ロシニ島内でのラグジュアリーレストランは、ホテル内に限られてはしまいます。ですが、その種類は豊富なため、メニューに飽きると言う心配はなさそうです。
ブティックホテル・アルハンブラには、蟹のラビオリやイストリアン・ボスカリン・ビーフ(イストリア産の珍しい品種の牛肉)など、ヨーロッパの現代料理に地元素材を生かしたメニュー(写真)が自慢のレストラン「Alfred Keller」があります。
そして話題のひとつである、クロアチアオレンジワインを試してみるのもお忘れなく。白ブドウを原料に赤ワインの製法でつくられ、セラーの中でも400本に1本しかない、貴重なワインです。アルハンブラの中には最近、古代バルカン民族イリュリア伝統の料理や、この島のオリーブ栽培文化を紹介するグルメフードコーナーができました。
ホテル・ベルビュー内にあるレストラン「Matsunoki」では、鶏のから揚げやカツオのたたき、抹茶アイスなど、クロアチアのシーフードを取り入れた日本食が楽しめます。
よりカジュアルなレストランなら「Lanterna Grill」もおすすめです。チカット湾沿いにあり、夕日を眺めながら、イストリアンワインのグラスを傾け、グリル料理やサラダを味わってみてはいかがでしょうか。