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■ 男性におすすめ! 爪&指先のお手入れアイテム14選【商品紹介】
爪が汚い男性はNG? 指先は意外と見られている
爪のお手入れは女性だけが行うもので、「男性には無関係」と頑なに思っていませんか? 実は男性にも「握手」「名刺交換」「ペンを持つとき」など、日常的に爪を見られるシーンは多々あります。
深爪、爪の中に汚れが溜まっているなど、爪のケアができていないだけで、「不潔でだらしない」といった印象を持たれてしまう可能性もあるのです…。そこで、身だしなみのひとつとして最低限押さえておきたい、爪や指先のお手入れ方法をご紹介します。
「爪切り」よりも「爪やすり」がおすすめの理由とは?
実は執筆者も、昨年まで慢性的な「むしり癖」「嚙み癖」があり、いつも深爪でした。深爪矯正のネイルサロンに通いつめ、総額7万5000円支払ってようやく深爪生活から卒業できたのですが、その際、ネイリストの方から言われたのは意外にも簡単なアドバイスでした。
「今後ご自宅で爪のお手入れをするときも、爪切りではなく『爪やすり』を使ってください」
というのも、爪は一枚に見えて三層に分かれていて、爪切りを使うと強い圧がかかるため、層が断裂し結果として脆(もろ)くなり「二枚爪」になりやすいからなのだとか…。もともと深爪だった場合、爪切りを使うとついつい短く切りすぎてしまって、そこから雑菌が入る恐れもあるようです。
また爪切りには、カタチを整えにくいというデメリットもあります。爪が割れるのを防ぐには、衝撃を分散する爪のカタチを爪やすりでつくるのがよりよい方法なのです。四角のように見える「スクエアオフ」でもよいですが、丸みをおびた「ラウンド」のほうが男性にはよりおすすめです。
爪やすりの使用頻度としては週に1回程度で、あくまでも整えるということを意識して行うのがよいでしょう。
自宅で簡単にできる、爪&指先のお手入れ方法
ここからは、自宅で爪のお手入れを行う際のポイントについて解説していきます。
基本的には、爪の整え方に男女差はありません。まずは爪やすりで、なめらかに削っていきましょう。男性には短すぎず長すぎない、指先から爪が出ないくらいの長さがおすすめ。その際、爪やすりは角まできちんと削れる小さめがいいでしょう。
爪やすりの面は、30~45度くらいに傾けると扱いやすいです。往復にかけると爪を傷める可能性があるので、必ず一定方向に削りましょう。
【使用する道具】
- 爪やすり=爪の長さ、カタチを整える
爪をよりきれいな仕上がりに見せたいなら、爪の表面を削る「バッファー」やツヤ出しのための「シャイナー」を使って、お手入れしてみてください。特にシャイナーで、まんべんなく丁寧に磨くとツヤが生まれるので、より美しい指先を目指せます。
初めて使う方は、選ぶ煩(わずら)わしさを省くためにも、爪やすりとセットで売られているものがおすすめ。本記事でもセット商品をご紹介します。ただし、「ツヤツヤ感が気になる」という方はこの工程を省いても問題ありません。
【使用する道具】
- バッファー=爪の表面を整える
- シャイナー=爪の凹凸をなくしてツヤを出す
爪を適度な長さに整え、磨いたあとは、爪の根元の部分(甘皮)をきれいに除去していきましょう。お湯に指先を浸して柔らかくなった甘皮を、「プッシャー」や綿棒、爪楊枝などで押し上げていきます。爪表面に被っている皮のみを取るようにして、はみ出したところは「ニッパー」でカットします。
専用の「リムーバー」を先に塗っておくと処理もしやすくなるので、必要に応じてチェックしてみてください。
【使用する道具】
- リムーバー=甘皮をふやかし処理しやすくする(お湯で代用可)
- プッシャー=甘皮を押し上げる(綿棒や爪楊枝で代用可)
- ニッパー=押し上げた甘皮を少しずつカットする
爪やすり後だけでなく、手洗いや消毒によってこれまで以上に、爪まわりの乾燥も気になるようになった方も多いのではないでしょうか。きれいな爪、指先をキープするためにも日頃から、お気に入りの香りの「ハンドクリーム」を塗って、潤いをチャージするようにしましょう。
また、ささくれができるなど爪まわりの乾燥が気になる方は、爪のお手入れの最終工程として「ネイルオイル」を塗るのもおすすめです。
【使用する道具】
- ハンドクリーム=手や指先を保湿する
- ネイルオイル=爪まわりを保湿する
男性におすすめ 爪&指先のお手入れアイテム14選
La SACHI ナノ技術が生んだ全く新しい爪やすり
爪やすりと爪磨きの機能がひとつになった、ガラス製のアイテム。10本の指先ケアが約10分で終わるので、爪の手入れをなるべく短く済ませたい方におすすめです。使用後は約2週間ツヤのある爪に。ガラス製なので洗うことができ、使用後も清潔にキープできます。
MR.GREEN 両面タイプ爪やすり
耐久性で選ぶなら、ステンレス製の爪やすりがおすすめです。両面使うことができ、粗いほうの面は厚い爪や変形爪のお手入れに適しています。もう一面は目が細かくなっており、薄い爪を削る際に使うとよいでしょう。高級感のあるレザーケース付き。
松本金型 切らないつめきり 爪王
こちらはどの角度からでも簡単に爪が削れるので、男性の爪やすりの導入におすすめと言えるでしょう。削った粉は本体内部に入り飛び散らないので、デスクでの使用にも最適。下のキャップを回して外せば、削りかすが捨てられます。
TO LAFF 電動ネイルマシン
爪やすり、爪磨きのほか、甘皮処理や角質除去、フットケアなどの機能も備わった「電動ネイルケア」。アタッチメントを取り換えるだけで、必要な指先ケアを行うことができます。防水仕様のため浴室や洗面所での使用も安心です。
pa キューティクルリムーバーR base07 (6ml)
爪やすり後のお手入れとしておすすめしたいのが、「甘皮処理」です。こちらは甘皮を柔らかくふやかすための溶剤で、塗布後に数分置くと処理しやすくなります。その後プッシャーで持ち上げると、取り除くのが簡単です。使用後はネイルオイルやハンドクリームで保湿することを心がけましょう。
コバコ キューティクルプッシャー(M)
爪表面をすべらせて不要な角質を押し上げ、輪郭を整えるプッシャー。キューティクルリムーバーで事前に角質を浮かせてから使用しましょう。安定感のあるグリップと、爪表面のカーブに合わせやすい先端部分の丸みや薄さが、爪のお手入れに慣れていない男性にも使いやすくおすすめです。
プロテア キューティクルニッパー
ステンレス製のキューティクルニッパー。切れ味のよい5mmの刃先が採用され、甘皮処理だけでなく、ささくれやさかむけの処理にもおすすめです。付属のプッシャーは甘皮の押し上げと、爪の間の汚れを取るのに便利です。
ラッキートレンディ オイルインキューティクルプッシャーペン
先端のセラミック部分から、オリーブオイルがにじみ出るキューティクルプッシャーペン。キューティクルリムーバーを使わずとも、1本で甘皮処理が完了するアイテムです。オイルが入ることで自爪を傷つけてしまう心配も少なく、つい怠りがちな足の爪のお手入れ用としてもお使いいただけます。
アベンヌ 薬用ハンドクリーム
温泉水が配合された高保湿のハンドクリームです。爪やすり後の乾燥や外部刺激から、手肌を守りたいと感じる男性におすすめです。使用シーンを選ばない無香料で、塗ったあとすぐにデスクワークや炊事を始めても問題ないほど、ベタつきは抑えられています。
バウム アロマティック ハンドクリーム(75g)
シンプルなデザインで、カバンの中にしのばせたい「バウム」のハンドクリーム。「ウッドランド ウィンズ」「フォレスト エンブレイス」「シンフォニー オブ ツリー」と3つの香りが用意され、森林浴のように心地いいハンドケアが叶います。大人の男性にこそ、爪のお手入れの仕上げに試していただきたい商品です。
モルトンブラウン ライム&パチョリ ハンドローション(300ml)
ロイヤルファミリー御用達のライフスタイルブランド、「モルトンブラウン」のハンドローション。ライム・エレミ・パチョリのブレンドによるすっきりとした香りです。洗面所でハンドソープの横に置いておけば、ハンドケアの習慣づけができそうです。
ロクシタン シアネイルオイル(7.5ml)
シアオイルが30%も配合されたロクシタンのネイルオイル。乾燥で弱くなった男性の爪や、硬くなったキューティクルに、たっぷりの栄養を浸透させるブラシタイプです。爪やすりをした後に、適量を塗布してゆっくりとマッサージするのがおすすめです。
ウカ ネイルオイル 13:00(5ml)
男性の美容愛好家からも評価が高い「ウカ」からは、レモンやミントの香りでリフレッシュできるネイルオイルをセレクト。塗布しやすい「ミニロールオン」なので、爪やすり後のみならず、お仕事の合間の気分転換にもおすすめです。
コーワリミテッド ドクターネイル ディープセラム(6.6ml)
就寝前など長時間水に触れないタイミングで、サッとひと塗りするネイル用セラム(美容液)。「爪が割れやすい」「爪が薄い」「縦すじや二枚爪が気になる」といった悩みをお持ちの男性に適した、おすすめのお手入れアイテムです。
まとめ
男性向けのネイルサロンも増えていますが、「ハードルが高い」「時間がない」という方はセルフケアから始めてみるのもよいでしょう。まずは、今回ご紹介したお手入れ方法や商品を一度試していただくことをおすすめします。