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前回の倍近い1257台のVストロームファンが集結したスズキ浜松本社。イベント終了後は、鈴木社長がすべての参加者を見送るというユーザー思いの趣向も。このあたりも、Vストロームが愛されるゆえんかもしれません。

「Vストローム」とは英語のVersatile(多様性)とドイツ語のStrom(大河)を組み合わせた車名で、スズキが誇る屈指のスポーツアドベンチャーツアラーモデル。オフロード車よりも快適なオンロード性能、そしてオンロード車よりも悪路走破性に優れ、世界各国で高い支持を得ています。排気量や目的によってモデルは細分化されていることも人気の理由で、今やバリエーションは8モデルに至っています。

会場となったスズキの浜松本社には1257台ものVストロームファンが集まり、この台数は昨年に比べて倍増しているとのこと。また、入場者も1473人となり、特設ステージの前は常に黒山の人だかり。スズキの鈴木俊宏社長による開会宣言とともにスタートしたこのイベントは、Vストロームの開発エンジニアや冒険家の賀曽利 隆氏らによるトークショーをはじめ、遠来の来場者をねぎらう企画など充実した内容となりました。

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リアル開催とオンライン開催を含め9回目となったVストロームミーティングは、スズキの鈴木俊宏社長の開会宣言「おかえりなさい」の言葉からスタート。社長自ら、新たに行われる「Vストロームロケーションマップ」の発表も行われました。

この会を大いに盛り上げたのが、オーナーによるリレー形式で行われてきたツーリングイベント「Vストローム旅するフラッグ」。当日の会場をゴール地点に設定したセレモニーでは、東と西から日本中を巡ってきたフラッグが鈴木社長に手渡されると、会場は万雷の拍手に包まれました。

なお「旅するフラッグ」は、今後「Vストロームロケーションマップ」へとスイッチされ、地元のツーリングスポットなどで撮影した愛車との写真を投稿する、Vストロームオーナーを対象とした企画となります。詳細はスズキのホームページやSNSで発表される予定なので、興味のある方はぜひチェックを!

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日本の東と西からリレー形式でフラッグを手渡す「旅するフラッグ」のアンカーライダーに、社長からねぎらいの言葉がかけられました。今後は「Vストロームロケーションマップ」がスタートして、より幅広いバイカーが参加できるようになります。
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これまで「旅するフラッグ」に参加してきたリレーバイカーたちと、鈴木社長による記念写真。Vストロームシリーズはその豊富なバリエーションから、老若男女問わず幅広いバイカーに愛されていることがわかります。
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また、Vストロームミーティングのオリジナルグッズは大人気で、イベントが開幕するとすぐに物販コーナーは長蛇の列。なかでも、ユニクロとのコラボTシャツはすぐさま完売となり、手に入れられなかったファンは悔しがることしきり。そのほか、Vストロームの万能性やロングツーリングに適したバイク用キャリアやタイヤ、あるいは軽量バッテリーなど各用品メーカーの展示・販売も行われ、オーナーたちはツーリングやカスタムへの夢をふくらませていました。

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Vストロームは1050から250ccまで、8バリエーションがラインナップ。さまざまなニーズや走行シーンに応えてくれるシリーズです。会場には最新機種が展示され、新型の「800」と「250SX」には熱い視線が集中していました。

2023年は「Vストローム800」、および「Vストローム250SX」という新型モデルが相次いで発売され、さらなるユーザー層を広げてきました。2024年は10周年を迎えるVストロームミーティングも一層充実するはずです。Vストロームに興味を抱いた方は、ぜひお近くのディーラーでVストロームを試してみてはいかがでしょう。

Vストローム800

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2022年、世界最大級のバイクショーであるEICMA(ミラノモーターサイクルショー)で発表され、2023年3月より国内で発売開始となった「Vストローム800DE」の派生モデル。『メンズクラブ』2023年11月号で紹介した「GSX-8S」と共通の775cc並列2気筒DOHCエンジンを搭載し、フロント19インチ、リヤ17インチの足回りで「DE」よりオンロード重視のモデル。3つのライディングモードを備えるほか、電子制御によるさまざまなライダーサポート機能によって、ロングツーリングや普段使いにも乗りやすい1台に仕上がっています。バイクライフにアドベンチャーのニュアンスを加えたいなら、絶好のモデルでしょう。

価格:123万2000円。「Vストローム800」の詳細はこちらから。

Vストローム250SX

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シリーズ中で最小排気量クラスとなるモデルながら、同社の「ジクサー250」で採用されていた油冷単気筒SOHCエンジンを搭載することで164kgという軽量な車体を実現。また、「ジクサー」よりも長いスイングアームによって得られた1440mmというホイールベースが、クラスを超えた安定性をもたらしています。従来の「Vストローム250」に対し、前タイヤサイズが大型化され、前後ともセミブロック調のタイヤを装着することで悪路走破性能も向上。ナックルガードや大型のリヤキャリアなどが標準装備とされ、日常とアドベンチャーをほどよいバランスで結びつけてくれるでしょう。

価格:56万9800円 「Vストローム250SX」の詳細はこちらから。

●問い合わせ先
スズキ
公式サイト