［目次］
▼ 旅行や出張時には、
シワがつきにくいガーメントバッグがおすすめ
旅行や出張時には
シワがつきにくい
ガーメントバッグがおすすめ
冠婚葬祭を兼ねた旅行、出張などにスーツを持って行く機会って、意外とあるものです。そんななか、飛行機や新幹線での移動を終えて宿泊先に到着してみたら、スーツがシワシワになっていた…という経験をしたこともあるでしょう。そこで便利なのがガーメントバッグです。ガーメントバッグとは、衣類のシワを最小限にとどめながら持ち運びできるバッグのこと。ほとんどのガーメントバッグにはハンガーが付属されていて、衣類をハンガーに掛けた状態で二つ折りにして収納できるようになっています。
スーツを畳んで持ち運ぼうとすると、どうでしょうか？ 袖と身ごろを折らなければならないため、どうしてもシワがついてしまうはず。そのうえスーツケースに収納する場合は、他の荷物の重みで形が崩れたり、つぶれたりする可能性も否定できません。なので、ガーメントバッグが活躍するというわけです。
スーツを例に挙げましたが、ガーメントバックはスーツのみならず、喪服やドレスといったレディースのフォーマルウェアを持ち運ぶ際にもおすすめです。なるべくシワをつけたくない、大切な衣類を持ち運ぶときには、ガーメントバッグを使用してはいかがですか？
スーツケースに取り付けるなら
「キャリーオン」タイプを
ひと口にガーメントバッグと言っても、実は「キャリーオン」「ボストンバッグ」「リュック」などのタイプがあります。その中でもキャリーオンタイプは、スーツケースに取り付けられるタイプです。スーツケースの持ち手に通して固定できる、いわゆるベルトのようなものが付いているので、ずり落ちる心配も少ないでしょう。旅行や出張にスーツケースを持って行くことが多い人は、キャリーオンタイプを選ぶことをおすすめします。
収納力を重視するなら
「ボストンバッグ」タイプを
一方で、収納力を重視する人はボストンバッグタイプをチョイスしましょう。このタイプのガーメントバッグには、スーツにプラスして靴やパソコンなどの小物を収納できるようになっています。これ一つで旅行や出張に行く…なんてことも可能かもしれません。ただ、靴やパソコンなどを収納した分の重さで、肝心のスーツにシワがついてしまう恐れもあるため、注意が必要であることは忘れないように。
両手があく「リュック」タイプも便利
旅行や出張において「身軽さ」をモットーにしている人には、リュックタイプもおすすめと言えます。こちらのタイプは両手が自由になるうえ、両肩に重さを分散させられるのが何よりの魅力です。なるべく負担を減らしたい人は、リュックタイプのガーメントバッグにもご注目ください。
機内持ち込みする場合は
3辺の合計をチェック
ガーメントバッグを機内持ち込みする場合は、3辺（縦・横・高さ）の合計をチェックしておきましょう。国内航空会社を基準に、機内持ち込み手荷物のサイズのおおよその目安を言えば、「3辺の合計が115cm以内、総重量10kgまで」とされていますが、座席数や航空会社などによって異なるので要注意です。あらかじめ搭乗予定の航空会社の規定を確認しておくことをおすすめします。
横幅は50cm以上・
フック付きがベスト
コンパクトなガーメントバッグは取り回しがよい印象ですが、あまりにコンパクトだと肩の部分を押し込まないといけなくなり、シワがついてしまいます。そこでチェックして欲しいのが「横幅」です。一般的な目安は50cm以上。これくらいあれば、大きめのスーツも収納できるはずです。
ちなみに宿泊先に到着したらすぐに、ガーメントバックからスーツを取り出し、クローゼットに掛けるなどの心がけを怠らないようにすると、シワがよりつきにくくなるでしょう。そんなときに便利なのがフックの有無。ガーメントバッグそのものにフックが付いていれば、そのままクローゼットに掛けられるので楽ちんです。
耐久性や耐水性にも注目
ガーメントバッグは大切なスーツを収納し持ち運ぶものですから、耐久性もチェックしておきたいところ。また、耐水性の高さも見逃せないポイントです。耐水性が低いと、急な雨に振られてスーツが濡れたり、汚れたりすることもあるかもしれません。商品の説明文や口コミなどに目を通して、耐水性を高める加工や工夫がなされているかどうか？ を確認しておくと安心でしょう。
ガーメントバッグのおすすめ9選
日本の老舗バッグメーカー、ace.（エース）のビジネスバックシリーズ「フレックスライトフィット」シリーズからガーメントケースの登場です。シリーズの特徴とも言える「コーデュラ®ナイロン210dnブロックリップ」を採用し、耐久性と軽量性を実現してるということ。
ネクタイやワイシャツなどを収納できる大きめのファスナーポケットもあり、使い勝手も良好と言えるでしょう。裏面が滑り止め仕様になっているショルダーストラップも付いていて、フィット感や安定感も高そうです。長く愛用できたり、持ち運びやすいものを探している人はチェックしてみてください。
- サイズ：縦49 × 横55 × マチ6cm
- 素材：コーデュラナイロン210dnブロックリップPU加工
- フック：あり
こちらはアメリカのバッグブランド、TUMI（トゥミ）の「ALPHA」コレクションの一つ。1〜2着程度のスーツもしくはドレスを持ち運べると謳（うた）う、比較的コンパクトなガーメントバッグです。ファスナーポケット付きの仕切りや外ポケットなどもあり、小物を収納することもできます。
取り外し可能なショルダーストラップも付属していて、シーンに合わせて手に持ったり肩に掛けたりできるのも便利なポイントです。背面をスーツケースの持ち手に通して固定できる、キャリーオンタイプなところにも注目。ハンガーは付いていないものの、小ぶりで取り回しやすいガーメントバッグをお求めの人におすすめできます。
- サイズ：縦38 × 横56 × マチ15cm
- 素材：FXTバリスティックナイロン
- フック：—
着脱可能なショルダーベルトが付いた、2Way仕様のガーメントケースです。主な素材に、軍装品にも使用されるほど強度の高い中空糸を平織りにしたオリジナル素材「Airtec1680」を採用。また、「芯材を一切使わずに仕上げることで、驚くほどの軽さを実現した」と言います。
それでいてハンガー1本、ネクタイやワイシャツなどを収納できるポケット類、スーツケースにセットアップできるキャリーバー通しなどを備えていて、使い勝手もバッチリ。耐久性や軽量性、利便性の高いガーメントバッグをお探しなら、「一考の価値あり！」 と言えるでしょう。
- サイズ：縦45 × 横57.5cm
- 素材：Airtec1680ナイロン中空糸オックス（ウレタンコーティング）
- フック：—
特に出張が多いビジネスマンのためにつくられたガーメントバッグです。下部に丸みを持たせることで、折り目のシワがよりつきにくくなると謳っています。さらに最高級の高密度ファブリックをふんだんに使用することによって、高い撥水性を実現しています。
靴は収納できないものの、それ以外の全てのビジネスウェアをこれ一つにまとめられるでしょう。ドレスなどの収納にも向いているので、パートナーと一緒に使うことも…。メンズ・レディースを問わず使えるものをお求めの人は、こちらも候補に入れてみてください。
- サイズ：縦約43 × 横約58 × マチ約6cm
- 素材：ポリエステル
- フック：—
テフロン加工を施し、撥水性・防汚性に優れた600D（デニール）の太さを擁するポリエステルを採用しているのがポイントです。600Dは、バックパックの底の部分などはもちろん、狩猟用ジャケットの肘の部分の補強に使われるくらい厚いものになります。完全防水ではないものの、雨水などが染み込みにくく大切な衣類を濡れから守れるでしょう。
従来のガーメントバッグより大きめの横幅60cmサイズで、がっしりした体形の人のスーツも難なく収納できるでしょう。また着物やロングコート、ワンピースなど丈の長い衣類にも対応できるとのこと。冠婚葬祭などでフォーマルウェアを持ち運ぶ際に、きっと活躍してくれるはずです。
- サイズ：縦50 × 横60cm
- 素材：600Dポリエステル (撥水加工）オックスフォード布
- フック：あり
スリムな見た目ながらスーツ一式と靴、ファイルなどをたっぷり収納できる優れもの。出張に必要なアイテムを、これ一つにまとめられるでしょう。ハンドタイプとショルダータイプの2Wayで使えるうえ、スーツケースに取り付けられるところも魅力的。
フックも付いているため宿泊先ではバッグを展開し、そのまま掛けるだけでOKです。わざわざ中身を出す必要もありません。「かさばりにくいものが欲しい」や「なるべく手間を省きたい」と願う人に、おすすめしたいガーメントバッグです。
- サイズ：縦55 × 横55 × マチ10cm
- 素材：—
- フック：あり
こちらは「ハンドバッグ」にも「ショルダーバッグ」にも、はたまた「リュックサック」にもなるガーメントバッグです。収納スペースがきっちりと分けられているので、「あれ？ これはどこに入れたっけ？」と探す手間もなく、必要なものをサッと取り出せることでしょう。
靴も収納できるため、出張用や旅行用としてはもちろんのこと、ジム用バッグとして使うのもいいかもしれませんね。ちなみに容量は50L（リットル）もあるので、3泊4日程度の旅行にももってこいです。
- サイズ：縦32 × 横50 × マチ29cm
- 素材：ポリエステル600D
- フック：—
オーストラリア生まれのバッグブランド「Henty」の「Wingman Messenger 2 STD」は、スーツを「巻いて収納する」という新しいタイプのガーメントバッグです。特殊なプラスチック製プレートが配置されたガーメントバッグにスーツを収納し、それで付属のジムバッグを巻けばOK！
ちなみに靴などは付属のジムバッグに、ノートパソコンなどは付属のラップトップポーチに収納できます。カジュアルな服装で通勤し、オフィスに到着したらスーツに着替える…なんてこともできるかもしれません。気になる人はぜひ、チェックしてみてくださいね。
- サイズ：縦101 × 横56cm（広げた状態）
縦25 × 横56 × マチ22cm（収納した状態） - 素材：ナイロン500Dほか（本体）500Dターポリン（ジムバッグ）
- フック：—
まとめ
ガーメントバッグを上手に選ぶコツは、自分にとっての使い勝手のよさなどを考慮したうえで、タイプや大きさ、耐久性や耐水性などをチェックすることです。また、機内持ち込みする場合は搭乗予定の航空会社の規定を確認するのをお忘れなく。
そうは言っても、どのガーメントバッグを選べばよいか迷うものです。その場合はこのページでご紹介したおすすめ商品を参考に、あなたにぴったりなものを見つけてくださいね！
