10月1日は日本でも世界でもコーヒーの日。コーヒーの新年度がスタートする日であり、世界のコーヒー愛飲家が祝う日でもあります。
そんな日を機に、今月はいつもとは違うコーヒー店で新たな発見をしてみてはいかがですか!?
…ということで、青山・表参道エリアで素敵なハンサムバリスタが淹れてくれる旨いコーヒーが堪能できる、とっておきのショップ5店をナビゲートしましょう。
【カフェ キツネ】岡野さんがおすすめする1杯: カプチーノ
上の写真「カプチーノ」540円(税込)、「キツネサブレ」280円(税込)
岡野さんイチオシの1杯が「カプチーノ」。苦味とカラメルの甘さ、そして柑橘のフレーバーが特徴的なオリジナルブレンドのコーヒー豆を使ったエスプレッソと、フォームミルクの一体感が楽しめるオールドスクールな味わい。キツネを模った、食べるのがおしいほどキュートな「キツネ サブレ」とともにいただくのがおすすめです。
カフェ キツネ
住所/東京都港区南青山3-17-1
営業時間/9:00~19:00
TEL 0120・667・588
www.maisonkitsune.fr
【エイト コーヒー】身長180cm超えのバリスタ兄弟 大場 千里(おおば ちさと)さん(28歳)&大場 信吾(おおば しんご)さん(36歳)
出店のきっかけは?
信吾さん(写真右)「高校卒業後、ラーメン屋で10年ほど働いていたのですが、自分の店を出したいと考え、昔から好きなコーヒーの店にしようと思い立ちました。そこで、大学卒業後、セレクトショップのスタッフをしていた弟を誘って2014年にオープンしました」
趣味は?
千里さん(写真左)「体を動かすのが好きでジムに通うのが日課です。映画鑑賞もします。ミュージカル系が特に好きで、最近だと『グレーテスト・ショーマン』にハマりました」
将来の夢は?
信吾さん「関わる人(まずは1000人!)をちょっと幸せにすること。11月には新宿御苑前に2店舗目をオープンするので、そちらにもぜひ遊びに来てください」
千里さん「店舗を拡大し、より多くの方にうちのコーヒーを楽しんでもらいたいです」
【ブルーボトルコーヒー】元サッカー日本代表! クールイケメン佐藤 大輔(さとう だいすけ)さん(30歳)
バリスタになったきっかけは?
「中学・高校時代はサッカーの日本代表で、Jリーガーを目指していましたが、ケガをしてしまい14年間続けたサッカー人生に終止符を打ちました。その後、人見知りを克服したいと考えてアパレルの世界に。同時期に代官山の小さなエスプレッソバーを営むメンターに出会ったんです。それがきっかけで休みの日は彼のもとで人見知り克服とコーヒーの修行という生活になり、気がついたときにはコーヒーの世界に。ブルーボトルコーヒーの国内1号店、清澄白河 ロースタリー&カフェのオープニングスタッフとしてバリスタになりました」
この仕事をしていて幸せを感じるときは?
「はじめて店に足を運んでくれた方に、店の魅力を伝えられたときですね。いまはバリスタとして店頭に立ちながら、スタッフ育成のためのトレーニングを計画、コーディネートしたり、店舗をより良くするためにサポートするトレーナーを務めています。ゲストが喜ぶ空間を作り上げていくのが楽しいですね」
週末の過ごし方は?
「最近はブラジリアン柔術という格闘技に熱中していて、週2回通っています。あとは2人の子どもを連れてキャンプに行くなど、家族で出かけることも多いです」
【ブルーボトルコーヒー】佐藤さんがおすすめする1杯: ジブラルタル
上の写真、「ジブラルタル」480円
佐藤さんのイチ押しは、ブルーボトルコーヒーを代表するオリジナルメニュー「ジブラルタル」。ブルーボトルコーヒー1号店としてオープンしたリンデンストリートにあるキオスクの開店準備をしているときに、カッピングように買ってきたグラスにドリンクを注いで配ったことから、グラスのメーカー名がそのままメニューに。佐藤さんは、そんなストーリー性にも愛着を感じているそう。エスプレッソとミルクの味わいが絶妙な、1:1のシンプルなバランスは、1分でグイッと飲みきれるサイズ感。秋が深まるこれからの季節、大人好みの一杯です。
ブルーボトルコーヒー 青山カフェ
住所/東京都港区南青山 3-13-14
営業時間/8:00~19:00
https://bluebottlecoffee.jp/
【丸山珈琲】チャーミングな敏腕! ギャップ萌えの山岡 亮太郎(やまおか りょうたろう)さん(23歳)
バリスタになったきっかけは?
「地元京都の高校在学中に、カフェで働き始めたのがコーヒーとの出合い。そこで働くうちに、はじめは苦いと感じていたコーヒーが徐々においしくなってきました。卒業後は大阪のコーヒーショップで2年間修業を積み、世界チャンピオンを輩出している、トップバリスタが集まる丸山珈琲に入るために上京。昨年のジャパン バリスタ チャンピオンシップではセミファイナルまで進みました」
この仕事をしていて幸せを感じるときは?
「はじめて足を運んでくれた方がコーヒー豆を買ってくれて、さらにリピーターになってくれたときなど、僕の密な接客が功を奏したと感じるときはとても嬉しいですね。あとは、同世代の若い人たちにコーヒーを身近に感じてもらえるきっかけ作りができたら嬉しいなと思います。敷居が高いと思われがちですが、ただおしゃべりしにくる方もいるんですよ!」
将来の夢は?
「まだまだ明確ではないですが、バリスタは続けていきたいです。いつかコーヒー豆にこだわった店を出せたらいいですね」
【丸山珈琲】山岡さんがおすすめする1杯: カルロス・イトゥラルデ ゲイシャ
上の写真、「カルロス・イトゥラルデ ゲイシャ」フレンチプレス900円(税込)
山岡さんがおすすめする1杯は、フレンチプレスコーヒーの「カルロス・イトゥラルデ ゲイシャ」。入社から3年半経った今でも1番のお気に入りだという。ローズやジャスミンなどの華やかなフレーバーをベースに、マスカットやピーチなどジューシーでみずみずしい味わいが広がる他にはないフレーバー。温度によってさまざまな顔を覗かせてくれるので、時間をかけてゆっくり飲むのがおすすめです。
丸山珈琲 表参道 シングル オリジン ストア
住所/東京都港区南青山3-14−28
営業時間/10:00~21:00
TEL 03・6447・5238
http://www.discover-maruyamacoffee.com/
【ディーン&デルーカ カフェ】 フレッシュな魅力! さわやかルーキー、大窟 滉介(おおくつ こうすけ)さ...
バリスタになったきっかけは?
「大学在学中にカフェでアルバイトをしたのを機にコーヒーカルチャーの虜に。コーヒーに携わる仕事がいいなと考え、今年4月から働き始めました。学生の頃から数えるとバリスタ歴は4年ほどになりますが、まだまだ学ぶことがたくさん。毎日“コーヒー日誌”をつけて、その日の反省を記しています」
休日の過ごし方・趣味は?
「映画が好きで、特にゴダール監督の作品をよく観ます。他に最近観た中では、ウェス・アンダーソン監督の『犬ヶ島』がおもしろかったです。あとは焙煎にハマりはじめ、家で豆を煎ってその豆でコーヒーを飲んだり日々勉強しています」
将来の夢は?
「高校生くらいのときから漠然と独立願望はありました。インテリアやアートも好きなのでそれらを取り扱ったり、アートギャラリー併設のカフェができたらと考えています」
【ディーン&デルーカ カフェ】 大窟さんがおすすめする1杯: カフェラテ
上の写真、「ブラックアウト パウンドケーキ」350円、「カフェラテ」ミディアム400円
カメラを向けられるのが苦手と、シャイな笑顔を見せえくれた大窟さんがおすすめしてくれたドリンクは「カフェラテ」。マニュアルで豆を挽くところから一つ一つ作るので、実は難易度が高い1杯。どんなフードとも合うところも好きな理由。最近はカフェラテとブラックアウト パウンドケーキの組み合わせがお気に入りだそうです。
ディーン&デルーカ カフェ青山
住所/東京都港区北青山3-2-2
営業時間/月~金 8:00~23:00、
土日祝8:00~22:00
TEL 03・5413・8748
http://www.deandeluca.co.jp/