そんなセレブなお父さんをもつイケてる10人の息子たちをご紹介しましょう! “二世タレント”なんて言葉では済ますことのできないオーラを、彼らは放っています。
マックス・アイアンズ(ジェレミー・アイアンズの息子)
兄は写真家となりますが、彼は父親を追い掛けることを決心し、俳優になりました。
父親ほどには、まだまだ知名度は大きくはないものの…、その端正なルックスのおかげで有名なブランドのキャンペーンモデルも務めています。
ロンドン出身ですがハリウッドにも進出し、「華麗なる恋の舞台で(Being Julia)」「赤ずきん(Red Riding Hood)」、「ドリアン・グレイ(Dorian Gray)」、「ザ・ホスト 美しき侵略者(The Host)」、「黄金のアデーレ 名画の帰還(Woman in Gold)」、「天才作家の妻 40年目の真実(The Wife)」といった映画に出演しています。
ショーン・ブロスナン(ピアース・ブロスナンの息子)
ピアース・ブロスナンは、エージェント「007」のアイコンとして映画界で人気を博してきました。
そして、その息子ショーンは父の軌跡を追いかけ、その映画製作を盛り上げています。彼のキャリアは始まったばかりですが、すでに非凡な才能とハンサムなマスクで、その名前が知られています。
新たなジェームズ・ボンドになる日は来るでしょうか?
マックス・ウィンクラー(ヘンリー・ウィンクラーの息子)
1974年からの10年間、全11シーズン255話が放送された米TVドラマ「ハッピーデイズ」の出演した俳優ヘンリー・ウィンクラーをご存知の方も少なくないでしょう。彼は"フォンジー"のアイコン的な役として、多くの人を魅了してきました。でも、日本では、知らない人のほうが多いのは確かですね…。
彼もまた、息子にその才能を受け継がせています。しかし、マックスの場合は、他のセレブリティの子供たちとは異なり、映画やテレビのディレクター、脚本家としてそのキャリアをスタートさせています。
「ニューガール(New Girl)」、「ニューノーマル(The New Normal)」、「カジュアル(Casual)」、「クラーク&マイケル(Clark and Michael)」など、数々のテレビドラマのシリーズで監督を務めています。
パトリック・シュワルツェネッガー(アーノルド・シュワルツェネッガーの息子)
政治家・俳優・ボディビルダーとして有名なシュワちゃんのご子息も、俳優・モデルとして活躍していることは認識しているはずです。
すでに彼は、トム・フォードやハドソン・ジーンズのモデルとして話題となりました。また俳優としても、「マックス&エリー 15歳、ニューヨークへ行く!(Dear Eleanor)」、「アダルトボーイズ遊遊白書(Grown Ups 2)」、「ハッピーエンドが書けるまで(Stuck in Love)」、日本映画のハリウッドリメイク作品「ミッドナイト・サン 〜タイヨウのうた〜」に出演しています。
「歌手のマイリー・サイラスの元彼だった」、ということでも知られてもいますね。彼が今後、ハリウッドの新たな台風の目となることを期待しています。
オシェア・ジャクソン・Jr(アイス・キューブの息子)
クールなラッパーであるアイス・キューブだからこそ、最高にクールで才能あふれる息子がいるのです。
オシェアも父の後を追い、映画『ストレイト・アウタ・コンプトン(Straight Outta Compton)』で役者(父親が所属していたヒップホップグループ「N.W.A」の伝記映画でしかも父親役)を、またラッパーとしても自身で地位を確立させています。
お父さんによく似ています。お父さんと同じような人気者になれるかもしれませんね。
ロナン・ファロー(ウディ・アレンの息子)
ロナン・ファローは、恐らくですが…父親と肩を並べるにはかなりハードルが高いと判断し、ジャーナリスト・弁護士・活動家として生きて行くことを決心したのではないでしょうか。
彼は実際には父ウディ・アレンとは疎遠になっており、セレブリティである父との何らかの共通点を持つことなど、本当は望んでいないと察することができます。もしかすると、母ミア・ファローから、「あなたの本当の父親はフランク・シナトラよ」と聞いたからしれませんが…。
ローナン・ファローですが、11歳でバード大に入学し、16歳でイエール大ロースクールへの入学を認められるも、外交官で国連大使だったリチャード・ホルブルックの元で働くため、19歳までイェールには通いませんでしたが、20歳でイェール大学で法律の免状を取得。2011年には難関中の難関であるローズ奨学金の受給者となり、英オックスフォード大で学ぶための全費用が支給されることに…。など、なんせ天才肌なのです。
そんな彼はオープンな政治的見解も持っており、今後、恐らく有名なジャーナリストとなっていくでしょう。実際に、#MeTooの立役者になったり、ニューヨーク州司法長官を失脚させたり…ピュリツァー賞受賞者でもありますし…ね。今後も、他の人たちとは違う舞台で注目です。
ジャック・クエイド(デニス・クエイドの息子)
ジャックは正真正銘のスターである両親、デニス・クエイドとメグ・ライアンの俳優としての遺伝子を受け継いでいる人物です。
今の所ところ、特出すべき功績はありません。ですが…、2つのテレビドラマに出演していますし、「ハンガー・ゲーム」を始めとして、かなり多くの映画に出演しています。また、2019年から配信されたAmazonビデオのSFブラックコメディテレビドラマシリーズ『ザ・ボーイズ』ではメイン・キャストのヒューイ・キャンベル役をつとめています。
まだ20代ということもあり、この才能あふれる男性には大きな期待が寄せられています。がんばってほしいものです。
ジェシー・ジョンソン(ドン・ジョンソンの息子)
息子のジェシーは、父ドン・ジョンソンの魅力を具に受け継いでいます。
そしてジェシーは、セレブリティな父親ドンからスポットライトの芯をズラシはじめているのです。俳優であり歌手であり、脚本家でもあり、キャリアを成功させるには良い組み合わせを見せています。
ダコタ・ジョンソンは彼の義妹ということを知っていましたか? とても才能あふれるファミリーです。
チェスター・ハンクス(トム・ハンクスの息子)
いまでは、「名優トム・ハンクスには、イケてる息子がいる」ということに気づいている人はそう多くはないでしょう。ですが、生まれる前は注目され、そして大人になる前のほうがチヤホヤされながら育ったことでしょう。
そう、彼は父親と同じぐらい成功することに努力しているのですが…今後は、コメディの仕事は減らそうとしているそうです。
チェスター自身が父親となったことで家族のため、これまでの悪い生き方を改めたようです。
この魅力的な男性は、ハリウッドに新たにやってくる俳優たちにとっては、良いロールモデルとなるのかもしれません。
スコット・イーストウッド(クリント・イーストウッドの息子)
クリント・イーストウッドは間違いなくハリウッドの生ける伝説です。そんな才能ある両親の元には、才能ある子供が運命づけられているわけです…。
そんあわけでスコットも、すでに『スーサイド・スクワッド(Suicide Squad)』などビッグタイトルにも出演していますので…。また、彼はプロデューサーの肩書きも持ち、自身のキャリアを拡げてもいます。その上、モデルでもあるのです。
テイラー・スウィフトの曲『Wildest Dreams』のミュージックビデオで、彼を目にしたこともある方も少なくないでしょう。
Cooperation / Kazuhiro Uchida