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グリルパンを使うと食材にきれいな焼き目がつくため、まるでレストランやカフェで提供されるようなステーキやパニーニを自宅で簡単に食べられるようになると評判です。最近では、ガスコンロはもちろんのこと、IHや魚焼きグリルに対応したものも登場しています。
このページでは、そのようなグリルパンのおすすめ商品を厳選してご紹介します。さらに、グリルパンの使い方や選び方も解説します。ぜひ、最後までお付き合いください。
グリルパンとは？
グリルパンの使い方を解説
グリルパンとは、焼き面に波のような凹凸（おうとつ）があるフライパンのことを指します。この凹凸には、食材にきれいな焼き目をつける役割があるだけでなく、余分な油を落とす役割もあるそうです。それでいて、グリルパンによく用いられる鉄やアルミニウムなどは熱伝導率に優れているため、食材を一気に加熱できるというメリットも。時短調理も叶うでしょう。
このような美点があるグリルパンを、ぜひ使ってみたい！ と思っている人もきっと多いはず。一方で、使い方がわからず困っている人もいるかもしれません。でも、グリルパンの使い方はとても簡単。基本的にガスコンロやIH、魚焼きグリルなどの幅広い熱源で使えます。
例えば魚を焼く場合、魚焼きグリルを汚さずに済むので掃除の手間もなく、とても便利です。中にはアウトドアクッキングに活用できるものもあるので、キャンプ飯作りにももってこい。持っておいて損はない！ と言える調理器具の1つでしょう。
グリルパンは形で選ぶ
グリルパンには大きく分類して、角形と丸型の2つの形があります。
角型のグリルパンは、魚焼きグリルやオーブンで使いやすく、いろいろなレシピにチャレンジできます。魚料理や肉料理はもちろん、パーティー料理もお手のもの。
一方、丸型のグリルパンは取っ手がついている製品が多く、スキレットのようにも使えます。角がないぶん、料理を取り分けやすく、そのまま食卓に出してもOK。見た目にもおしゃれです。
それぞれの特徴から、自分にとって使いやすいほうを選んでみてください。
大きさと深さも確認
ただし一口に角形、丸型と言ってもその大きさは商品ごとに違います。
特にグリルパンを魚焼きグリルで使いたい場合は要注意。お使いの魚焼きグリルに収まるかどうかを確認しておきましょう。ちなみに、グリルパンをキャンプなどのアウトドアシーンで使いたい場合は、比較的小さなサイズが向いています。1〜2日分の料理を作るのにぴったりで、一人暮らしの人にもおすすめできます。
そして、グリルパン選びにおいて忘れてはならないのが、深さをチェックすること。あまりに浅いと、食材がこぼれてしまうことがあるからです。グリルパンの深さも、大きさと同じく商品ごとに違うものの、深いほうが一度にたくさん作れる…と覚えておくとよいかもしれません。
素材にも注目
【鉄】
鉄は熱伝導率が良く、食材を素早く熱することができます。使用後は、油を薄く塗るなどのお手入れが必要ですが、手間をかけたぶん愛着がわくというもの。お気に入りの調理道具を大切に使い続けたい人におすすめです。最近では、岩手県の伝統工芸品「南部鉄器」製のグリルパンも登場しており、人気を集めています。
【鋳鉄（ちゅうてつ）】
炭素の含有量が多い鋳鉄は蓄熱性に優れ、食材にじっくりと熱を伝えることができます。例えば弱火または中火で煮込むことでおいしくでき上がる、キャンプ料理の定番アヒージョなどをつくりたい場合にイチオシ。鉄と同じくメンテナンスをする必要がありますが、そのぶん長く愛用できるのがポイントです。
【陶器】
デザインやカラーバリエーションが豊富な陶器は、食器としても使えます。食卓に華やかさをプラスしたいときに重宝するはず。保温性が良好なため、つくった料理が冷めにくい点もメリットです。ただ割れやすい素材ゆえ、扱いには注意が必要。ぶつけたり、落としたりしないように気をつけましょう。
【アルミニウム】
アルミニウムは非常に軽量で、扱いやすいのが魅力です。熱伝導性が高く、すぐに温まるのもよいところ。一方、陶器のような保温性はないため、料理は冷めてしまいがち。調理後はグリルパンから食器に移し替えたほうが、おいしく食べられるでしょう。
熱源はガスコンロかIHか
ほとんどのグリルパンはIHで使えますが、中には対応していないものもあります。特に自宅のキッチンコンロがIHの場合は、注意が必要です。説明書などをチェックし、IHに対応しているかどうかをチェックしておきましょう。
なお、自宅以外でも使うことを想定しているなら、ガス火を含むあらゆる熱源に対応しているグリルパンがおすすめです。キャンプはもちろんのこと、友人宅や引っ越し先などシーンを問わず使うことができるでしょう。
蓋（ふた）付きなら蒸し料理も作れる
蓋付きのグリルパンなら、グリル調理のほかにも煮る・蒸す・茹でるといった調理が可能となります。蓋をすることで食材から出る水分を閉じ込められるので、パサパサしがちなチキンステーキだって、ジューシーに仕上げられるとも。
ただし、蓋ごと加熱する場合は、蓋の素材や耐熱性に注意しなければなりません。取っ手が溶け、変形してしまう恐れもあります。不用意な事故を防ぐためにも、あらかじめ確認しておいてくださいね。
グリルパンのおすすめ10選
ガスコンロはもちろんのこと、IHにも対応しているグリルパンです。一番のポイントは、焦げつきにくく、耐久性もバッチリなゴールドマーブルコーティングが施されているところ。内側はふっ素樹脂塗膜加工済みなので、お手入れも楽ちんです。
また、底面に刻まれた溝に余分な油が落ちるため、パリッと焼き上がるのもメリットと言えるでしょう。グリルパンの中では安価で、手に取りやすいのもうれしいですね。お手頃価格で、長く愛用できるグリルパンをお求めの人は必見です。
- サイズ：幅42 × 奥行き33 × 高さ11cm
- 形：—
- 素材：アルミニウム合金
- IH対応：◯
- 蓋：あり
魚焼きグリルを有効に使える、高さ4.1cmの角型のグリルパン。ガスコンロやIHクッキングヒーターにも対応しています。耐熱温度の高い鉄製で焼物料理にうってつけ。また揚げ物などもベタベタせず、カリッと仕上げやすいグリルパンです。
- サイズ：幅26.5 × 奥行き20.2 × 高さ4.1cm
- 形：角型
- 素材：鉄
- IH対応：◯
- 蓋：あり
パーティーメニューをそのままサーブできるデザイン性の高さで人気を博している、ストウブのピュアグリルラウンド。熱伝導率に優れた鋳鉄を採用しており、素材のうまみを逃さずに焼き上げることが可能。野菜は甘く、お肉はパリッとジューシーに仕上がります。
- サイズ：幅34 × 奥行き27 × 高さ3.5cm
- 形：丸型
- 素材：鋳鉄
- IH対応：◯
- 蓋：なし
できあがったらそのまま食卓に出せるので、調理から盛りつけまでがこれ一つで完了します。蓋の裏の小さな突起が容器内の水分を循環させるため、肉や魚がふっくらジューシーに仕上がるのもポイント。本体は食洗機で洗えるため、使用後のお手入れもラクラクです。
- サイズ：幅26 × 奥行き16 × 高さ5.7cm
- 形：角型
- 素材：耐熱陶器
- IH対応：×
- 蓋：あり
400年の歴史がある伝統工芸品「南部鉄器」製の丸型グリルパン。職人の手で、1つ1つ丹念につくられた逸品です。焼き面の細かな凹凸が肉や魚の余分な脂を落とし、ヘルシーに仕上がります。IHに対応している点にも注目です。
- サイズ：幅32 × 奥行き25.5 × 高さ2.5cm
- 形：丸型
- 素材：南部鉄器
- IH対応：◯
- 蓋：なし
高品質な鋳鉄をトルコの伝統的な技術で加工し、有害物質を排除したホーロー加工で仕上げたLAVAのロータスグリル。耐久性と実用性を兼ね備えており、さまざまなジャンルの調理が可能。直火・IH・オーブンなどの熱源に対応している上、食洗機の使用もOKです。
- サイズ：幅33.6 × 奥行き26.7 × 高さ4cm
- 形：角型
- 素材：鋳鉄
- IH対応：◯
- 蓋：なし
独自のスキレットコーティングを採用しており、油が焼き面に均等になじみ、食材がくっつきにくいのが特徴です。ワイドサイズで大きなサンマも切らずに丸ごと調理可能。深さも十分にあるため、グラタンなどをつくりたい場合にもぴったりです。
サイズ：幅約37.2 × 奥行き22.3 × 高さ6cm
- 形：角型
- 素材：アルミニウム合金
- IH対応：◯
- 蓋：あり
遠赤外線のパワーで中までふっくら、ムラなく焼き上がると謳（うた）うグリルパン。ガスコンロやIH、魚焼きグリルに対応しています。耐久性の高いセラミック加工済みで、焦げつきにくく、お手入れの手間もあまりありません。
ハンドルは取り外し可能です。ハンドルを外せばコンパクトサイズに！ ほかのアイテムとスタッキングしやすく、スペースを取らずに持ち運べるでしょう。なるべく荷物を減らしたいソロキャンプにもおすすめです。
- サイズ：幅25 × 奥行き19.5 × 高さ4.5cm
- 形：角形
- 素材：—
- IH対応：◯
- 蓋：あり
約100年前にフランスで誕生したキッチンウェアブランド、ル・クルーゼ。職人の手によって、1つ1つ丁寧に作られる鋳物ホーロー鍋が有名です。こちらの「グリル・レクタンギュラー」も鋳物ホーロー製。食材に熱を均一に伝えて、旨味を最大限に引き出せると言います。
さらに、深い溝で食材に含まれる余分な油を落とせるとも。調理面が広いので、調理しやすいのも美点と言えるでしょう。立てかけて収納できるため、キッチンに十分なスペースがない…という場合にもおすすめできます。
- サイズ：縦32.5 × 横22cm
- 形：角形
- 素材：鋳物ホーロー
- IH対応：◯
- 蓋：—
谷口金属のフォールディンググリルパンは、ハンドルを折りたたみコンパクトに収納できます。軽量なアルミキャスト製で、持ち運びやすいのも魅力。まさしくキャンプやバーベキューに適しています。フッ素樹脂塗膜加工済みで、汚れが落としやすい点も見逃せません。
サイズ：幅40.8 × 奥行き21.8 × 高さ5cm
- 形：角型
- 素材：アルミキャスト
- IH対応：◯
- 蓋：なし
まとめ
家庭料理にはもちろん、アウトドアクッキングにも活用でき、1つあれば何かと便利なグリルパン。こんがりと焼き色がついた肉や魚、野菜は目にもおいしく、食欲をそそられることでしょう。この機会にグリルパンを取り入れてみてはいかがでしょうか。
