無気力な気分で目覚めた朝は、最悪と感じるのは私(筆者のダン)だけでしょうか?そこで朝一番にこの眠気に立ち向かうため、まずはコーヒーを淹れ始めるという人も多いはず。
でも、そのための対策はなにもコーヒーだけではありません。ここに、「朝のストレッチで、1日の始まりをスッキリさせる」とおすすめするトレーナーを紹介しましょう。
理学療法士が監修したストレッチ
理学療法士でもあり、認定ストレングス & コンディショニングスペシャリストの資格(C.S.C.S.=以降、プロトレーナーと表記)を持つトレーニングコーチのジョルダーノ博士は、「今日は血流、加えてエネルギーレベルを向上へと導き、一日を勝ち抜くための活力を得るための朝ストレッチとウォーミングアップをご紹介します」と、話しています。
血流改善へと導く3つの朝ストレッチ|おすすめのやり方
望ましいやり方・注意点
- ベッドから起き上がったのち、そのまま立ったままの体勢で始めていきましょう。両手を組み、天井に向けてしっかりと手を伸ばします。このとき、体幹全体がストレッチされていることを感じてください。
- 次に腰を曲げて、地面に手を伸ばします。このとき、後頭部からかかとまで身体の裏側にあるすべての筋肉のストレッチを感じましょう。
- 最後に両手で床を歩くように進んでいき、高い姿勢のハイプランクの状態になりましょう。
望ましいやり方
- (上記の)オーバーヘッドストレッチからこのハイプランクの姿勢になったら、その流れで右足を右手の外側に動かし、右肘を床の方向に下げてから天井に向かって回転させましょう。
- 下ろしたら右足を一旦戻し、今度は左側でも、同じように繰り返してください。
望ましいやり方・注意点
- お腹を床につけ、両腕を伸ばした状態で平らな状態になるまで身体を下げます。
- 片足を持ち上げてもう片方の足を越えて、反対側を見ましょう。股関節と反対側の胸筋がストレッチされているのを感じてください。そして、反対側も同じように行いましょう。
- ハイプランクの姿勢まで押し上げてから、手をついたまま足のほうに戻していき、再びオーバーヘッドストレッチの姿勢へと戻しましょう。そして最初から、この流れを繰り返していきましょう。
まとめ:動画で一連の流れを確認
「続けていくうちに、スピードも上がっていきます」と、ジョルダーノ氏は話しています。さらに「スピード向上に成功すれば、心拍数が少ししか上昇していないのに血流のさらなる活性化が期待できます。このウォーミングアップを含んだストレッチの一連動作を遂行できたなら、その日1日のタスクに取り組む身体の準備ができたと言えるはずです」と、最後に付け加えています。
ジョルダーノ氏がおすすめする、1日の始まりにふさわしい朝のウォームアップ&ストレッチをぜひ動画をチェックしてください。
Source / Men’s Health US
Translation / Kazuhiro Uchida
※この翻訳は抄訳です。