「孫という名の宝物」…。「孫に甘い」と言われるエリザベス女王ですが、なかでもハリー王子は一番のお気に入りとの噂もあります。

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 エリザベス女王は、ハリー王子&メーガン妃に超豪華な結婚祝いを贈ったと英紙「デイリー・メール」は報じました。

 そのギフトはなんと、ウィンザーにあるお屋敷「アデレード・コテージ」。女王がハリー王子に家をプレゼントするのは、サンドリンガム・ハウスにある「ヨーク・コテージ」に続いて2軒目なのです。2人の新居「アデレード・コテージ」とは一体どんな場所なのか、ご紹介しましょう。

場所はどこ?

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「アデレード・コテージ」はウィンザー城より東側にあり、ハリー王子&メーガン妃が挙式を行ったセント・ジョージ礼拝堂から約3km離れた場所に位置します。

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 英紙「ザ・サン」曰く、この新居は「クラウン・エステート(Crown Estate)」が管理する敷地面積655エーカー(2.6平方km)の王立公園内にあり、エリザベス女王とフィリップ王配のプライベートアパートメントにも近いそうです。

以前は誰が住んでいた?

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写真:アデレード・オブ・サクス=マイニンゲン。Getty Images

「アデレード・コテージ」は1831年、ウィリアム4世によって建てられ、彼の妻アデレード・オブ・サクス=マイニンゲンが週末をゆっくり過ごす場所として使われていました。

 その頃は「アデレード・コテージ」ではなく、「アデレード・ロッジ」と呼ばれていたそうです。

 1945年からは、マーガレット王女(エリザベス女王の妹)と恋愛関係にあったピーター・タウンゼント大佐がここで暮らしていました。大佐は1952年に妻と離婚するも、マーガレット王女と結ばれることはなかったのです。もし離婚歴のあるタウンゼント大佐と結婚していたら、王女は王位継承の権利を放棄しなければならなかったそうです。

 そしてその後、エリザベス女王の従妹にあたるマーガレット・ローズの息子サイモン・ローズが住んでいたと伝えられています。

内部はどんな空間?

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「アデレード・コテージ」は、イギリス指定建造物の2級に指定されている、歴史上重要な建物。そのため保護が必要であり、勝手に壊したり手を加えたりすることが禁じられています。2015年には、改修工事が行われたと複数の関係者が証言しています。

 もっとも豪華なのがマスターベッドルームで、アーチ型の天井には金色のイルカや王室のヨット「ロイヤル・ジョージ」に使われていたロープが飾られているそうです。

 ほかにも大理石で作られたギリシャ・エジプト調の暖炉や、ウィンザー城へ続く7つのゲートもあるため、パパラッチを気にすることなく気軽に行き来できるのだそうです。コテージのオフィシャル写真はまだ公開されていないものの、話を聞いただけでも羨ましい限り…。式を挙げた思い出の場所から近いこともあり、メーガン妃もきっと気に入るはずですね。

From Harper’s BAZAAR
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Translation / Reiko Kuwabara