アメリカ国立衛生研究所(NIH)によると、睡眠の質は健康的なライフスタイルにつながる重要な要素となっている一方、睡眠不足は心疾患、腎疾患、高血圧や糖尿病などのリスクを高める要素とされています。
この問題を解決する方向にするために、いいツールがありました。
Nokia
写真:1978年に公開されたマイケル・クライトン監督による映画『コーマ』より
Nokiaは、シームレスでカスタムな睡眠分析及びIFTTT によるスマートホーム管理機能を搭載した高度なセンサーの「Nokia Sleep」を発表しました。自社のHealth Mate アプリとAmazon のクラウド型音声サービス「Alexa」 との連携機能を発表し、ユーザーがより気軽に自身のアクティビティ、体重または睡眠に関するデータやインサイトへアクセスできるようなサービスを開始。
この「Nokia Sleep」 は、Wi-Fi で接続されたマットレスの下に敷くパッドとなっており、睡眠の質に関するインサイト及びIFTTT プラットフォームによる環境管理機能を搭載しています。
スリープセンサーの機能は以下の通り:
【1】睡眠サイクル分析: 睡眠時間や中断回数、浅い・深いサイクル、REM 及びいびき検出
【2】カスタムな「Sleep Score」で睡眠による回復及び睡眠を改善するためのアドバイスを提供
【3】IFTTT ホームオートメーションプラットフォームによるスマートホーム管理機能(「Nokia Sleep」 はスイッチとして機能し、光、音楽やサーモスタットなどを制御することで睡眠環境を最適化することができます。例を挙げると、ユーザーが入眠すると自動的に室温を下げることが可能となります)
【4】「Nokia Sleep」は、Nokia Health Mate アプリと自動的に同期し、ユーザーは自身のデータを一目で見ることが可能(アプリ上では、睡眠データの履歴、カスタムなアドバイスや睡眠に特化しコーチングプログラムなどを見ることができます)
睡眠の専門家の協力のもと、Nokia は「スリープマスター」というプログラムを開発し、8週間に渡ってユーザーの睡眠サイクルを分析しました。平日と週末の差を縮めることなどより安定した睡眠の取り方を教えるプログラムです。
またHealth Mate アプリ上で提供しているスリープマスターは、米国の「神経学及び、睡眠医学クリニック」所属の睡眠専門家、クリストファー・ウィンター博士が、「このプログラムで生活習慣を少し変更するだけで睡眠時間を12 分延ばせることが出来る」と研究結果を出しています。
最新テクノロジーを日常生活に取り入れて、睡眠改善を試みてみましょう!睡眠を改善することにより、ビジネスも、プライベートも、パフォーマンス向上へ繋がることでしょう。
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Photograpy / Archive Photos/Getty Images
Edit / Hikaru SATO, Kaz OGAWA