[目次]

▼ 基本的な洗車の手順と必要な道具

▼ 洗車で注意したいポイント

▼ おすすめの洗車道具10選

▼ 最後に


車体にはホコリやチリ、花粉や黄砂などが付着します。雨風や紫外線にさらされる中、こうした汚れをそのままにしておくと、塗装が劣化してしまうことが。そのため、汚れたらできるだけ早く洗車することが大切です。

また、窓ガラスが汚れていると、自動ブレーキなどの作動に悪影響を及ぼすこともあり、そうした面でも洗車は大切。そこでここでは、洗車に必要な道具と、洗車の際に注意するポイント、さらにおすすめの洗車道具を紹介します。

基本的な洗車の手順と必要な道具

ジープを洗車する男性
Grant Faint//Getty Images

まずは洗車の基本的な手順と、必要なツールからみていきましょう。

1.予洗い

ホースを使って、車体の表面についた汚れをまずは水で洗い流します。車体だけでなく、ホイールやタイヤの汚れも落としましょう。汚れがひどい場合は、高圧洗浄機を使うとすばやく汚れを落とすことができるでしょう。また、タイヤやホイールの汚れもより落としやすくなるはずです。

  • 【必要な道具】ホース、高圧洗浄機
2.シャンプー洗い

予洗いで大きな汚れを落としたら、スポンジを使って洗車用のシャンプーで洗います。

コツは、スポンジでこするときに傷がつかないように、バケツでシャンプーをよく泡立てることです。車体の屋根からスタートして、上から順に洗っていきましょう。シャンプーが乾かないよう、部分的に洗いながら進めます。

  • 【必要な道具】バケツ、カーシャンプー
3.すすぎ~拭き上げ

シャンプー洗いが終わったら、全体をしっかり水で流して、シャンプーや浮かした汚れを全て落とすようにします。

そして、最後の大切な工程が「拭き上げ」です。水滴が残っていると、水道水に含まれているミネラル成分などがシミになることがあるため、しっかり拭き上げることが大切となります。

このとき、ワイパーで水を切り、マイクロファイバータオルやムートンタオルなど吸水性に優れたタオルで拭き上げることが、きれいに仕上げるコツです。

  • 【必要な道具】水切りワイパー、吸水性の高いタオル

洗車で注意したいポイント

洗車する女性
Zinkevych//Getty Images

間違った方法で洗車をすると、かえって車体や塗装を傷つけてしまうことも。洗車の際は、以下の点に注意するとよいでしょう。

必ず予洗いをして清潔な道具を使う

いきなりシャンプー洗車をせず、砂やホコリなどの大きな汚れは必ず予洗いでしっかりと落とすのがおすすめです。これにより、洗車中に傷がつくことが防げるでしょう。

洗車に使うスポンジやクロスはきれいなものを。汚れが付着したまま使用すると、車の表面を傷つけてしまいます。

優しい力で洗ってよくすすぐ

汚れが落ちづらいからといって、強くこすりすぎてはいけません。塗装を傷つける可能性があります。特に汚れがひどい場合は、シャンプーを泡立てて優しく洗いましょう。

タイヤやホイールはブラシを使って洗っても大丈夫ですが、アルミホイールやホイールカバーも強く洗いすぎると傷がつくので気をつけましょう。

直射日光の下での洗車はできるだけ避ける

直射日光の下での洗車は基本的に避けましょう。特に夏の炎天下では、泡立てた洗浄液がどんどん乾燥してしまい、洗剤の跡が残ったり、塗装にダメージを与えてしまったりする可能性があります。

冬であれば曇りの日、夏であれば日が沈んだ後など、気温が高すぎず直射日光も当たらない環境で洗うことが大切です。

おすすめの洗車道具10選


タカギ(Takagi) ホースリール NANO NEXT 10m RM1110SK

ホースリール NANO NEXT 10m RM1110SK

タカギ(Takagi) ホースリール NANO NEXT 10m RM1110SK

¥3,818
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10mのホースがコンパクトに収納できるタカギのホースリールです。収納や取り扱いやすさを考えたコンパクトなデザインで、洗車はもちろん、庭いじりや掃除などにもおすすめです。

先端のノズル部分は、親指の操作で4種類の水流を切り替えられます。また、別売りの洗車ブラシやスポンジを先端に取り付けられるので、より効率のよい洗車が可能です。


アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 高圧洗浄機 K2 サイレント

高圧洗浄機 K2 サイレント

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 高圧洗浄機 K2 サイレント

¥19,073

電源があれば水道のない場所でも使える、アイリスオーヤマのタンク式高圧洗浄機です。予洗いがスピーディーにできるほか、中性洗剤と50℃までの温水が使えるので、シャンプー洗車も効率よく行えるでしょう。

この洗車セットには各種ノズルのほか、洗車用の洗剤やスポンジ、水切りワイパーなどがついているので、届いてすぐに洗車ができます。洗車道具をこれからそろえる人にもおすすめです。


ケルヒャー(Karcher) 高圧洗浄機 K2 サイレント

高圧洗浄機 K2 サイレント

ケルヒャー(Karcher) 高圧洗浄機 K2 サイレント

Now 27% Off
¥20,823

高圧洗浄機の定番ケルヒャーの製品です。「K2サイレント」という製品名の通り、体感音が従来の従来品「K2」の約半分程度に設計されていて、住宅街でも使いやすくなっています。

トリガーガンやノズル、高圧ホースなどの付属品は本体背面にまとめて収納できるので、パーツをなくすことを防げます。コンパクトながらパワフルな洗浄力で、洗車はもちろん、外壁や網戸の洗浄などにも適しています。1台持っていると、何かと役立つことでしょう。


Surluster(シュアラスター) カーシャンプー1000 S-30 1L

カーシャンプー1000 S-30 1L

Surluster(シュアラスター) カーシャンプー1000 S-30 1L

Now 23% Off
¥756

車体にほどこしたコーティングやワックスを落とさず、汚れをきれいに落とすとされるカーシャンプーです。泡立ちがよく、しかもクリーミーな泡がつくれるので、車体に細かな傷をつけずに洗えます。

泡切れもよいと評判で、すすぎがスピーディーに終わるのもよいところ。50mlを4Lの水で希釈するタイプなので、1本で中型車約20台の洗車が可能です。コストパフォーマンス重視の人にもおすすめできる製品です。


スノーメンブラック スノーバブル

スノーバブル

スノーメンブラック スノーバブル

¥17,160

モコモコのたっぷり泡で洗うことで、できるだけ車体に細かい傷をつけたくないと願う人におすすめとなるのが「フォームガン」と呼ばれるツールです。泡をつくって車体に吹きつけるためのツールで、バッテリーで動作します。

コードレスなので扱いやすく、予洗いのあとバケツで泡をつくる必要がありません。洗車にこだわる人や、泡立てる手間を少しでも減らしたい人におすすめです。


イノマタ化学 がんばりバケツ15L

がんばりバケツ15L

イノマタ化学 がんばりバケツ15L

¥1,836

洗車用品を収納するのに便利な、内かご(インナーバケツ)が付いているバケツです。ホースを固定できるホルダーも付いていて、フタを付ければ踏み台として使えます。ミニバンやSUVなど、背の高い車を洗うときに便利でしょう。

釣りやキャンプなどアウトドアなどに持参しても、何かと便利に使えます。四角い形状なので、トランクなどに積んでおいても邪魔になりづらいでしょう。洗車はもちろん、マルチに使えるバケツです。


ソフト99(Soft99) リッチ&ソフトグリップ

リッチ&ソフトグリップ

ソフト99(Soft99) リッチ&ソフトグリップ

Now 36% Off
¥753

持ち手が付いた洗車専用スポンジです。天井などが洗いやすく、水や洗浄液が手に直接触れないため肌荒れの防止にも役立ちます。

凹凸のある形状が、車体のモールやグリルなどの細かい部分にフィットして汚れをかき出すように落とせることでしょう。柔らかな素材で車の塗装を保護しつつ、効率的に洗車を行えるので、洗車好きの人におすすめです。


Surluster(シュアラスター) ウォッシングスポンジ

ウォッシングスポンジ

Surluster(シュアラスター) ウォッシングスポンジ

¥439

洗車に特化したスポンジです。車の塗装を傷つけにくい柔らかい素材で、手に持ちやすい形状になっているため、効率的に車体の汚れを取り除くことができるでしょう。

持ち手側はゴム素材でできているので、握ったときに滑りづらく、しかも、この面は頑固な水あかや虫などの落としづらい汚れの除去にも使えます。価格も手頃。どのスポンジを買ったらいいか迷っている人は、まずはこれがおすすめです。


ソーアップ 洗車水きり ダブルブレードワイパー

洗車水きり ダブルブレードワイパー

ソーアップ 洗車水きり ダブルブレードワイパー

¥970

洗車後のボディやガラスの水滴を、効率的に除去できるアイテムです。ワイパーが2重になったシリコン製のダブルブレード構造が特長で、水滴を残さずカットできます。

ワイパーゴムは高さがたっぷり確保されていて、平面だけでなく曲面にもフィットします。グリップ部分は握りやすい形状で、どの位置を握ってもしっかり力がしっかり入るようになっています。洗車のすすぎ作業をスピーディーに行いたい人におすすめです。


プロスタッフ(Prostaff) ムササビクロス

ムササビクロス

プロスタッフ(Prostaff) ムササビクロス

¥899

洗車に特化したマイクロファイバークロスです。75 × 40cmの超大判サイズで、洗車後に残したくない水滴を一気に除去。ミニバンの天井などの拭きづらい部分も素早く拭き上げます。

四隅がポケット構造になっており、ここに手のひらを入れて使います。手からタオルが落ちづらいので、よりスピーディな拭き上げが可能です。やわらかな超極細繊維なので、車の塗装を傷つけることなく拭き上げができます。


最後に

こまめに洗車をして車体の汚れを落とすことで、愛車がきれいになるだけでなく、塗装が長持ちしたり、サビを防いで安全性に寄与したりもします。また、窓ガラスもきれいにしておくことは、自動ブレーキなどの安全装置の正常な作動にも大切なことです。

ここで紹介した洗車道具は、どれも評判のよい製品ばかりです。あくまで基本的な洗車道具としての紹介で、他にもさまざまなアイテムがあります。ですが、まずはここで紹介した洗車道具からそろえて、愛車をピカピカに保ってみてはいかがでしょうか。