福岡の文化を感じられる
ラグジュアリーホテル

福岡市の人気繁華街・天神エリアで進んでいる大規模な再開発計画「天神ビッグバン」。ビルを建て替え、より新しい魅力を備えた街へと生まれ変わりつつあります。その計画の一環として建てられた福岡大名ガーデンシティの中に開業するのが、ザ・リッツ・カールトン福岡です。

1階にホテルエントランスとアライバルロビー、18階にホテルのメインロビーやダイニングエリアを構え、19階から23階には客室、24階にはクラブラウンジやスパ、博多湾の夜景を見渡すバーなどが入ります。

その土地の個性をホテルに反映しているザ・リッツ・カールトンですが、ザ・リッツ・カールトン福岡では福岡の伝統文化のエッセンスが濃厚かつラグジュアリーに取り入れています。その代表と言えるのが、日本三大織物のひとつ「博多織」です。

ホテルのデザインコンセプトはその“織り”からインスピレーションを受けており、例えばエレベーターホールや廊下には博多織の紋紙(パンチカード)から着想を得た照明、18階の日本食レストラン「幻珠(げんじゅ)」には博多織を使ったアートなど、さまざまな工夫で“織り”が表現されています。

また、ホテル全体として無垢(ムク)の木を基調に、華美な装飾を極力おさえたミニマリズムのデザインを採用。落ち着いた空間で心ゆくまでくつろげそうです。

ザ・リッツ・カールトン福岡
The Ritz-Carlton, Fukuoka
1階のアライバルロビー。無数の糸を立体的に垂らし、水墨画のような情景を表現したというアートワークも目を引きます。

客室は、全室が50平米以上の広さを誇るゆったりとした部屋になっています。活気あふれる福岡の街並みを見渡す「福岡スカイライン」、大濠公園や舞鶴公園を臨み、季節の移ろいを感じられる「パークビュー」、博多湾のパノラマを楽しめるとともに湾の先に広がる能古島や海の中道の眺望が美しい「ベイビュー」など、全部で14タイプです。

ザ・リッツ・カールトン福岡
The Ritz-Carlton, Fukuoka
147室のゲストルームの他、20室のスイートが用意されています。

ダイニングエリアには、4つのレストランと1つのバーが入ります。日本料理レストラン「幻珠」は1つのレストランでありながら鮨、会席、鉄板焼の3つのエリアに分かれた複合型のレストラン。地元の厳選食材を使った優雅で繊細な和食が振る舞われます。

洋食レストラン「Viridis (ヴィリディス)」は「Farm-to-Sky 地産地消(農場から、空へ)」というコンセプトのもと、主役となる九州産食材を使った洋食メニューが生産者やシェフのコメントとともに提供されます。

ザ・リッツ・カールトン福岡
The Ritz-Carlton, Fukuoka

「The Lobby Lounge & Bar(ザ ロビーラウンジ & バー)」とバー「Bay(ベイ)」は、ともに博多湾を臨むロケーション。「The Lobby Lounge & Bar(ザ ロビーラウンジ & バー)」は手織の美しいラグが飾られた温かみのある空間で国内外から厳選したウイスキーなどが、バー「Bay(ベイ)」では博多湾を行き交う船からデザインコンセプトにしたユニークな空間でタパスや炭火焼きを中心とした料理、シグネチャーカクテルなどをDJが奏でる音楽とともに楽しめます。

他にもカフェ「Diva (ディーバ)」では、九州産の和紅茶を有田焼の器で提供し、福岡の食材をふんだんに使ったスイーツやセイボリーを味わえるアフタヌーンティーも。ヌン活(アフタヌーンティーを楽しむ活動)をしている人は、見逃せないのではないでしょうか。

ザ・リッツ・カールトン福岡
The Ritz-Carlton, Fukuoka

「ザ・リッツ・カールトン福岡」は、JR九州「博多駅」「博多港」「福岡空港」から車・交通公共機関で約15分とアクセスも良好。福岡旅行の新たな滞在先として、特別なひとときを彩るホテルとなりそうです。

◇「ザ・リッツ・カールトン福岡」概要
開業日:2023年6月21日(水)
住所:福岡県福岡市中央区大名2-6-50 福岡大名ガーデンシティ
客室数;167室 (20室のスイートルームを含む)
公式サイト