これまで公開された『007』シリーズ全24作品には、潜水可能なロータス「エスプリ」や遠隔操作が可能なBMW「750IL」、『007/ドクター・ノオ』の「サンビームアルパイン」まで、ありとあらゆるクルマが登場してきました。

 中でもジェームズ・ボンドが特別な関係を築いてきたのは、それはもちろんアストンマーティンです。

 1964年に、ショーン・コネリーがボンドを演じた第3作『007/ゴールドフィンガー』に(今や伝説となった)「DB5」が登場して以来、「ボンドカーと言えばアストンマーティン」と頭に刷り込まれている方も多いでしょう。この関係は金銭や長期契約などではなく、信頼関係の上に成り立ってきたのです。

ショーン・コネリー演じるジェームズ・ボンドとアストンマーティン「DB5」
Michael Ochs Archives//Getty Images

『007』シリーズとアストンマーティンの蜜月関係

 実は『007/ゴールドフィンガー』のボンドカーとしては、初めはジャガー「Eタイプ」が検討されていたそうです。しかし、ジャガーがこのオファーを断ったのだとか…。

 当時、『007』の特殊効果を担当していたジョン・スティアーズ氏が、あまり乗り気ではなかったデイヴィッド・ブラウン氏(アストンマーティンのオーナーで、そのイニシャルが「DB」の名前の由来になっています)を説得し、新しい「DB5」を使わせてもらうことに…こうして歴史的なボンドカーが誕生したのです。

 「DB5」は、『007/サンダーボール作戦』(1965年公開)にも登場します。その後、ジョージ・レーゼンビーがボンドを演じた『女王陛下の007』(1969年公開)では、「DBS」がボンドカーに抜擢されます。しかし、ロジャー・ムーア時代は一切使われず、彼は唯一アストンマーティンを運転しなかったジェームズ・ボンドとなりました。そして、『007/リビング・デイライツ』(1987年公開)になると、「V8ヴァンテージ」が登場し、輝かしいカムバックを遂げたわけです。

 1995年以降となると、「007」全作品にアストンマーティンは登場します。…というわけで、ダニエル・クレイグはアストンマーティンに乗り続けているのです。そうして、クレイグが演じる最後のボンド作品となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2020年4月公開)には4台のアストンマーティンが登場し、史上最高のラインナップが出そろうのでした…。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に登場するアストンマーティン4台
Max Earey

 登場するのは「DB5」、「V8ヴァンテージ」(『リビング・デイライツ』以来となります)、現行モデルの「DBS SUPERLEGGERA」、そして、販売開始予定は2022年となっている「ヴァルハラ」です。アストンマーティンの精神をそのままに、“過去・現在・未来”を象徴するクルマがクレイグを送り出してくれます。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に登場するアストンマーティン
Eon

 実は非公式ですが、5台目も存在しています。この映画のためだけにつくられたスタント用の「DB5」が、本作品の影の主人公になるとも言われているのです…。

 このたび、「エスクァイア」UK版のエディターのウィル・ハーシーが、まだ運転できない「ヴァルハラ」を除くすべてのクルマを運転させてもらい、できる限りの情報を集めてきました。その全貌をご紹介する前に、アストンマーティンが「007」の製作会社イーオン・プロダクションズとどのように関係を築いてきたのかもお話ししましょう。

アストンマーティンと『007』の関係

アストンマーティンと『007』の製作会社イーオン・プロダクションズの関係性
Eon

 「007」にアストンマーティンが登場するかは、作品ごとに決められています。

 イーオン・プロダクションズが作品内容のざっくりとしたアイデアを決めた段階(脚本ができ上がる前)で、チームはミルトン・キーンズにあるアストンマーティンのデザインスタジオへ訪れ、過去・現在・未来のクルマを確認します。それからどのクルマをどのように作品に使用するかの議論が開始されます。

 その結果をもとに、デイブ・キング氏率いるアストンマーティンのスペシャルオペレーションチームがブリーフを作成します。『007/スカイフォール』(2012年公開)では、イーオン・プロダクションズが現存するモデルよりも過激なものを要求したため、特注モデルの「DB10」をつくることになりました。しかもアストンマーティンは、常に厳しいスケジュールの中で要求に応えなければなりません。

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 thumnail
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 「交渉と言えば交渉ですが、何かノーと言えば『では、別メーカーのクルマを使います』と言われてしまうリスクがあります」と、キング氏は話します。「なので、奇跡を起こさなければいけないようなものです。私の部署がこれを実現していることを誇りに思います」とのこと。

 2020年2月中旬にシルバーストンにて全ラインナップを間近で体験してきたウィルは、「彼らの仕事は、実に素晴らしいものだった」と話しています。それでは、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に登場するクルマの物語を見ていきましょう。


1台目

スタント用アストンマーティン「DB5」(2019年)

スタント用アストンマーティン「DB5」(2019年)
Max Earey

 この究極のボンドカーは、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で9回目の登場を果たします。これまで『ゴールドフィンガー』(1964年公開)、『サンダーボール作戦』(1965年公開)、『ゴールデンアイ』(1995年公開)、『トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997年公開)、『ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999年公開)、『カジノ・ロワイヤル』(2006年公開)、『スカイフォール』(2012年公開)、『スペクター』(2015年公開)に登場し…その魅力は、未だ衰えていません。

 その誕生から57年、25作目となる本作のためにイーオン・プロダクションズがアストンマーティンに要求したのは、史上最大の難関でした。予告編で見られるイタリアのバジリカータ州の町マテーラでのカーチェイスの他、まだ公開されていないシーンの激しいスタントに耐えられる8台のオリジナル「DB5」を、6カ月以内につくらなければならなかったのです…。

 困難な上に費用がかかるだけでなく、合図とともに何度もスタントシーンをこなさなければならない撮影に、「オリジナルの『DB5』では耐えられない…」とアストンマーティンは気がつきます。機械的な問題が起きると撮影に支障をきたしますし、過激な運転を考えると、そのリスクが非常に高いことは言わずもがな…なわけです。

 そこでデイブ・キング氏は、特注のレプリカを8台新たにつくることを提案しました。そのような試みは、ボンド史上初めてのことです。

preview for The True Story of James Bond

 予告編に登場するクルマは、オリジナルの「DB5」のように見えて実は、スペシャルオペレーションチームが短時間でつくり上げた、努力とノウハウの結晶なのです。

 チームはまず、オリジナルの「DB5」をレーザースキャンします。デザインチームが左右対称になるよう、さらに手を加えました(60歳近い手づくりのクルマは、左右対称ではないためです…)。

 その型を機械式LSD付き、運転支援システムなし、6速マニュアルで約300馬力を生み出す6気筒自然吸気エンジン(現在のクルマから使われた無名モデル)を搭載。さらにそこに最新のサスペンションとブレーキ、スタント用に重量のあるダンパーも取り付けられました。

 最後に本物らしく見えるように細かな部分が調整され、そのために当初「DB5」を製造していたニューポート・パグネルの工場から、スペアパーツも取り寄せています。「技術的に難しいことはなかったのですが、とにかく時間との戦いでした」と、キング氏は振り返ります。

 その結果、好反応で高性能な運転を楽しめるクルマが誕生したわけです。しかも、少なくともスクリーンでは、オリジナル「DB5」にしか見えません。

 アストンマーティンのチームも、その仕上がりに驚いたそうです。イーオン・プロダクションズも一時は、その完成を危ぶんでいたようなので、その結果に大満足でした。

 「幸運にも、最高の乗り心地のクルマをつくり出すことができました」とキング氏。「初めは、『何とか撮影に耐え切れるものをつくろう』と考えていたのですが、気づいたら、どんな衝撃にも耐えられる頑丈なクルマをつくっていました」とのこと。

 これらの8台のクルマには、それぞれ異なる役割が与えられました。

 2台は撮影用の“ポッド・カー”として使われ、ダニエル・クレイグが運転席に座りながら、ルーフに取り付けられたポッドの中でスタントドライバーが運転を行いました。ここで、“ポッド・カー”とは何かを下のYoutube動画で説明しておきましょう。かなり過酷な状況であることが理解できるでしょう。※ここで登場するのは、「DB10」です。

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
Aston Martin DB10 Spectre Experience - Neil Layton and Rob Hunt Pod Car
Aston Martin DB10 Spectre Experience -  Neil Layton and Rob Hunt Pod Car thumnail
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 さらに2台は“ガジェット・カー”で、マシンガンのシーンに使われました。そして残りの4台は、スタントや衝突などのシーンで損傷を受ける役割の非常に勿体なくも大切な存在となります。

 撮影に欠かせなかったのが、ダニエル・クレイグのスタントドライバーであるマーク・ヒギンズ氏です。彼は『007/慰めの報酬』(2008年公開)からシリーズに参加しており、マテーラの石畳の道でのカーチェイスや予告編最後のマシンガンのシーンで登場する「DB5」は、ヒギンズ氏が運転しています。この動きは、「ダニエル・クレイグ本人の演技力もあって成功したものだ」と彼は話しています。

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Max Earey
映画で行ったスタントを、シルバーストーンで再現してくれたマーク・ヒギンズ氏

 シルバーストーンにて、ヒギンズ氏は「DB5」の助手席にウィルを乗せて、「DB5」でできるスタントを実演してくれました。「直前に、ラザニアを食べたことを後悔するほどの迫力だった…」とウィルは振り返ります。
 

2台目

オリジナルのアストンマーティン「DB5」(1963年)

オリジナルのアストンマーティン「DB5」(1963年)
Max Earey

 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』では、クルマのビジュアルが大事になってくる静止シーンには2台のオリジナル「DB5」が使われています。イタリアのコーチビルダーであるカロッツェリア・トゥーリングが手がけたそのデザインの美しさは、スクリーンでも堪能することができます。

 このために、イーオン・プロダクションズが所有している「DB5」も登場しました。もちろん、これらのオリジナルは高値が付き、『サンダーボール作戦』のプロモーション用に製作された1台は2019年オークションでは約6億8000万円で落札されています。

 今回ウィルは、製造開始された年である1963年モデルで、かつボンドカーの代表色であるシルバーのオリジナル「DB5」も運転させてもらうことができたのです(うらやましい限りです!)。

 当初「DB5」は「DB4」を少し改良し、開発が遅れていた「DB6」ができ上がるまでのつなぎとしてつくられたものでした。「グランツーリスモとしてつくられているので、2月のシルバーストーンよりはアマルフィの海岸沿いを走らせたかったものです…」と、ウィルは(生意気にも)話します。

 「パワーステアリングが付いていないので、トラックを周回するには多少力が必要ですが、アストンマーティン『DB5』のタイヤが軋(きし)む音が少しでも聞こえると、子どものころの夢がかなったような…とても素敵な気分になりましたよ」と、ウィルは試乗をほくそ笑みながら振り返ります。

 「DB4」との主な違いは、282馬力で0-100km/h加速が約8秒というアルミニウム製の直列6気筒4リッターエンジンです。インテリアは、パワーウィンドウ、エアコン、ウールのカーペット、リクライニングシート、消火器付きという、当時アストンマーティンでは最高級のものでした。

 2年間で製造されたのは、たった1023台。その後、「DB6」にバトンタッチされました。パワーステアリング付きのこの後継モデルは、多くの人にとって「DB5」よりも優れたクルマとして歓迎されました。

 しかし、「007」とつながりがあるのは「DB5」だけなので、いまだにこれが“世界一有名なクルマ”と認識されているのです。このクルマ自体も素晴らしく、実際に目にして運転することができれば、大好きな映画俳優に間近で会えたような興奮も味わえるのですから…。

3台目

アストンマーティン「V8 VANTAGE」 1987年)

アストンマーティン「V8ヴァンテージ」 (1987年)
Max Earey

 『007/リビング・デイライツ』(1987年公開)でティモシー・ダルトンが乗った最初で最後の登場から33年、『ノー・タイム・トゥ・ダイ』ではジェームズ・ボンドが車庫から取り出してロンドンまで運転するシーン(予告編では、停車中とロンドンの街中を走る様子が確認できます)と、スコットランドかノルウェーのシーンに登場すると思われます。

 ダルトンが駆るクルマが最初に登場するシーンでは、オープン仕様に用いられる「Volante(ヴォランテ)」の名前が加わった「V8・ヴァンテージ・ヴォランテ」になります。そして、次に登場する場面では、冬仕様にするためQのチームでルーフを取り付けられ、ミサイルランチャーや自爆装置も搭載されています。さらに、タイヤからレーザーを発射し、併走するクルマを切断することもできます。これなら、恐れることなく街を走れるでしょう(笑)。

 このクルマは1977年にイギリス初のスーパーカーとして登場し、アメリカに影響を受けたルックスとパワー(5.3リッターのV8エンジンで、390馬力、最高速度270km/h)を魅力に、1989年まで製造されました。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の劇中のワンシーン
The V8 Vantage appearing in a teaser shot from No Time To Die
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』予告ショットに登場した「V8ヴァンテージ」

 シルバーストーンでは、映画で実際に使われたカンバーランドグレイの1987年モデルを運転することができたウィル。「『リビング・デイライツ』は、私が10歳のときに初めて映画館で見た『007』だったので、このクルマには特別な思い入れがありました。映画の中では、攻撃的な雰囲気を醸し出していましたが、実際に間近で目にすると驚くほど洗練された印象です」と話しています。

 「それでいて重量感はあるので、コーナリングには注意が必要だと気づきました。それは事前に知らせておいてほしかったほどで、正直、コーナーから抜けるのも苦労しました」とのこと…。

 コーナーを抜けた後も重低音が続き、直線ではそのパワーが実感できるそうです。「2019年モデルの『DBS』を運転した直後だったので、その差をより強く感じたのだと思いますが、存在感と魅力の詰まったクルマでした」とも言っています。

 この映画を観育った世代が、今では経済力をつけている年齢にさしかかっているので、投資するなら「今が買い時だ」という声もあります。いい状態のものであれば、2000万円ほどで入手できるかと思います。ですが最新作の公開後は正直、値段は上がるでしょう。

4台目

アストンマーティン「DBS SUPERLEGGERA」(2019年)

アストンマーティン「DBS」(2019年)
Max Earey

 「DBS」の以前のモデルは、『女王陛下の007』(1969年公開)『カジノ・ロワイヤル』(2006年公開)、『慰めの報酬』(2008年公開)に登場していますが、2019年モデルの「DBS スーパーレッジェーラ」はこれまでのボンドカーを超える性能を備えています。

 約3434万円で販売予定のフラッグシップモデルなので、映画の公開後も実際に購入することができます。アストンマーティンもこの映画によって、売り上げが伸びることを期待しているようです。

 現代のアストンマーティンを体現する完璧な美しさの「DBS スーパーレッジェーラ」は、アストンマーティン史上最高のパワーを持ったスーパーGTで、訓練を受けたスパイでもない限り、ここまでのスペックは必要ないのではないか…と思えるほど豪華です。

 5.2リッターV12ツインターボエンジンが715馬力を生み出し、最高時速は340km近くに…。0-100km/h加速はなんと、3.6秒足らずとなっていますので。

 素晴らしいハンドリングとスムーズな推進力を体感すると、高速の追跡劇には持ってこいのクルマであることが実感できます。

 「『DB5』や『V8ヴァンテージ』と乗り比べていたので、最新の技術とドライバーが運転上手になったと錯覚するほどのパフォーマンス・エンジニアリングの詰まった…この「DBS」の違いは息をのむほどの感動でした」と、ウィルは振り返ります。

 作品内でどのように登場するかは明かされていませんが、これにふさわしく、印象に残る登場となることを願っています。

5台目

アストンマーティン「VALHALLA」(2022年)

 まだ、名前が決まっていなかったときのプロジェクトコードが“003”だったことを考えると、アストンマーティンの未発売のハイパーカーは、イーオン・プロダクションズが本作品への起用を決める前から、すでに「007」とつながる運命だったのかもしれません。

 このクルマの起用は、かなり後になって決定したそうです。撮影開始の3カ月前になって、イーオン・プロダクションズからアストンマーティンのスペシャルオペレーションチームに、「運転可能なヴァルハラを用意できるなら、映画の中で使いたい」というリクエストがありました。

 デイブ・キングにとって、これはスタント用「DB5」よりも大きな挑戦でした。

 なぜなら運転可能な「ヴァルハラ」は、その時点でまだ存在していなかったからです。チームはなんとか完成させましたが、残念ながら映画の最後に固定ショットで登場するに止まりました。

 クルマ自体はミッドエンジンで、「VALKYRIE(ヴァルキリー)」のもっと日常的に使えるバージョンとして開発されています。日常走行に適しているというのが、「ヴァルハラ」のポイントであり、約1億5000万円の価格で全世界500台限定生産予定しています。納品は、2022年の前半になると見られています。

 メーカー史上初めてのミッドシップカーをつくるというのは、「複数のカテゴリーに複数のモデルを提供することで生産数を増やさず排他性を失わずに販売数を伸ばし、ライバルのフェラーリやマクラーレンに対抗する」というアストンマーティンのCEOアンディ・パーマー氏の戦略的決断でもありました。

 「近くで観ると、ジェームズ・ボンドというよりはバットマンが乗っていそうなデザインですが、アストンマーティンのF1パートナーであり、エアロダイナミクスを知り尽くしているレッドブル・レーシングと共同で開発されています」と、ウィルは言います。そして、「私にはドアハンドルすらどこにあるかわからないので、悪者に追われていたら一巻の終わりだと思います」とも言っています(笑)。

 その特徴的なデザイン、驚異的なスピード、そして本作品にカメオ出演をしていることを考えると、次回作の見せ場にこのミッドエンジンモデルが登場する可能性は大いにあり得ることでしょう。

 いずれにせよ今思えることは、アストンマーティンとイーオン・プロダクションズは、最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』以上のラインナップを今後用意することは難しいのではないでしょうか。この豪華な4台は、ダニエル・クレイグ演じるボンドへの最高のはなむけとなるでしょう。

 そんな『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、2020年4月10日から公開です。

Source / ESQUIRE UK
Transaktion / Yuka Ogasawara
※この翻訳は抄訳です。