2018.07.02

やはりメッシは、このアルゼンチンの英雄を超えらることはできなかった…

「神の子」D.マラドーナの雄叫びは、1日£10.000(約146万円)の価値がある

そして彼はそれを最大限に活用しながら、らしさ爆発…奔放(人によっては、「自分勝手」)に観戦を楽しんでいたのでした。

 彼はスタジアムに入ると、未だに自らがピッチ上で戦っているかのような錯覚の陥るようです(いまにもピッチへ飛び込もうとしているようにも見えたので…)。W杯ロシア大会へFIFAのアンバサダーとして招待された往年のスーパースター、ディエゴ・マラドーナ氏は、それはもう嵐のような時間を過ごしたのでした。
 
 1986年のW杯メキシコ大会優勝の立役者は2018年6月26日、サッカーW杯ロシア大会グループDの最終戦第3節となるナイジェリア対アルゼンチンを観戦するためVIPルームに姿を見せました。この日アルゼンチン代表は、試合終了間際の86分にロホ選手のゴールによって劇的な勝利。そして決勝トーナメントへの切符を手にするわけですが、VIPルームではその試合の詳細を気にしているのかいないのか…白ワインを浴びるように飲みながら、大盛り上がりをみせていたのでした。とはいえ、勝利の気配を肴にはしていたことは確かでしょう。
 
 そして、そんなどんちゃん騒ぎの中心にいたのが、そう、アルゼンチンを代表する英雄、57歳となったディエゴ・マラドーナ氏。彼の招聘によって「さまざまな論争と悲劇がロシアにもたらすことだろう」と、すでにマスコミは予想されていたのですが…FIFAは彼の招聘に対し1万ポンドを支払うことを止めなかったのです。そして予想に反することなく、このような事態となったわけです。
       

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Photograph / Getty Images
 
 
 渡航費・宿泊費・その他の経費に対しては目をつぶったとしても、彼の招待には1日1万ポンド(およそ140万円)もの費用がかかっています。しかしながらこれは、FIFA現会長のジャンニ・インファンティーノ氏の方針によるもの。サッカー界のレジェンドを有効に使っていくことで、さらなるプロモーションを行っていくことがFIFAの方針だということなのです。

 
 彼の存在によって、W杯がもつ歴史の重みをその歴史を知らない若者たちに再確認させることを狙ったのでしょう。また、現在はロシアの隣国であるベラルーシのサッカークラブ「FCディナモ・ブレスト」の会長も務めているということもあって、その効果を期待したのでしょう。そして結果はこうような状態となったにせよ、ロシアのスタジアムへ、かつてのレジェンドが降臨してきたことは実に効果的だったのではないでしょうか。こうして世界はさらに注目したわけですし…。
 
 こうした観点からも今回のマラドーナ氏のギャランティが、ブラジル元代表のロナウド氏やスぺイン元代表のカルレス・プジョル氏とシャビ氏、さらにサミュエル・エトオ氏を含むその他のレジェントプレーヤーたちより高額であるということに関しては許容範囲となるでしょう…。とある日のピッチ上で展開するプレー以上に、エキサイティングな瞬間を世界中に示してくれたのですから…。
 
 公平かつ冷静な判断で言わせていただけば、このSNS時代にはとても効果的な存在であったことは確かで、その額は正当だとも言えるのです。
 

 
 そしてマラドーナ氏が、このような悪行を見せながらも、いまだに愛するファンが多数存在するのです。なぜなら…その理由の1つを今回も見せてくれました。健康危機に陥ったにもかからわず、すぐに回復。しかも、このような元気な姿を見せてくれるのですから、堪りません。
 

  
 
【この滞在で行ったマラドーナ氏のプロモーション活動とともに、マラドーナ伝説を写真で振り返ってみましょう!】

BY NICK POPE on June 28, 2018
Photos by Getty Images,
ESQUIRE UK 原文(English)   
 
TRANSLATION BY Kaz Ogawa 
編集者:小川和繁

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