30日間「クランチ」300回チャレンジで腹筋を鍛え上げる
1カ月で合計9000回(1日300回 × 30日間)の「クランチ」を行った結果、見事なシックスパックが目で見て分かるように仕上がりました。
動画クリエイターのイヴァン・チョウさんは、自身のYoutubeチャンネルでフィットネスに関する30日間チャレンジを行いました。今回は徹底的に腹筋を鍛え上げるべく、「クランチ」300回の30日間チャレンジを実施。
本記事後半には、腹筋にフォーカスしたトレーニングメニューをお探しの人に向け、自宅でできる「器具なしの腹筋トレーニング7選」として効果的な筋トレ方法を動画にて解説します。
腹筋を鍛える「クランチ」とは? 正しいやり方
初心者でも取り入れやすいトレーニングで、主に腹直筋の上部を鍛える効果が期待できる「クランチ」。
《クランチの効果的なやり方》
- 仰向けになり、膝(ひざ)を曲げましょう。
- 手は頭の後ろや額に添えるイメージ、またはお腹の上に置きましょう。
- 息を吐きながら、おへそを見るように上体を起こす。このとき、腹筋の引き締めを意識することも大切です。
- 息を吸いながら、ゆっくり後ろへ倒していきましょう。このとき、肩甲骨が床につくかつかないところまでで止めます。
◇フィットネス系YouTuber、30日チャレンジ【クランチ編】
「クランチは可動域は小さく、極めて限定的な動きです。腰を床につけたまま、上体をできるだけ持ち上げるだけなのですから」と、チョウさんはそのシンプルさを解説しています。
「さて、いかなる結果が待ち受けているのでしょうか? 腹筋にどれだけの変化が生じるのか? 今からとても楽しみです」と、挑戦初日、うれしそうに話しています。
◇結果と効果:1日目と30日目を写真で比較「シックスパックがくっきり」
一度に300回のクランチを行うのは「負担が大き過ぎる」ということで、何度かのレップに分けて、1日を通じて合計300回を行うことにしたそうです。
■初日~7日目:クランチ30回×10レップで合計300回を目指す
チャレンジ初めのころは、慣れるまで30回 × 10レップとしていましたが、日を追うごとに持久力が高まり、やがて50回 × 6レップに。1回に連続で行うクランチのレップ数も徐々に上がっていきました。
■「継続的に可能で、挑戦しやすいからおすすめ」
「『簡単なチャレンジ』と言うつもりはありませんが、これまで行ってきた他の30日間チャレンジと比べれば、特に過酷とは言えませんね」とチョウさん。「大腿四頭筋や胸筋と比べて、腹筋は比較的小さな筋肉郡なので、毎日300回のクランチを行っても無理なく回復してくれますし」。
◇まとめ:ウエストが79cm → 78cmに引き締まる
30日間のチャレンジを終えたチョウさんのウエストは、79cmから78cmへと減り、体重は約1ポンド(0.5キロ)の減量となりました。
「数字だけ見ると、『大した変化がない』と思う人も少なくないでしょう。ですが、その中身クォリティが大切だと思っています」とチョウさん。
「なによりもうれしいのは、腹部に出現した目に見える変化です。チャレンジ前よりも立体的に、そして、はっきりと隆起が見えるようになりました。ハリもちょっと増した気がします。回数を重ねてもカロリー消費量はそこそこでしかありませんが、筋肉の耐久性が高まり、腹筋が際立ちますよ」と、達成後の変化に満足しています。
■自宅でできる、効果的に腹部を鍛える自重トレーニング7選
腹筋にフォーカスしたトレーニングメニューをお探しの人に向けて、最後に「メンズヘルス」日本版トレーナーでフィットネスモデルの望月あもんさんが監修する、自宅でできる腹筋トレーニングを紹介してもらいました。
「器具なしの腹筋トレーニング7選」として、効果的な筋トレ方法を動画にて解説します。
【1】ロールダウン | 器具なし効果的に腹筋を鍛える
■回数は?
…15回 × 3セット
■鍛え方
体育座りのセットポジションをつくります。足の角度は90度を意識しましょう。
背筋をしっかりと伸ばした状態をつくり、自分の「へそ」を見るように頭を下げて、身体をゆっくりと床へと倒していきます。
肩甲骨がつく前に、軽く停止します。腕の力を使ってもいいのでセットポジションまで戻り、この動作の繰り返してください。
■注意点・ポイント
腹筋に手を当てて身体を丸め、アゴを引き、おへそを見るように腹筋を意識しながらゆっくり倒れてください。
このとき、背中を少しずつ床につくようにしましょう。
【2】バタフライ̪シットアップ | 器具なし効果的に腹筋を鍛える
■回数は?
…15回 × 3セット
■鍛え方
仰向けになり、足の裏同士をくっつけ膝(ひざ)を開きます。両足でひし形をイメージして開いてください。
手を上にあげながら、反動を使わず起きましょう。そしてゆっくりと、最初のポジションへと戻ります。
■注意点・ポイント
両手は頭上に真っ直ぐ上げてください。身体を丸めながら持ち上げ、足に触ったら元のポジションへと戻ります。
もしも目標のレップ数内で限界を感じたなら、起き上がるときは反動を使ってもいいでしょう。ただし倒すときには、可能な限りゆっくり行ってください。
【3】レッグレイズ | 器具なし効果的に腹筋を鍛える
■回数は?
…15回 × 3セット
■鍛え方
仰向けに寝ます。両手は腹部に置いて身体を安定させます。
そして下半身を上へと、垂直になるまで上げます。両足のかかとはくっつけ、離さないように地面と太腿が90度になるイメージまで上げていきましょう。
上げきったら、地面ギリギリまで脚をゆっくりと下ろして止めます。この繰り返しです。
■注意点・ポイント
脚を上げるときには、息を吐きながら行ってください。このとき、アゴを引きく・脚をゆっくり下ろすを忘れずに。
そして、腰が反らないよう注意しながら、手で腹筋を確認しながら行うといいでしょう。
【4】ニートゥチェスト | 器具なし効果的に腹筋を鍛える
■回数は?
…15回 × 3セット
■鍛え方
膝(ひざ)をグッと胸に引きつけるように持っきます。そして、鼻にぶつかりそうなぐらいの位置に膝が来たら、脚を伸ばしてもとの位置に。
このとき、できるだけゆっくりと伸ばすようにすると、負荷が理想的に高まります。
■注意点・ポイント
床に手をつき、膝は胸にキュッと引きつけます。このときアゴを引き、上半身は丸めるように意識しましょう。
そして膝を伸ばしながら、できるだけゆっくり足を前へと動かしてください。そのとき足は、地面に着かないようにさらなる努力を。
【5】ジャックナイフ(V字腹筋) | 器具なし効果的に腹筋を鍛える
■回数は?
…15回 × 3セット
■鍛え方
仰向けになり、両腕を伸ばし、脚もまっすぐに伸ばします。腕と足を伸ばしたまま、身体を2つ折りするようにへその上あたりを目標に合わせてください。
■注意点・ポイント
上体と下半身を同時に持ち上げるようにしましょう。そして、肘(ひじ)と膝(ひざ)は曲げないように気をつけてください。
【6】腹筋トライセット | 器具なし効果的に腹筋を鍛える
■回数は?
…各10回づつで1セット × 3セット(飽きてしまったら順番を入れ替えてもOK)
■鍛え方
負荷が逃げないよう、椅子を活用することがおすすめです。
椅子に脚をのせて、まずノーマルの「クランチ」から「ツイストクランチ」へと連動させ、さらに3つ目に「トゥタッチ」へと3種目連続したトレーニング方法です。
■注意点・ポイント
強く息を吐きながら上体を上げるてください。このときの体勢はアゴを引き、身体を丸め、上半身を持ち上げ過ぎないようにしましょう。
【7】パイクプランク | 器具なし効果的に腹筋を鍛える
■回数は?
…15~20回 × 3セット
■鍛え方
うつ伏せ状態になり、ほふく前進のように肘を90度に曲げます。
前腕とつま先以外は、地面から離します。 股関節から身体を曲げながらお尻を高く上げて、身体全体で「く」の字をイメージにつくります。
お腹をゆっくり下ろし、地面すれすれまでお腹を落としたら、またお尻を持ち上げます。その繰り返しです。
■注意点・ポイント
スタート時、身体は一直線にしましょう。アゴを引きお尻を高く上げます。トップで息を吐き、腹筋の収縮を意識してください。
お尻を上げ切ったときには、少しの時間静止するようにしてください。
Source / Men’s Health US
Translation / Kazuki Kimura
※この翻訳は抄訳です。
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