミルウォーキーにてドイツ・バイエルン出身のトランク職人、ジョセフ・S.ハートマンによって創業とのこと。その歴史は、客船や馬車による旅行用のトランクの製造及び販売を行う、ハートマン ラゲッジ社として始まったそうです。

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Hartmann

船から鉄道、そして飛行機へと…インフラの発展とともに進化しながら心のラグジュアリーの発展によりそうラゲッジを世に送り出し続けています。

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Hartmann
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それは最先端のファッションにも、さらには日々進化を怠らないビジネスパーソンたちにも、頼りになる骨太のパートナーになるよう志していることが、これまでのアドバタイジングからもうかがえます。

"Luggage so fine, it will stand as a symbol of excellence.
(エクセレンスの象徴となる最高のラゲッジをつくる)”


創業者ジョセフ・S.ハートマンがおよそ150年ほど前に掲げたビジョンを、常に時代ごとに進化させたDNAとして継承し続けるハートマンのラゲッジ。それは“品質”、“スタイル”、そして“考え抜かれた機能性”の結晶であり、不変のこだわりとなっていまに受け継がれています。

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
Hartmann History(字幕あり)
Hartmann History(字幕あり) thumnail
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そんな現在のベストが見て取れる「J-BIZ 3」コレクションを目の前に、筆者がフレッシュマンの頃に憧れていたブランドへ再び触手が伸びているところです。皆さんもいかがですか?

●お問い合わせ先
サムソナイト・ジャパン 
TEL 0800-12-36910
公式サイト

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