息子のグオリャンさんは、落ち込んでいた父を元気づけたかったと言います。
中国人親子のディン・グオリャンさん(32)とディン・ヨウワンさん(53)は、6カ月強で驚くべき減量に成功しました。
ダイエットを最初に提案したのは、息子のグオリャンさんでした。彼は父に、「ビール腹を解消し、元気を取り戻してほしかった」と言います。そこでグオリャンさんは、父にジム通いをすすめ、自分も一緒に運動することを約束したのでした。
写真家である息子グオリャンさんも実は、いわゆる“ダッドボッド(DAD BOD=おじさん体型)”でした。そんな2人がシックスパックを手に入れることを願いながら、その驚くべき過程を記録に残しています。
「以前の父はシャイであまり話しませんでしたが、今ではよりハッピーでエネルギッシュになっています。年齢も以前と比べて10歳は若く見えますよ」と、息子のグオリャンさんは「デイリー・メイル」紙に語っています。 「父は当時、つらい時期をおくっていました。小さな竹工場を経営していましたが、事業は低迷し赤字を出していたんです」。
「父はとても控えめな性格で、問題を1人で抱え込むタイプでした。そのため、アルコールに頼り、飲んだくれていたんです」と、息子のグオリャンさんは当時を振り返ります。
「そして父は、何時間も延々と携帯電話を触り、家から一歩も出ようとしませんでした」。 思いやりのある息子は、なんと、あえて、まずは自分も10kgほど太ることを決意し、一緒に目標を立てて同じスタートラインに立つことを目指しました。それは、父を元気づけるためだったそうです。
そして中国南東部の福建省に住むこの親子は、その後、ジム通いを開始するわけです。こうして7カ月にわたって週5、ジムへ通ったそうです。
「昔の父には、常に大きい存在で…、強いイメージがありました。しかし、経営がうまくいかず落ち込んでいる父の姿をみたときはショックでした。なんとか昔の元気に父に戻ってほしいと思い、なんとかしなければと決意したんです」と、グオリャンさんは語っています。
当初170cmで83kgだった彼の父ヨウワンさんは、こうして20kgの体重を落とすことに成功しました。一方、(わざと増量し)71kgあったグオリャンさんの体重は、60kgにまで減量できたそうです。
自身も最近父親になったばかりのグオリャンさんですが、「僕は父と過ごす時間が恋しかったんです。今回のダイエットの過程において、お互いのことをよりよく知ることができました。父ともたくさん会話できましたし…」と語っています。
「10日ごとに、自分たちの変化を記録しました。ワークアウトを止めることは、決してありませんでしたよ」とグオリャンさん。
「ジムで運動することは自分への挑戦であると同時に、自分への修養でもありました。父のために始めたことですが、自分自身も心身ともに鍛えることができたのです。父と僕は互いに協力し合い、常に励まし合うことを通して、特別な絆も築けたのです」と。
「実は、僕の母もあまり健康ではありませんので、今後は父と一緒に軽いジョギングに行くと思いますよ(笑)。いまの父は兄弟であり、先生であり、友達のような存在です。これほど最高の父子関係はないと思います」と、笑顔で話すグオリャンさん。
グオリャンさんは、人生の見方を変えてくれた記憶に残るダイエットの過程について、映画『フォレストガンプ』の有名なセリフを借りて次のように締めくくってくれました。 「人生はチョコレートの箱のようなもの。 開けてみるまで、中身はわからないんです(Life is like a box of chocolates. You never know what you’re gonna get.)」。
Sorce: Daiky Mail Courtesy of @xyjesse
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