タイガー・ウッズの現状は好転しているようです。

 メジャー15回もの優勝記録を持つ偉大なるこのゴルファーは、2021年4月24日(土)に自らの写真を共有しました。そしてそこには、右足のひざ下にギプスをはめたウッズが、両手で松葉杖をついて立っています。一方の左足には(きっとナイキの)スニーカーを履き、ナイキの黒のTシャツに短パン姿。そして傍らには、愛犬が座っています。そしてその投稿のコメントには、こう書かれています。

 「僕の(自宅の)ゴルフコースは、僕自身よりも早く仕上がったよ。忠実なリハビリのパートナーでもある愛犬がそばにいることは素晴らしいことだ」とのこと。そうしてウッズは、忠実にお座りをする愛犬「バグ(ズ)」くんと共に、ひげを蓄えた顔に笑みを浮かべています。そんな彼が立っているのは、ウッズが暮らすフロリダ州ジュピターアイランドの豪邸の裏庭にあるゴルフコースです。

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 タイガー・ウッズのドキュメンタリー『Tiger』のリリース後、2021年2月23日に彼はカリフォルニア州ランチョパロスベルデスで重大な交通事故に巻き込まれ、病院とフロリダの自宅で療養していました。医師によると、右下肢と足首に「整形外科的に重大な損傷」を負ったと言われています。

 事故が起きた場所は「事故が多発しやすい」として有名なスポットであり、慎重なドライブが必要な危険な急カーブでした。ロサンゼルス郡保安局によると、ウッズは事故当時、制限速度のほぼ2倍(時速45マイルのゾーンで時速84マイル)の速度で運転していたとのことです。そうして彼のクルマは、「中央分離帯を超え、数百メートル離れたところで木に衝突、数回横転した」と言います。

 当局は、「クルマのいわゆる『ブラックボックス』データ・レコーダーによると、ウッズは事故中アクセルを踏んでおり、ブレーキはかけていませんでした。クルマを制御しようとして、間違ったペダルを踏んだ可能性がある」としており、出頭命令は出ていません。

 2017年5月にフロリダで飲酒運転の罪で起訴された際のウッズは、その後、「世間の皆さんには、アルコールは関係ないと知ってもらいたい。今回の事態は、処方薬による予想外の症状が原因です。薬の組み合わせが自分にこれほど強く作用したとは、気づいていなかった」と声明で説明しています。

 今回のランチョパロスベルデスでの事故に関してウッズは、「事故当時のことをよく覚えていない」と述べています。そして2021年4月初めには、自身のツイッターで「これからも身体の回復と、家族に意識を集中させていきます。この非常に困難な時期に受けた皆さまからの温かいサポートと応援に感謝します」と述べています。

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Source / ESQUIRE US
※この翻訳は抄訳です。

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From: Esquire US