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ヨコハマ ホットロッド・カスタムショー恒例のライドインショー。スタイルだけでなく、リアルなサウンドも楽しめる人気コンテンツです。

会場を埋めつくすカスタムフリークの熱気

アメリカンカスタムからスタートしたこのショーも、今ではクルマとバイクともに解釈の幅が広がり、「ワールドワイドなモーターカルチャーの祭典」になったと言っても過言ではないでしょう。出品数も過去最大級でカスタムカーが250台カスタムバイクはなんと600台と、日本のカスタム熱を大いに感じさせるものでした。

また2022年に続き、車両スポンサーとしてハーレーダビッドソン、インディアン・モーターサイクルズ、BMWモトラッド、そしてロイヤルエンフィールドが公式ブースを出展。とは言え、カタログモデルは1台もなく、メーカープロデュースのカスタムモデルがずらりと並んだ様は圧巻でした。

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Hiroshi Ishibashi
ロイヤルエンフィールドの「スーパーメテオ650」がベースとはにわかには信じがたい、AN-BU CUSTOM MOTORSのカフェレーサー。フルカウルやタンクなど全てがハンドメイドです。

例えばロイヤルエンフィールドの爽快なツアラー「スーパーメテオ650」は、4台ものカスタムモデルが登場し、うち2台は国内のカスタムビルダーによる作品。同車をレトロなサイドカーにカスタムしたチェリーズカンパニーや、AN-BU CUSTOM MOTORSによるカフェレーサーカスタムには来場者の熱い視線が注がれていました。

そして、アメリカンカスタムカルチャーのけん引者とも言えるインディアン・モーターサイクルズは、超ド級ストリートスポーツの「スポーツチーフ」をベースにしたカスタムプロジェクト「FORGED」シリーズを展示。なかでも、小松勇仁さんが率いるHUMONGOUSが仕上げた「FORGED TOKYO」は、全身をブラックで覆ったクールなマシン。まさに、東京の夜を疾走するにふさわしい雰囲気を漂わせていました。

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インディアン・モーターサイクルズは、クルーザー・チーフシリーズ「スポーツチーフ」のカスタムプロジェクトを一気に公開。総勢5台の存在感は周囲を圧倒!

新型モデルも徹底的にカスタム

ハーレーダビッドソンから新たにリリースされた「X™350」と「X™500」も、早速カスタムマシンが仕上がっていました。いずれも国内ビルダーによる作品で、「X™350」は日本のレジェンドビルダーとされる河北啓二さんのHOT DOG CUSTOM CYCLESが手がけ、「Notch X」と名づけられた「X™500」のカスタムマシンは二平隆司さんのWEDGE MOTORCYCLEの作品。フラットトラックレーサーやストリートファイターのエッセンスが加えられ、新たな世界観に人だかりが絶えませんでした。

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「Notch X」と名づけられた、ハーレーダビッドソン「X™500」ベースのカスタム。ストリートレーサー風のテイストは注目の的でした。

さらに、極上のクラシカルツアラーとして人気のBMW「R 18」をベースにしたカスタムバイクも注目の的。こちらも国内のトップビルダーCustom Works ZONに委ねられ、アルミパネルで覆われたボディはソルトレイクのハイスピードチャレンジャーを思わせる雰囲気。これなら、オリジナル原理主義者も独特の雰囲気に抗うことは難しいはず。

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Custom Works ZONによるカスタムで、新たな世界観を作り出したBMW「R 18」。いつまでも見続けたくなるような完成度の高さです。
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ピンナップガールコンテストをはじめ、長瀬智也さんのバンドも登場するなど、ステージ上のライブコンテンツも満載。

出展した全てのバイクブランドが、国内のカスタムビルダーを起用していることからもわかるように、日本のカスタムカルチャーは世界に通用するレベルに達しています。それどころか、このショーに訪れた外国人は口をそろえて日本人ビルダーを絶賛。これはバイクに限ったことではなく、クルマのカスタムもまた日本発のトレンドが席捲しており、このショーの出品車が外国人ユーザーのSNSでも人気を集めています。

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輸入車・国産車ともに出品され、アメリカンなテイストはもちろん、さまざまなモーターカルチャーが堪能できるイベントとなっていました。
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1960年代のメルセデスベンツも、ヨコハマ ホットロッド・カスタムショーでは大人気。
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国内ビルダーがつくったデ トマソ「パンテーラ」のデザートカスタム。迫力と完成度の高さでひときわ目立っていました。

今回のショーを見逃してしまった方は、ぜひ2024年のヨコハマ ホットロッド・カスタムショーを訪れてみてはいかがでしょう。日本発のモーターカルチャーはもちろん、さまざなカスタムの世界を味わえること間違いありません!

YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2023 公式サイト