クリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』の日本での公開初日が 、3 月 29 日(金)に決定しました。
1月 23 日(現地時間)に発表された第 96 回アカデミー賞ノミネートでは、作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞、助演男優賞、脚色賞、撮影賞、美術賞、編集賞、衣装デザイン賞、メイクアップ＆ヘアスタイリング賞、作曲賞､音響賞の最多 13 部門に候補入りした同作。第二次世界大戦下、世界の運命を握った科学者オッペンハイマーの実話にもとづく物語です。
クリストファー・ノーランが監督、脚本を務め、主演のキリアン・マーフィーほかエミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット、ケイシー・アフレック、ラミ・マレック、ケネス・ブラナーらが出演。昨年7月21日より全米公開され、現在の世界興行収入は9億5千万ドル（1425 億円*1 ドル：150 円換算）を超える世界的大ヒットを記録。実在の人物を描いた伝記映画作品として、（現在のところ）歴代NO.1を獲得しています。
「ノーラン史上最高傑作」とも称えられ、アカデミー賞の前哨戦とされる第81回ゴールデングローブ賞では、作品賞（ドラマ部門）、監督賞、主演男優賞（ドラマ部門）、助演男優賞、作曲賞の最多 5 部門を受賞。
今回のレイティング（※）はR15+指定。中国や韓国、台湾、タイでは昨年夏に公開されました。今しばらく日本での公開を待ちましょう。
※映倫＝映画倫理機構が定めた、映画鑑賞における年齢による鑑賞制限。
＜ストーリー＞
第二次世界大戦下、アメリカで立ち上げられた極秘プロジェクト「マンハッタン計画」。これに参加した J・ロバート・オッペンハイマーは優秀な科学者たちを率いて世界で初となる原子爆弾の開発に成功。しかし原爆が実戦で投下されると、その惨状を聞いたオッペンハイマーは深く苦悩するようになります。冷戦、赤狩り―激動の時代の波に、オッペンハイマーはのまれてゆくのだった…
監督、脚本・製作:クリストファー・ノーラン
製作:エマ・トーマス、チャールズ・ローヴェン
出演:キリアン・マーフィー、エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット、ケイシー・アフレック、ラミ・マレック、ケネス・ブラナー
原作:カイ・バード、マーティン・J・シャーウィン 「オッペンハイマー」(2006 年ピュリッツァー賞受賞/ハヤカワ文庫)2023 年/アメリカ
