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春は花粉症に悩んでいる人にとって、目のかゆみや鼻水、くしゃみとの戦いの季節でもあります。ですが、適切な対策をとることで、花粉症の症状を軽減させることも可能です。
ここでは、花粉症対策に有効なグッズを紹介するとともに、外出時や室内での花粉症対策のポイントを解説します。高性能マスクや空気清浄機、衣類スチーマーなどを厳選して紹介するので、ぜひ参考にしてください。
花粉対策のポイントとは?
外出時は花粉を「吸わない」「付着させない」ことが大切
外出中の花粉対策は、吸わないことと自身や衣服に付着させないことが大切です。
吸わない対策はずばり、マスクです。そこで、アレルギー物質のカットすることを目指した高性能なマスクの使用がおすすめとなります。そして付着させない対策には、ゴーグルや花粉が付着するのを防止するスプレーなども賢く取り入れましょう。
室内には花粉を「持ち込まない」「浮遊させない」ことが大切
外から帰ってきたとき、室内に花粉を持ち込まないことも大切な対策です。例えば、衣類の花粉をスチームで落としたり、自身の鼻や目についた花粉を洗い流したり、といった対策があげられます。
また、室内に入ってしまった花粉は、浮遊させないことが重要です。スプレーを使って花粉を凝固させる方法や、空気清浄機で花粉を吸い取る方法があります。
おすすめの花粉対策グッズ12選
マスク
マスクをつけているときに悩ましいのが、息苦しさやムレではないでしょうか。このマスクは通気性の高い素材を使い、口元に空間の空くつくりにすることでムレや息苦しさを最小限に抑えています。
それでいて、カットフィルターには花粉の侵入を99%防ぐ性能をもつとしているので、花粉の時期も頼りになるでしょう。マスクが苦手な人にこそおすすめしたい製品です。
ゴーグル
メーカーと福井大学医学部附属病院が協働で研究した、飛沫*感染予防用のゴーグルです。花粉症はもちろん、コロナウイルスなどのウイルス対策としても使えます。
顔にぴったり沿うような形状を研究してつくられており、隙間は最小限です。高性能な曇り止めコーティングがされており、さらにアルコール除菌も可能。目のかゆみに悩んでいる人におすすめです。
※飛沫は、咳やくしゃみなどで口から飛び出す5μm以上の大きさの液体の粒子のこと。
花粉防止スプレー
お出かけ前、顔に3秒シューッとかけるだけで、花粉やPM2.5*などの付着をブロックしてくれるスプレーです。顔だけでなく、髪の毛や服にも使えるので、花粉を部屋の中に持ち込まないための対策になるでしょう。
メンズ向けのこちらは、リフレッシュ感のあるペパーミントを配合したシトラスマリンの香り。香りでリフレッシュできそうです。
※PM2.5とは、大気中に浮遊する微小粒子状物質(Particulate Matter 2.5)のうち、粒径が2.5μm以下のものを指します。非常に小さいため、肺の奥深くまで入り込みやすく、喘息や気管支炎などの呼吸器系疾患、肺がんや心臓病などのリスクを高めるともされています。
鼻の穴に塗る花粉対策
花粉やPM2.5などを吸着させる効果のあるクリームを、鼻の穴の中に塗ることで、体内に花粉が取り込まれるようにするアイデア商品です。
花粉症で炎症を起こしがちな鼻へも刺激がない物質が使われており、花粉症の飲み薬のように眠くなる成分は配合されていないということ。よって、運転や仕事で眠くなれないときにもおすすめできます。
鼻洗浄
鼻の中にも入り込んでしまう花粉を、さっぱりきれいに洗い流す洗浄剤です。やわらかい容器に入っていて、鼻の穴に先端を入れて片手を押すだけで洗えます。
鼻に水が入ると痛いイメージのある人は多いと思いますが、ハナノアは体液に近い成分に調整されているため、ツーンと痛むことが軽減されています。花粉による鼻炎に悩んでいる人におすすめです。
洗眼薬
昼間は目薬で抑えている花粉の症状。しかし、目にも花粉は付着し、かゆみの原因になっています。そこでおすすめしたいのが、目の洗浄です。
こちらのアイボンメディカルは、コンタクトレンズを外したあとに特におすすめの洗浄液。炎症を抑える成分や角膜を保護する成分など、9つの有効成分が目の症状を和らげてくれるでしょう。
ルームスプレー
室内に浮遊する花粉やペット、ダニ由来のアレル物質を、吸着し凝縮させるスプレーです。凝固させることで浮遊しづらくなり、結果的に花粉症の症状を和らげることが期待できます。
噴射後10分ほどで変化が起こると評判で、30分ほどで多くの花粉を吸着し、乾燥したあとも元に戻らないということ。帰宅時にどうしても持ち帰ってしまう室内の花粉対策に最適です。
空気清浄機
いくら花粉の季節とはいっても、換気をするタイミングでどうしても花粉は入り込んでしまいます。そのため、部屋に入り込んでしまった花粉は空気清浄機で対処するといいでしょう。
この「Blue Max 3250i」は、0.1μmまでの有害物質を99.97%除去するHEPASilentフィルターを搭載しています。コンパクトながら広いリビングルームにも対応し、花粉やハウスダストを大幅に軽減する効果が見込めます。
布団クリーナー
花粉の季節に悩ましいのは、干した布団をどうするか。天気のいい日に干したいけれど、晴天の日は花粉も多くなりがちです。そんなときは、布団クリーナーが威力を発揮します。
こちらの製品は、花粉やダニなどのアレル物質を3分間で99%撃退できる優れもの。毎分1万4000回の高速振動で叩きながら、ブラシでかき出し、強力に吸い取ります。夜、布団に入ってからムズムズしがちな人におすすめです。
衣類スチーマー
外出中に衣類についた花粉。そのまま部屋の中に入ると、部屋の中まで花粉を持ち込むことになってしまいます。そこでおすすめしたい対策が、衣類にスチームを当てることです。
この衣類スチーマーはわずか約30秒で立ち上がるので、帰宅して疲れているときも比較的苦にならないはずです。衣類のシワを伸ばしたり、ニオイをとったりする効果もあるので花粉の季節以外も便利に使えます。
衣類ケア
振動とスチームで、衣類についた花粉やダニ、ニオイやシワなどを除去できるアイテムです。本体はクローゼットのように大型ですが、衣類を中に入れてスイッチを押すだけなので、とても手軽に使えます。
水洗いできない衣類をリフレッシュさせる効果があるので、コートやスーツに最適。大型かつ高価なアイテムですが、クリーニングに出す回数を減らせることも考えると、検討する価値は十分にありそうです。
衣類用洗剤
衣類の静電気を抑制することで、花粉を付着しづらくする衣類用洗剤です。メーカーが行った実験でも、静電気を抑えた衣類への花粉の吸着は大幅に抑えらていました。
さらに消臭効果も1週間続くとのこと。花粉の季節はもちろん、梅雨時など生乾きのニオイが気になる季節にも威力を発揮するでしょう。
まとめ
ここで紹介した花粉対策グッズがあれば、花粉を「吸わない」「付着させない」こと、そして室内に「持ち込まない」「浮遊させない」ことに関してしっかりとサポートしてくれます。
どれも評判のよい製品ばかり。花粉対策以外にも活用できるものも多いので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。これまで花粉症に悩まされていた季節も、これらと一緒に快適に過ごしてください。