誕生日や記念日など特別な日は、いつもよりちょっと豪華なものを食べたり、ラグジュアリーな雰囲気で食事を楽しみたいですよね? ですが、コロナ禍で外食に出かけるのは不安だったり、特別な日こそ家で過ごしたいという方もいるはず。
そこでささやかながら、おうちでレストランの雰囲気をつくるためのヒントをまとめてご紹介します。これらのヒントを参考に、ぜひホームレストランを楽しんでみてください。
1.雰囲気をつくる
まず、照明を暗くします。 蛍光灯でしっかりと照らされた三ツ星レストランはありませんよね? 十分な明るさが必要なのは、キッチンだけです。
家の電気が調光できない場合は、ダイニングテーブルから遠い場所だけ明かりをつけて、テーブル周りはスタンドライトやキャンドルに火を灯すだけで、親密な雰囲気を演出することができます。
心地よい雰囲気の中で、ぴったりの音楽も外せません。セロニアス・モンク、キース・ジャレット、ジョン・ヒックス、グローヴァー・ワシントン・ジュニアなどの、ジャズミュージシャンたちがおすすめです。食事に合った音楽を決めるのも、また楽しいものです。
2.テーブルセッティングをする
「テーブルを美しくセットすること」こそ、最も重要なミッションです。
いつも使用している食器でも十分ですが、より本格的に仕上げたいのであれば、磁器の食器セットでそろえたほうが統一感が出ます。テーブルセッティングのコツは、1つのカラーパレットと1つのテーマで考えるといいでしょう。また、ランチョンマットも手軽に雰囲気をつくることができますが、テーブルクロスのほうが高級感は増します。そしてテーブルクロスやナフキンなど、テーブルリネンにはアイロンをかけるのをお忘れなく。記念日や誕生日など特別な日であれば、お花を飾るのも良いでしょう。
これらのInstagramで発見した、お洒落なテーブルセットをぜひ参考にしてみてください。
3.メニューカードを用意する
コース料理を食べに行くと、テーブルに出てくる品目が書かれたカードが置いてあります。これを再現するのです。なくても良いですが、ちょっとしたひと工夫があると、「ここまでしてくれたんだ」という喜びが倍増するはずです。絵を描くのが得意な方は、手書きで書くか印刷してください。
4. サーブする
キッチンで料理を準備し、プレートの上にきれいに並べてサーブします。このとき、コース料理を待っているときと同様にメニューカードがあるだけで、次に来る料理を期待しながら待つことができます。もしウエイターに徹するなら、上の動画のベン・ムーアさんのようにスーツを着こなしてみてはいかがでしょう。あなた自身も役に入り込めて、さらに楽しめるかもしれません。
5. 地元の飲食店をサポートする
あなたが優良なシェフではない場合は、テイクアウトやスーパーのお総菜を頼りにしてみるのもいいでしょう。ですが、テーブルにサーブするときは、プラスチック容器から出してサーブするようにすべきです。せっかくの時間が、そのミスだけで崩れる落ちることになる可能性は大ですので。
番外編:食事に合ったお酒を繕う
ゲストがカクテル好きであれば、自家製マルガリータやモヒートなどのレシピを「エスクァイア日本版」ではご紹介していますので、ぜひご確認ください。お酒が苦手な方やお子さまがいる場合は、モクテルのレシピを参照するといいでしょう。
また、「エスクァイア日本版」のYouTubeでは、季節や気分にあったワインとペアリングを提案する動画シリーズを連載中です。ぜひ、参考にしてみてください。
Source / ESQUIRE NL