日産の創立は1933年

カーボンニュートラルの実現に向けた「電動化技術」、交通事故ゼロ社会の実現に向けた「自動運転化技術」など最先端技術の活用が進む日産。鮎川儀介氏が設立した持ち株会社、日本産業と戸畑鋳物が出資して1933年12月26日に設立された「自動車製造(※翌1934年に社名を日産自動車株式会社に変更)」をルーツとしています。

そんな日産にとって今年(2023年)は、創立90周年に当たるメモリアルイヤーとなります。それを記念して、「日産サクラ」「日産リーフ」「ノート」「ノート オーラ」「セレナ」「エクストレイル」「キックス」というEV(電気自動車)7車種に、90周年記念車「90th Anniversary」を設定し、本日(12月14日<木>)発表されました。

この90周年記念車は、今年10月26日~11月5日に掛けて開催されたジャパンモビリティーショーで先行展示されました。EVを象徴するカッパー色を各所に配したエクステリアと、黒味がかった色調をベースとした専用ホイールやドアミラーを採用することで、「90周年という特別感のあるデザインに仕上げた」と日産は語ります。

日産90周年記念車
NISSAN
日産90周年記念車
NISSAN
日産90周年記念車
NISSAN
日産90周年記念車
NISSAN

全モデルに共通するディーラーオプションとして、「90th Anniversary」エンブレム入りのタグがついたステッチ入りフロアカーペットや、エンブレム付きプラスチックバイザーやナンバープレートリムなどが取り入れられています。現在画像が公開されているのは、「日産サクラ」「日産リーフ」「ノート」「ノート オーラ」「セレナ」で、残る「エクストレイル」と「キックス」については、2024年春の公開が予定されています。

今回公開された90周年記念モデルは5車種

「日産サクラ 90th Anniversary」
日産sakura
NISSAN
エクステリアにカッパーのルーフサイドステッカーを配し、ブラックカラーにカッパーストライプがデザインされたドアミラーを装備。ホイールは専用の14インチブラックアルミホイール。シートには「90th Anniversary」専用素材として、高い耐久性とナッパレザーのような豊かな触感を併せ持つ合成皮革素材「テーラーフィットTM」を採用。価格:265万8700円
「日産リーフ 90th Anniversary」
日産リーフ
NISSAN
フロントバンパーにカッパーのフィニッシャーを配し、ブラックカラーにカッパーストライプがデザインされたドアミラー、専用17インチブラックアルミホイールを装備。シートは「90th Anniversary」専用のクリスタルスエードと、革のような質感と高い耐久性と耐水性を兼ね備えたレザレットのコンビネーションシートを採用。60kWhバッテリーを搭載するe+には、「インテリジェント アラウンドビューモニター」や「インテリジェント ルームミラー」、「プロパイロット」などの各種運転支援技術を標準装備。価格:441万2100円~
「ノート 90th Anniversary」
日産ノート
NISSAN
最新のマイナーチェンジされたモデルから、フロントのデジタルVモーショングリルがカッパー色へ変更。さらに、カッパーストライプの入ったブラックドアミラーと、メーカーオプションの16インチアルミホイールをブラック化し、標準装備とされています。価格:240万9000円~
「ノート オーラ 90th Anniversary」
日産ノート オーラ
NISSAN
フォグランプフィニッシャーをカッパー色に変更し、カッパーストライプの入ったブラックドアミラー、専用17インチブラックアルミホイールを装備。シートは、「テーラーフィットTM」にカッパー色のステッチを施しています。価格:280万9400円~
セレナ 90th Anniversary
日産セレナ
NISSAN
ラジエーターグリル上部のフィニッシャーをカッパー色とし、カッパーストライプの入ったブラックドアミラーと、スモーククリアの16インチアルミホイールを採用。シート地には、カッパーステッチを施したブラックの合成皮革素材が採用されています。

発売のスケジュールは?

「日産リーフ」、「セレナ」、「ノート オーラ」は本日(12月14日)発売となり、「日産サクラ」は12月19日、「ノート」は2024年1月下旬の発売が予定されています。残る「エクストレイル」と「キックス」の発表は2024年春が予定されていますが、発売日については明らかにされていません。