[目次]

▼ スチームクッカーはいらない? スチームクッカーの魅力や使い方を解説

▼ スチームクッカーの選び方

▼ スチームクッカーのおすすめ8選

▼ まとめ


蒸し料理は鍋にせいろをセットして、お湯を沸かして…とさまざまな工程が必要になるだけに、ついつい敬遠してしまう人も少なくないはず。そこでおすすめなのが、スチームクッカーと呼ばれるクッキング家電です。

このページでは、スチームクッカーを選ぶときのポイントや人気製品を紹介します。さらに、スチームクッカーの使い方や電気代についても解説します。

スチームクッカーは
いらない?
スチームクッカーの魅力や
使い方を解説

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EKramar//Getty Images
スチームクッカーの魅力

スチームクッカーは、蒸し料理を簡単につくることのできる調理家電です。電気の力で水を高温の蒸気にし、食材を加熱するため、調理の際に油が必要ありません。したがって、肉や魚などに含まれる余分な脂分を軽減してくれます。

たんぱく質が豊富なゆで卵や蒸し鶏などの調理もでき、ダイエットにもうれしいアイテム。栄養たっぷりな温野菜をつくることもできます。

安価なものが多いため、生活に取り入れやすい点も魅力です。ダイエット中の人や健康的な食生活を目指す人にとっては、見逃せないアイテムと言えるでしょう。

スチームクッカーの使い方

スチームクッカーを使う際は、本体に水を入れてスイッチを押すだけでOK。タイマー機能や、空焚き防止機能が搭載されている製品が多いため、調理の途中でお湯が少なくなってもブザーなどで知らせてくれます。蒸し上がるまで、ほったらかしでよいのも人気の秘訣です。

スチームクッカーの選び方

スチームクッカー
Smaglov//Getty Images
段数で選ぶ

多くのスチームクッカーには、1〜3つほどの段が設けられています。例えば2段もしくは3段タイプの製品であれば、1段目で野菜を、2段目で鶏肉を同時に蒸すことが可能です。メインディッシュとサイドディッシュをいっぺんにつくれるので、家事の時短も叶うでしょう。

サイズで選ぶ

スチームクッカー選びにおいて、サイズは大切な要素となります。スチームクッカーは、一度にたくさんの食材を調理できるほど、サイズも大きくなるからです。狭いキッチンでは、収納場所に困ってしまうかもしれません。もし収納スペースに余力がない場合は、コンパクトサイズのスチームクッカーを選ぶのも一つの手段。生活環境にあわせて選択してみてください。

機能で選ぶ
スチームクッカー
lexan//Getty Images

タイマー機能|
ほったらかし調理には「60分」がおすすめ

スチームクッカーに搭載されているタイマーの設定時間は、30〜60分が主流です。ですが、ほったらかし調理がしたいなら60分タイプのものがおすすめです。

食材を入れてタイマーをセットしたら、あとはできあがりを待つだけでOK。火加減が複雑な茶碗蒸しや、蒸しパンなども簡単につくれるでしょう。さつまいもをふかしたり、肉まんを温めたりする際にも重宝するはずです。

保温機能|できたてのおいしさが続く

できたてホカホカの料理が食べられれば理想ですが、仕事や家事、育児などでタイミングが合わないこともあるはず。そんなときに便利なのが保温機能です。保温機能が搭載されていれば、水分が損なわれにくく、できたてのおいしさが長続きしやすくなります。

空焚き防止機能|
発火の危険を軽減。安心して使える

もしもの場合に備えて、空焚き防止機能の有無も確認しておくとよいでしょう。空焚き防止機能があると、水がなくなったことを感知し、自動で稼働をストップしてくれます。思いがけない発火の危険を軽減でき、安心して使うことができるでしょう。

レシピブックなどの付属品にも注目 

スチームクッカーを選ぶ際は、付属品にも注目してみてください。付属品が充実していれば、使い勝手もアップします。特にさまざまなレシピにチャレンジしてみたい人は、レシピブックが付属しているかどうかを確認しておきましょう。普段はあまりつくらないレシピに挑戦することで、料理のレパートリーも広がります。

洗いやすさもチェック
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Denis_Dryashkin//Getty Images

忘れてはならないのが洗いやすさです。使用後のお手入れが複雑なものは、次第に使わなくなってしまう可能性も…。なので、パーツを取り外して洗えるものを選ぶようにしましょう。

また、フッ素加工などにより、もともと汚れが付着しにくい仕様になっている製品もあります。スチームクッカーを頻繁に使う人は、注目してみてはいかがでしょうか。

電気代が気になる人は消費電力を確認

スチームクッカーの電気代は、製品の説明書にある「消費電力」を参照しつつ【消費電力 ÷ 1000 × 電気料金単価】にて算出できます。例えば、消費電力が900W(ワット)の場合、1時間あたり24.3円となります。

ちなみに消費電力を1000で割るのは、kWh(キロワットアワー)を求めるため。kWhは家電を使用するときに消費する電気使用量のことを指し、1kWhは1kW(1000W)の電力を1時間使った場合の電気使用量になります。

なお、電気料金単価は電力会社ごとに異なるため、ここでは公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が「新電力料金目安単価」として示している、「1kWhあたり27円(税込)」を基準に計算しています。

スチームクッカーおすすめ8選

アナバス(Anabas) ゆで玉子名人

 ゆで玉子名人

アナバス(Anabas) ゆで玉子名人

¥2,036
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製品名の通り、名人級のゆで卵がつくれると人気のスチームクッカーです。黄身の状態をトロトロの半熟からしっかりした食感の固めまで、好みの加減に調整できるタイマーが付いています。

一度に最大7個まで調理可能なため、家族みんなの分をまとめてつくりたいときにも便利です。卵以外にも野菜を蒸したり、肉まんを温めることも可能。フタ・トレーは水洗い可能なので、常に清潔に使えます。

  • サイズ:高さ18.8 × 幅20.5 × 奥行18cm
  • 消費電力:370W
  • 段数:1段
  • タイマー:30分
  • 保温機能:なし
  • 空焚き防止機能:なし

はぴねすくらぶ ヘルシーダブルハットスチーマー

ヘルシーダブルハットスチーマー

はぴねすくらぶ ヘルシーダブルハットスチーマー

¥4,400

コンパクトなスチームクッカーをお探しなら、この製品を検討してみてください。高さ23cm、幅22.5cmと小ぶりな上に、重さ840gと軽量なので持ち運びもラクです。2段タイプながら、仕切りを外せば1段タイプとしても使用可能となっています。

エッグスタンドが同梱されているため、最大6個までゆで卵を調理することも可能。ヒーター部分にはフッ素加工が施され、汚れが付着しにくいのもうれしいポイントです。

  • サイズ:高さ23 × 幅22.5 × 奥行13cm
  • 消費電力:400W
  • 段数:2段
  • タイマー:13分30秒
  • 保温機能:なし
  • 空焚き防止機能:なし

Grownsy スチームクッカー

スチームクッカー

Grownsy スチームクッカー

¥2,980

一度にたくさんの食材を加熱できる、2段タイプのスチームクッカーです。例えばゆで卵なら、14個もつくることができます。その他にも、肉まん・しゅうまい・とうもろこし・さつまいもなどが調理でき、料理の幅が広がるはず。

空焚き防止機能が付いている点にも注目です。調理の途中で水がなくなり、台座の表面が180度に達した場合は、稼働が自動的にストップするので安心です。コンパクトサイズな点もメリットと言えます。

  • サイズ:高さ26.7 × 幅18.6 × 奥行18.6cm
  • 消費電力:360W
  • 段数:2段
  • タイマー:30分
  • 保温機能:なし
  • 空焚き防止機能:あり

ラッセルホブス(Russell Hobbs) ミニスチーマー 7910JP

ミニスチーマー 7910JP

ラッセルホブス(Russell Hobbs) ミニスチーマー 7910JP

¥12,000

栄養価の高い蒸し料理が簡単かつおいしく仕上がるコンパクトなスクエア型コンパクトスチーマーです。一見難しそうな「海鮮茶碗蒸し」や「プリンとフルーツコンポート」なども、容易に調理できるはず。

本体の底面にコードを巻き取れるため、見た目にもスッキリ。黒とシルバーを基調にしたシンプルなデザインなので、キッチンにもなじみやすいはず。さらにヒーター部分のフッ素加工により、油汚れや水垢が付着しにくい点も魅力です。

  • サイズ:高さ23 × 幅19 × 奥行19cm
  • 消費電力:400W
  • 段数:2段
  • タイマー:40分
  • 保温機能:なし
  • 空焚き防止機能:あり

アピックス エッグマイスター AEM-422

エッグマイスター AEM-422

アピックス エッグマイスター AEM-422

¥3,700

誰でも簡単にゆで卵、蒸し料理がつくれる「エッグマイスター」は、ボイル式を採用しています。ボイル式とは、鍋に水を張ってゆで卵をつくるときと同じ方式のこと。固ゆで・半熟・温泉卵など、好みにあわせてモードを選べます。

ゆで卵以外もつくれるレシピブックや蒸し料理ケース、オムレツケースも付属。さまざまな料理を味わえるでしょう。また、汚れが付着しにくいようフッ素加工が施されているので、お手入れも楽ちんと言えます。

  • サイズ:高さ13.5 × 幅14.5 × 奥行13cm
  • 消費電力:400W
  • 段数:1段
  • タイマー:—
  • 保温機能:—
  • 空焚き防止機能:—

エムケー精工(MK Seiko) 電気せいろ

電気せいろ

エムケー精工(MK Seiko) 電気せいろ

¥12,800

ほったらかしで本格的な蒸し料理を楽しめるのが、エムケー精工の電気せいろです。木の香りがほのかに漂うせいろは、器としても利用可能。熱と水分を均一に伝えるので、野菜はより甘く、肉や魚はふっくらジューシーに仕上がります。

缶詰や冷凍品もおいしく温めることができます。定番の蒸し料理からデザート、蒸し料理によく合うタレのレシピを豊富に収録したオリジナルレシピブックが付属しています。

  • サイズ:高さ11.6 × 幅22.1 × 奥行24cm
  • 消費電力:480W
  • 段数:2段
  • タイマー:60分
  • 保温機能:なし
  • 空焚き防止機能:なし

BelleLife スチームクッカー

スチームクッカー

BelleLife スチームクッカー

¥7,390

蒸し料理はもとより、煮込み料理や鍋料理などもつくれることで人気を博しているBelleLifeのスチームクッカーです。下段の鍋だけを使って、スープや煮物、鍋料理などを調理可能。3段階の火力調整機能も付いており、多用途に使えるのがGoodポイントです。

基本の蒸し料理においては、強力な蒸気で食材の芯まで加熱できると謳(うた)っています。スイッチを入れてから、わずか50秒ほどで熱々の蒸気が出てくるとも。時短調理をしたい際にも役立ちそうですね。

  • サイズ:高さ30.5 × 幅28.2 × 奥行26.4cm
  • 消費電力:1000W
  • 段数:2段
  • タイマー:—
  • 保温機能:あり
  • 空焚き防止機能:あり

EPEIOS(エペイオス) マルチスチームホットプレート

マルチスチームホットプレート

EPEIOS(エペイオス) マルチスチームホットプレート

Now 50% Off
¥9,980

付属のスチームプレート・ホットプレート、別売の深鍋プレートによってさまざまな調理ができる調理家電です。独自の「スチームシステム」を搭載しており、たった5秒で蒸気が出始めるのがポイント。時間がかかりがちな蒸し料理が、大変手早く調理できると評判です。

EPEIOS(エペイオス)の公式サイトでは、毎月オリジナルレシピが更新されているので、次々と新しいレシピにチャレンジできるのもうれしいところ。また、プレートは食洗機で洗えるため、お手入れの手間もかからないでしょう。

  • サイズ:高さ23.5 × 幅26.2 × 奥行25.2cm
  • 消費電力:600W(スチーム)、700W(ホットプレート)
  • 段数:1段
  • タイマー:—
  • 保温機能:—
  • 空焚き防止機能:—

まとめ

スチームクッカーは、低コストでヘルシーな食生活をサポートしてくれ、ダイエットのお供にもぴったりなアイテムとも言えます。便利な機能を搭載しているものもあり、自炊する時間が十分に取れない人にもおすすめです。