2018年12月14日、カリフォルニア大学バークレー校のキャンパスで、KiwiBotと呼ばれるデリバリーロボットが自然発火を起こしました。『デイリーカリフォルニア』によると、野次馬に囲まれながら燃えていったようですが、しばらくして消化されたようです。
UCバークレーにあるスタートアップアクセラレーター「スカイデッキ」によって発明・開発・製造されたこのKiwiBotは、4輪走行の食品配達サービスを行うデリバリーロボットでした。
このロボットは過去1年の間に、1万回以上の食事を提供してきました。しかし、この日約200mほどの距離の場所にデリバリーに出かけたところ…自然発火が起きてしまったのです。
『デイリーカリフォルニア』によると、出火の原因は明らかになっておらず、大学警察がこれからKiwiBotを調査し火災が起こった原因を明らかにしていくとのことです。
しかし、具体的な原因は不明ですが、おおよその理由はわかっているようです。
このロボットは、いわば大型バッテリを搭載した小型電気自動車のようなもの。些細なきっかけでも、当たり所が悪ければ爆発の可能性もある巨大な火災爆弾とも言えるのです。
幸いにも、火災が起こった際の周囲には危険物や人がいなかったため、大事には至っていませんでした。しかし不幸にも、このデリバリーを注文した人にとっては無視できない事件だったかもしれません。なんせ、食事には至っていません…のようなので。
from Popular Mechanics
Translation / Mirei Uchihori
※この翻訳は抄訳です。