ユージェニー王女&ジャック・ブルックスバンクとハリー王子&メーガン妃の違いは…
5月に引き続き今年2度目のロイヤルウエディング(通称 #royalwedding2)となった、ウィンザー城のセント・ジョージ礼拝堂で行われたユージェニー王女&ジャック・ブルックスバンクの挙式。
前々から「ハリー王子&メーガン妃の式にそっくり!」と言われていたものの、フタを開けてみれば、共通点もあれば意外な相違点もいっぱい。
そこで、両カップルのウエディングを徹底比較してみましょう。それぞれの個性が光るアイディアやこだわりポイントにも注目です。
From TOWN&COUNTRY
Photograph / Getty Images
Translation / Reiko Kuwabara
ユージェニー王女のウエディングドレス
ユージェニー王女は、イギリスのファッションブランド、ピーター・ピロット(Peter Pilotto)のデザイナーであるデュオ、ピーター・ピロット&クリストファー・ドゥ・ヴォス(Christopher De Vos)が手がけたドレスを着用。英王室のウェブサイトによると、そのドレスには「バルモラル城への愛を表すスコットランドのアザミ、母のファーガソン家への敬意を表すアイルランドのクローバー、ヨーク家のシンボルである白いバラ、そして2人の新居であるアイビー・コテージを表すツタの葉」など、王女にとって深い意味を持つシンボルがいくつもあしらわれている。また背中が大きく開いたデザインは王女からのリクエストで、12歳のときに受けた脊柱側彎症の手術の跡をあえて披露したそう。
ハリー王子&メーガン妃の式でのエリザベス女王とフィリップ王配
女王はドレスメーカー、スチュワート・パーヴィン(Stewart Parvin)によるライムグリーンのコートドレスに、アンジェラ・ケリーが手がけたパープルがポイントのハットを合わせ、華やかな装いに身を包んでいた。フィリップ王配は臀部手術を受けてから数週間しか経っていなかったが、車から会場まで歩いて移動。王室専門家のケイティ・ニコールさんは、アメリカのTV番組『エンターテイメント・トゥナイト』に対し、「ハリー王子の結婚は、王室の基準からしてもかなりスピーディに決まりました。彼が結婚を急いだ理由のひとつは、すでに公務から引退している96歳の祖父フィリップ王配にも結婚式に出席してほしかったからです」とコメントしている。