2021年METガラ｜最もワイルドで素晴らしい、そしてアメリカンなメンズセレブのルック
ファッション界で最大のレッドカーペットが、ついに戻ってきました。
2021年9月13日（現地時間）に、例年よりも4カ月遅れて「コスチューム・インスティチュート・ガラ（通称：MET GALA）」が開催されました。毎年5月の第一月曜日に行われていた同イベントですが、2020年はパンデミックにより中止となり、約2年ぶりの開催となりました。
｢MET GALA」のようなファッションの祭典は、他にありません。近年では、女性だけでなく男性のファッションの幅も広がり、オーソドックスなタキシードから個性的なファッションへとシフトしつつあります。例えば、ハリー・スタイルズは2019年のガラで、それまで「女性のためのアイテム」という概念が定着しつつあったパールのイヤリングにシースルーのフリルブラウスを着用し、メンズスタイルの再構築を図りました。ビリー・ポーターは、翼のあるボディースーツとクラウンという出で立ちで登場し、女性セレブに匹敵するほど注目を集めました。
ファッションは、難しくても不可能はないのです。このパーティーは、そんなメッセージが込められているとも言えます。
｢MET GALA」には、毎年テーマが設けられていることも忘れてはいけません。開催地ニューヨークから約4000キロ離れたハリウッドでも人気の仮装パーティーとして、セレブリティや彼らを招待したデザイナーたちは、テーマに沿ってあらゆる手段を講じ、インターネット上で話題づくりをするために躍起になっています。
今年のイベントのドレスコードは、「In America: A Lexicon of Fashion」。つまり、海外の優れたもの、偉大なもの、画期的なものを意味します。ラルフローレン、星条旗、ストライプ、合法的なマリファナ…そんなところでしょうか。
では、ファッション界最大の夜に最も輝いていたルックをご紹介します。
リル・ナズ・X（ラッパー）
「Versace（ヴェルサーチェ）」を着用。
ジェリー・ロレンツォ（ファッションデザイナー）
自身のブランド「FEAR OF GOD（フィアー オブ ゴッド）」を着用。
ダニエル・レヴィ（俳優）
「Loewe（ロエベ）」の衣装と「Cartier（カルティエ）」のジュエリーを着用。
エヴァン・モック（俳優）
「Thom Browne（トム ブラウン）」を着用。
トム・フォード（ファッションデザイナー）&へロン・プレストン（ファッションデザイナー）
「TOM FORD（トム フォード）」を着用。
ティモシー・シャラメ（俳優）
「Haider Ackermann（ハイダー・アッカーマン）」、「Rick Owens（リック オウエンス）」、「Converse（コンバース）」、「Cartier（カルティエ）」のジュエリーを着用。
ブルックリン・ベッカム（モデル）
リオン・ブリッジズ（シンガーソングライター）
「Cartier（カルティエ）」のジュエリーを着用。
デヴィッド・バーン（アーティスト）
トロイ・シヴァン（シンガーソングライター）
「Cartier（カルティエ）」のジュエリーを着用。
フィニアス（シンガーソングライター／ビリー・アイリッシュの兄）
「Givenchy（ジバンシィ）」の衣装と「Cartier（カルティエ）」のジュエリーを着用。
JR（アーティスト）
キット・ハリントン（俳優）
「Saint Laurent（サンローラン）」を着用。
フランク・オーシャン（シンガーソングライター）
「Prada（プラダ）」を着用。
ピート・デイヴィッドソン（コメディアン）
「Thom Browne（トム ブラウン）」を着用。
マルーマ（歌手）
「Versace（ヴェルサーチェ）」を着用。
ヴァージル・アブロー（ファッション デザイナー）
デヴ・ハインズ（歌手）
「Louis Vuitton（ルイ・ヴィトン）」を着用。
ラッセル・ウェストブルック（バスケットボール選手）&ステフィン・カリー（バスケットボール選手）
ウェストブルック選手は「Ralph Lauren（ラルフ ローレン）」を着用。
シム・リウ（俳優）
