沖縄本島と橋でつながった
小さな島のリゾートホテル
沖縄本島屈指のリゾートである恩納村(おんなそん)、そこに広がる美しい海に囲まれた瀬良垣島。本島からかかる一本の橋でつながったその小さな島にあるのが、ハイアットリージェンシー瀬良垣(せらかき)アイランド沖縄です。
ぐるりと海に囲まれたホテルは、ユニークなロケーションを特徴とし、どの部屋からも見渡せるオーシャンビューはもちろん、海でのアクティビティやマリンスポーツも思い立ったらすぐに楽しむことができます。
驚くほど透明度の高いエメラルドグリーンの海、360度海に囲まれた立地、ホテルの目の前がプライベートビーチさながらに使用できるため、ダイビング好きのリピーターも多数。万座毛(まんざもう)の方向には実は、洞窟が点在しており海の隠れ人気スポットとなっているのだそう。本格ダイバーでなくてもシュノーケリングするだけで、さまざまな魚たちや長老亀にも出合えるかも?という情報もあるので、一度はチャレンジしてみてください!
壁には琉球石灰岩。
雄大な自然と
時の流れを表現したロビー
那覇空港から60分、最後に橋を渡ってホテルに到着しエントランスを抜けると、出迎えてくれるのが、抜けた天高に折り重なる木製の格子状フレームが印象的なロビー空間。インテリアデザイナー、橋本夕紀夫氏が手掛けたこの空間は、モダンながら温もりあふれる雰囲気。訪れる季節や時間によって、その表情が刻々とうつろいます。
沖縄で屈指の広さを誇る
瀬良垣アイランドスイート
4方向の海を堪能できる「瀬良垣アイランドスイート」(1室30万円~税・サ別) は、約181平方メートルの広さ。リビング・ダイニングエリアとベッドルーム・バスルームエリアがそれぞれ廊下を挟んでつながっていながらも、独立したレイアウトに。また、部屋の外には約157平方メートルもの広大なバルコニーが用意されており、オーシャンビューと共に朝食やヨガ、読書などがゆったりと楽しめます。
実力派総料理長のもと、
さらに食がパワーパップ
2023年4月に総料理長に古村和也氏が就任し、沖縄でつくられた新鮮な食材を使い、よりサステナブルかつおいしく、ホテル中のレストラン、バーから宴会場、ウエディングに至るまで「瀬良垣の食」を統括し、バージョンアップがなされました。
1階にはオールデイダイニングとイタリアン、2階には炉端、寿司、鉄板焼き、日本料理、バーが楽しめるスペシャリティレストランがあるため、長期滞在でも飽きません。朝食でステーキが振舞われるのもなんとも沖縄らしく、美味しいフレンチトーストも必食の一品です。
自然を楽しみながら
エコツーリズム体験が
このホテルの入口付近には、科学の新たなフロンティアを開拓するため分野の垣根を越えた研究を行う沖縄科学技術大学院大学(OIST)の分校があります。ノーベル賞を輩出しているこの世界最高水準の国際大学では、個体数が減少しているといわれているクマノミを研究している研究所があります。
2023年12月からホテルでは、OISTの海洋気候変動ユニットの監修のもと、瀬良垣島周辺でのカクレクマノミの育成と海洋での保全・復元を目的とした「瀬良垣島・クマノミ育成プロジェクト」をスタートしています。
世界最高水準の教育研究を行う大学がどんなことをやっているのでしょう? ホテルでは育成区域周辺のシュノーケリング・ダイビング体験とSDGsの目標のひとつである「海の豊かさを守ろう」を学ぶレクチャーを組み合わせた「クマノミと瀬良垣島の海を学ぼう!」というプログラムがあります。
宿泊者は子どもから大人までクマノミの生態から環境問題まで、実際にシュノーケリングまたは体験ダイビング探検をしながら楽しく学ぶことができるのです。その他にもサンゴの苗床をつくるアクティビティもあり、いずれも気軽にバケーション中ホテルに滞在しながら、海を守るプロジェクトに参加ができます。
次の休みは、ぜひそんなエコツーリズムを体験しに沖縄ステイを楽しんでみませんか?
ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄
住所/沖縄県国頭郡恩納村瀬良垣1108番地
電話/ 098-966-2589(予約)
スタンタードタイプ(38平方メートル)1室2万7000円~(税サ別)
※那覇空港から車で約60分
公式サイト