ダイエットに欠かせないのが、
毎日の食事量の管理。 

でも、それと同じくらい大切なのが、
1日の食事配分であることをご存じですか?

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 Key of diet

 米国臨床栄養学誌『The American Journal of Clinical Nutrition』が紹介した2016年10月の実験結果によれば、「同じ食事内容でも食べるタイミングを少し工夫するだけで、健康的に体重を減らすことができる」ということ。さらに、そのカギとなるのは朝食ではなく、なんと昼食なのだということなのです。

 この実験に参加したのは、80名の肥満女性。12週間にわたって半数の女性は昼食、残り半数の女性は夕食に比重をおいた食生活にトライしたのでした。 

 その結果、昼食をしっかり摂った女性は平均して5.8kg、夕食をしっかり摂った女性は平均して4.5kgの減量に成功! さらに、昼食に比重をおいた女性のほうが血糖値の上昇が抑えられ、糖尿病のリスクも低下したという数値も出したとのことなのです!

 この実験はまだ始まったばかりで、さらなる検証が必要となるでしょう。しかしながら、この結果は2013年6月に発表している、「高カロリーのものを早いタイミングで食べると太りにくい」という調査結果の後ろ盾になったと言えるでしょう。 
 

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 アメリカ・バーモント州を拠点に、栄養指導やカウンセリングを行う「Whole Health Nutrition(ホール・ヘルス・ニュートリション)」の管理栄養士であるレスリー・ランジュバン博士も、昼食をしっかり摂ることで、「頑張っても落ちなかった体重を減らすことができる」とセレブメディアサイト『ポップシュガー』で語っています。

 具体的には、「1日の総カロリーの40%を昼食で摂るのがベスト。1日の摂取カロリーが1500kcalの人の場合、昼食に600kcal、残りの900kcalを朝食、夕食、間食に分配するのがおすすめ」とのこと。

 このようにカロリー配分を上手にすることで、健康的に痩せることができるのです。専門家もそう話すのだから、一度は試してみる価値あるのではないでしょうか。たまには、長めのランチタイムを楽しむのもいいかもしれませんよ。


By The Good Housekeeping Web team
on April 9, 2017
Photos by Getty Images
Good Housekeeping UK 原文(English)

TRANSLATION BY MEN'S +
※この翻訳は抄訳です。
※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。


(C)Getty Images
Translation/Reiko Kuwabara
From Good Housekeeping UK