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ラルフ ローレンが展開する今季のビジュアルは、ダイバーシティな家族のカタチを描く
「家族の定義はひとつではない」ということを、ファッションと現代の文化の在り方から考えさせられる広告です。
今季の広告キャンペーンのモデルに、同性カップルを起用したラルフ ローレン。これは、この一流ブランドが持っている「ダイバーシティ」への姿勢を示したもの…と言えるでしょう。
「Family is who you love(愛する人が家族)」というキャッチコピーを掲げた同キャンペーンでは、現代のさまざまな家族像にフォーカス。中には、ブランド初起用となる同性カップル、へレナ・テヘドルとセシル・ウィンクラーも登場しました(2人はインスタグラムで、1万人以上のフォロワーを持つ)。
2018年、家族写真とともに掲載された『Town&Country』誌でのインタビューで、ラルフ・ローレン氏は家族がどれだけ大切なものか話しています。「結婚して54年になります。自分の人生と家族には感謝していますし、とても幸運に感じています」と…。
そして同年、セントラルパークのベゼスタ・テラスで行われた50周年アニバーサリーコレクションでも、世代を超えたファッションを披露し、オプラ・ウィンフリーやヒラリー・クリントン、スティーブン・スピルバーグ、カニエ・ウエストなど数多くのセレブが集結しました。
「私たちは『家族』というものの定義がこれまで以上に大きく、広く、パーソナルになっている世界に住んでいます」と、最高マーケティング責任者のジョナサン・ボトムレー氏は語ってくれました。続けてこう話しています…「このキャンペーンは、『人によって家族が意味するものは違うのだ』という多様性を讃えたものになっています」とのこと。
では、その広告ビジュアルを、出演したモデルのコメントとともにチェックしてみましょう。