ハーレー,ハーレーダビッドソン,cvo,ロードクライド,ストリートグライド,ceo,ヨッヘン・ツァイツ,
Toshiki Kobayashi
最新作の「CVOロードグライド」(右)と「CVOストリートグライド」(左)。

創業120周年にふさわしい
最高級プレミアムモデル

CVO(Custom Vehicle Operation)モデルは、ハーレーダビッドソンが誇るスタイルとデザインの頂点を極めたもので、クラフトマンシップやブランドのレガシーを惜しみなく投入したハイエンドモデル。生産台数が限定されることもあり、発表と同時に人気が殺到することで有名です。さらに2023年は創業120周年を迎えるアニバーサリーイヤーだけに、CVOロードグライド/ストリートグライドの2台は新たなハーレーダビッドソンの伝説を創造するにふさわしい出来栄え。それはツァイツCEOによる、以下の熱いコメントからもわかります。

ハーレー,ハーレーダビッドソン,cvo,ロードクライド,ストリートグライド,ceo,ヨッヘン・ツァイツ,
Toshiki Kobayashi
創業120周年を迎えたハーレーダビッドソンのヨッヘン・ツァイツCEO自ら、新型CVOロードグライド/ストリートグライドのプレゼンテーションを行うとともに、日本市場にかける熱い思いも伝えてくれました。

「CVOの名にふさわしく、『ロードグライド』と『ストリートグライド』はこれまでのグランドツーリングモデルから大幅に進化した新デザインが特徴です。LEDを多用したフェアリングや新たなデザインのタンク、またボディシルエットと完璧な調和をなすサドルバッグなど、最高級プレミアムモデルらしく仕上がりました。

またエンジンも、過去最高の排気量1977ccとなる空冷Vツイン、ミルウォーキーエイトVVT 121を搭載し、ダイナミックで緻密なパワーデリバリーを実現しています。一部の水冷化や最新のマネジメントデバイスによるライディングは、これまで以上にパワフルで快適なものとなるでしょう。

ハーレー,ハーレーダビッドソン,cvo,ロードクライド,ストリートグライド,ceo,ヨッヘン・ツァイツ,
Toshiki Kobayashi
新型CVOの2台をアンベールするツァイツCEOと、ハーレーダビッドソン ジャパンの野田社長。
ハーレー,ハーレーダビッドソン,cvo,ロードクライド,ストリートグライド,ceo,ヨッヘン・ツァイツ,
Toshiki Kobayashi
この日は報道向けに新型CVOの発表会が行われたほか、国内のディーラーや顧客を招いたレセプションパーティーも開催。もちろん、ツァイツCEOや野田社長も出席し、パーティーを大いに盛り上げました。

さらに、プレミアムモデルに求められるインフォテイメントにも考えうるベストな装備をしています。12.3インチのタッチスクリーンを備え、モバイルデバイスとの連携はもちろん、Bluetoothによるワイヤレス通信も可能となっています。加えて、ツーリング中も音楽を楽しみたいオーナーのために、ロックフォード・フォスゲート製の500Wサウンドシステムを標準装備。いずれのモデルも120年におよぶハーレーダビッドソンの歴史を反映した、“最新にして最高のモデル”と確信しています」

今夏より全国のハーレーダビッドソン正規販売店からデリバリーが開始されるCVOロードグライドとストリートグライド。その美しくも迫力ある姿を、ぜひご自身の目でお確かめください。きっと、ハーレーダビッドソンだけが持つ世界観に胸打たれること請け合いです。

今回発表された
最新CVO2モデル

CVOロードグライド

ハーレー,ハーレーダビッドソン,cvo,ロードクライド,ストリートグライド,ceo,ヨッヘン・ツァイツ,
HARLEY-DAVIDSON


ハーレーダビッドソンの頂点にふさわしく、CVOロードグライドはデザイン、エンジン、シャシーすべてが史上最高傑作に生まれ変わりました。風洞実験を重ねた新たなウインドシールドはLEDを大胆にデザインし、快適性のレベルをさらに向上。過去最高の排気量1997ccのミルウォーキーエイトVVT121エンジンは、可変バルブ機構や一部水冷化などでよりパワフルでスムーズなパワーデリバリーを実現するなど、ワンランク上の動力性能を誇ります。また、さまざまなインフォテイメント機能がもたされた12.3インチTFTモニター、500Wという驚きのパワーで鳴らすロックフォードフォスゲートのオーディオシステムなど、プレミアムな装備が満載です。

エンジン・性能
 
・種類:Milwaukee-Eight™ VVT121 
 ・ボア×ストローク:103.5 × 117.5mm 
 ・総排気量:1977cc 
 ・最高出力:86kw(115HP)/5020rpm 
 ・最大トルク:183Nm/3500rpm 
 ・変速機:常時かみ合い式6段

寸法・重量
 ・全長:2410mm 
 ・ホイールベース:1625mm 
 ・シート高:715mm 
 ・車両重量:380kg 
 ・燃料タンク容量:22.7L

価格:549万7800円~ 公式サイト

CVOストリートグライド

ハーレー,ハーレーダビッドソン,cvo,ロードクライド,ストリートグライド,ceo,ヨッヘン・ツァイツ,
HARLEY-DAVIDSON

ストリートグライドのアイコンだったバットウイングフェアリングに大幅なデザイン変更を行い、フルLEDのライトパッケージやターンシグナルを結合するなど先進性とスタイルを両立。また、フロントフェンダーからサドルバッグまでシームレスに続くラインは、ハーレーダビッドソンの伝統を受け継ぐもの。ロードグライド同様にミルウォーキーエイトVVT121エンジンを搭載し、ライダーエイドプログラムも充実したことで、これまで以上にツーリングが楽しくなること間違いないでしょう。さらに先代モデルより14kgもの軽量化を実現し、強化されたブレーキやサスペンションとあいまって優れたダイナミックパフォーマンスを発揮してくれます。もちろん、新たに人間工学を駆使したプレミアムシートを装備したことで、ロングツーリングも快適で疲労を感じることも少なくなるでしょう。

エンジン・性能
 
・種類:Milwaukee-Eight VVT121 
 ・ボア×ストローク:103.5 × 117.5mm 
 ・総排気量:1977cc 
 ・最高出力:86kw(115HP)/5020rpm 
 ・最大トルク:183Nm/3500rpm 
 ・変速機:常時かみ合い式6段

寸法・重量
 ・全長:2410mm 
 ・ホイールベース:1625mm 
 ・シート高:715mm 
 ・車両重量:380kg 

価格:549万7800円~ 公式サイト


CEOへ独占インタビュー
日本市場の展開と将来の姿

さて、ここからはツァイツCEOへの独占インタビューの模様をお届け。CVOロードグライド/ストリートグライドへの思いに続き、日本市場の展望や、ご自身とバイクの関わりなど、話題はさまざまな方向へと広がりました。

ハーレー,ハーレーダビッドソン,cvo,ロードクライド,ストリートグライド,ceo,ヨッヘン・ツァイツ,
Toshiki Kobayashi
インタビュールームにはハーレーダビッドソンが本国で上場させたEVブランド「ライブワイヤー」のモデルがディスプレーされ、来たるべきEV時代についてのビジョンも語ってくれました。

メンズクラブ(以下MC):ハーレーダビッドソンにとって、日本は2022年に新車販売が1万台を超えるなど有望な市場かと思いますが、今後の展望はどのようにお考えですか?

ツァイツCEO:2022年はコロナ禍からの回復が目覚ましく、それは日本市場も同様でした。バイク本体の売り上げに加え、ハーレーダビッドソンのアパレル製品の売り上げも拡大し続けていますので、こうした基盤をさらに生かしていきます。具体的には、今回ご紹介したCVOや限定モデルのICONシリーズを積極的にリリースしていくほか、傘下にあるEVメーカー「ライブワイヤー」を日本へも導入し、よりハーレーダビッドソンの世界観を楽しんでいただけるよう計画しています。

MC:おっしゃる通り、新たなCVOシリーズだけでなく、ICONやエンスージアストモデルといった魅力的なモデルが相次いで発売されており、今後のリリースも実に楽しみです。

ツァイツCEO:私がCEOに就任した後に社内で5カ年計画「ハードワイヤー」を策定したのですが、CVOをはじめとした限定モデルやエンスージアストモデルの発売はその計画に即したものです。例えば、私は2020年にツーリングモデルを進化させたいと考え、創業120周年を祝うにふさわしいモデルを計画しました。それこそ今回ご紹介した「CVOロードグライド」と「CVOストリートグライド」であり、また今後リリースされる予定のICONシリーズやエンスージアストモデルも同様です。CVOは実質的には1年に1台、ICONも同じペースでリリースする予定です。

MC:ところで、近い将来ガソリンエンジンを使ったバイクは大きな変革を迎える時期が来そうです。そのとき、ハーレーダビッドソンはどんなブランドになっているでしょうか?

ツァイツCEO:社会の変革はわが社にとっても実に重要なステップだと考えており、そのためにもEVブランド「ライブワイヤー」の上場(米国)を進めました。EVの開発はガソリン車とは全く違いますし、また市場や顧客も違います。が、ライブワイヤーで技術やノウハウを蓄積し、それをハーレーダビッドソン本体へとフィードバックすることで、必ずや市場に受け入れていただけるブランドになると信じています。

ハーレー,ハーレーダビッドソン,cvo,ロードクライド,ストリートグライド,ceo,ヨッヘン・ツァイツ,
Toshiki Kobayashi
バイカーでもあるツァイツCEOは、ハーレーダビッドソンの現行モデルだけでなく、アンティークモデルも所有しているとのこと。個人的なバイクの話題になるとご覧の笑顔。

MC:では、ご自身とバイクの関わりについて教えてください。

ツァイツCEO:16歳でバイクに乗り始め、18歳のときには日本製バイクにも乗りました。その後、働き始めてお金がたまったときにハーレーダビッドソンを手に入れました。今はアンティークのハーレーダビッドソンや、リバイバルされたエレクトラグライド、チョッパー、あるいはアドベンチャーモデルのパンアメリカなどハーレーダビッドソンのラインナップすべてを持っています(笑)。

MC:ハーレーダビッドソンの魅力は、個人的にどのようなものだとお考えですか?

ツァイツCEO:全てのバイカーを受け入れる、懐の深いコミュニティーこそ大きな魅力だと感じています。どこの出身だとか、どんな仕事をしているとか、全く関係なく受け入れてくれるのがハーレー乗りであって、そこが個人的にも大好きなポイントです。また、豊かな冒険心を感じさせてくれるところも気に入っています。人生というアドベンチャーに、これほど適したバイクはありませんよ!

MC:最後に読者に向けて、ハーレーダビッドソンのアピールをお願いします。

ツァイツCEO:人生はアドベンチャーであるということを、ハーレーダビッドソンは想起させてくれるものです。言うなれば、ハーレーダビッドソンはライフスタイルそのものであり、バイクに乗っていようといまいと、さまざまな夢を見せてくれるのです。バイクと捉えるだけでなく、ハーレーダビッドソンをそんな存在と思って、ライフスタイルに取り込んでいただけたらうれしいです。 

ハーレー,ハーレーダビッドソン,cvo,ロードクライド,ストリートグライド,ceo,ヨッヘン・ツァイツ,
Toshiki Kobayashi
ハーレーダビッドソンのEV「ライブワイヤー」は、2024年に日本導入が予定されています。それにしてもツァイツCEOは、大型バイクがよく似合う偉丈夫ですね!

終始、笑顔をたたえ質問に答えてくださったツァイツCEO。わけても、「人生はアドベンチャーである」と話す際の瞳の輝きはとても印象的でした。また、ご覧のとおり自身がバイカーなので、ライブワイヤーにまたがったポーズもごく自然と決まっています。そんなツァイツCEOが率いるハーレーダビッドソンに、これからも大いに注目しましょう。

●問い合わせ先/
ハーレーダビッドソン ジャパン お客様窓口
TEL 0800-080-8080
公式サイト