ランドローバーにおけるラグジュアリーなブランドがレンジローバー。中でも最もコンパクトで、かつデザインコンシャスなのが「イヴォーク」です。
 
 そして、おしゃれな小型SUVのオープンモデルという”新発明”が、この「イヴォーク・コンバーチブル」になります。四輪駆動車を専門とするランドローバー伝統のタフネスと、最新のモードが奇跡の融合をはたしました。
 
 都市部でも映えますし、屋根を開けてキャリアに板を積んでスキーに行ったら、ヒーロー間違いなし!?

冬に街中でオープンしても、成り金オヤジにならない一台

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RANGE ROVER
ソフトトップの防音対策は万全で、閉じれば実に静か。幌は約18秒で格納でき、48km/hまでなら走行中でも操作可能です。


松任谷(以下松):遅えなあ。どうしたんだよ。

編集Y(以下編):すみません。街でスナップ撮ってたもんで。

松:ふうん、あれってさ、どうやって撮るわけ?「すみません、撮らせてください」って言うわけ?

編:ま、基本的にはそうですね。

松:考えてみたら対象が男だから、ナンパには思われないのか…。

編:でも、おしゃれな人って遠くからみてもわかるんですよ。それに、やっぱり意識が高いから、

松:そんなもんかねえ。

編:そんなもんです。で、これですか?このクルマが発売されたのだいぶ前ですよね?

松:そうだな。

編:松任谷さん、他詩でマエノリさんとこのクルマの前で写ってましたよね?

松:よく覚えてるなあ。あれは何年前だっけかなあ…。

編:かなり前ですよ。なんだかなあ。使い古しはうれしくないなあ。

松:そう言うけどさ、「イヴォーグ」は見るようになっても、コンバーチブルは見ないと思わない?

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RANGE ROVER
レンジローバーお得意のラグジュアリーなレザー使いとモダンな意匠を見事に融合。

編:まあそうですね。一度くらいは見たかなあ…。

松:そんなもんだろ?要するにオープンのSUVの使い道がイメージできないんだよ。みんな。

編:そうですね。そういう松任谷さんだって屋根のあるイヴォーグじゃないですか。

松:あれはほら、イヴォーグがデビューしたばかりでまだコンバーチブルなんてなかったんだよ。

編:あったら買いましたか?

松:うーん…。

編:ほら、ダメじゃないですか。

松:俺は貧乏性だからさ、それに現実的だし、なんというか夢がないというか…。

編:夢をつくる仕事なのに?

松:だから提案だけは、夢をもってさあ。

編:ま、わかったことにしましょう。確かにこれで街中を走っていたらかっこいいですよ。

松:ね、わかるだろ?

編:イヴォーグはいくらランドローバー製のSUVといったって、オンロード寄りですからね。ジープのようなオープンとは意味が違う。

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RANGE ROVER
後席には大人が余裕をもって座れます。日本仕様は乗車定員4名。

松:わかったようなこと言うねえ。でもこれで真冬に街中でオープン…。いいよなあ。

編:というか、とびっきり目立ちますよね。

松:とはいえ、成金のオヤジみたいにはならないと思わない?

編:オープンにして乗るのは相当ハードルが高いです。

松:若いやつははず無理だな。

編:あっ、そういうこと?

松:派手なクルマは基本的に若いやつはダメだよ。いやらしいだけだろ?

編:そうですよねえ。特にこのクルマだと高いところに乗っているわけだから、余計に目立っちゃう。

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Kenichiro Higa
ラグジュアリーなものより、こんな民族柄が似合う!冬のオープンエアドライブの後部座席に置きたいものとして、まず松任谷さんが選んだのがペンドルトンのブランケット。こちらは通常のものに比べて112×112㎝とコンパクトなので、使い勝手の幅を広げてくれます。各1万7000円(ペンドルトン)●お問い合わせ先/双日ジーエムシー TEL 03-6894-5760

松:おしゃれじゃないとね

編:おしゃれオヤジですか。

松:あら?そういう特集じゃないの?

編:そうでした。じゃあ、乗りますから運転よろしくお願いします。

松:遅れてきたくせに。まあいいや、じゃあ走るよ。


視点が高いSUVゆえの開放感が味わえる

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ⓒJuniors Bildarchiv/Aflo
こんな大型犬を乗せて、優雅に走りたい! 特に、このニューファンドランドは、犬好きで知られる写真家のブルース・ウェーバーが、犬とともに生きることをテーマにした写真『GENTLE GIANTS』の被写体として選んだことでも有名。こんな愛犬を乗せて走れば、豊かな生活を送る大人に見られるはず!?

編:うわっ、風が…。と思ったけどそうでもないか。

松:想像よりはいいよね。それより僕の屋根付きとそう変わらないと思わない? ちょっとだけ硬いけど。

編:サイドミラーも大きくて、案外運転しやすそうですね。

松:サイズ的には抜群だよ。パワーもちょうどいいし、こんな使いやすいSUVはないよ。

編:イヴォーグって外から見ると閉塞感がありそうだけど、中からは開放感があるんですよね。

松:そこがマジックなのさ。ま、それがコンバーチブルになるんだから開放感なんてもんじゃないよ。

編:信号で止まると、なんだか見られているような気がします。

松:大丈夫だよ。何を赤くなっているの?

編:あの…その…カップルに見られるんじゃないか、と…。

松:あ! 写真撮ってるやつがいる! なんだ、あれ、その手の雑誌のやつじゃないよな!

編:俺、とっ捕まえてきます。

松:よし、行ってこい!