ブガッティ、ポルシェ、フェラーリなど、最も印象的な全輪駆動のスーパーカー15選

　F1エンジンを移植したハイパーカーである「ワン」。　

　パワーユニットはターボエンジン、ハイブリッドシステム、そして4つのモーターから構成されています。

　モーターのうちのひとつ（120kw）はエンジンとダイレクトに連結し、もうひとつ（90kw）のほうは、ターボチャージャーと連動。そして残るふたつ（120kw×2）は、左右の前輪をそれぞれ駆動するようになっています。

　後輪に関しては、1.6リットルのターボチャージャー付きV6エンジンと電気モーターによって駆動され、前輪のほうは、2つのアディショナル電気モーターによって駆動する仕組み。

Mercedes-Benz公式チャンネルより。

　初代「Fタイプ」は、登場時こそ後輪駆動車でした。

　しかし、それは何人かのオーナーには過度であったことがわかっていき…ジャガーはV8エンジンを搭載したFタイプに全輪駆動車を標準装備にすることを選択したのでした。

Jaguar公式チャンネルより。

　ブガッティの1990年代のスーパーカーは、魅力あふれるものばかりです。

　この「EB110」は全輪駆動システムが注目されました。ですが、それを無視したとしても、この「EB110」は感動に値するシザードアや6速マニュアル、クアッドターボV12エンジンなどといった…様々な魅力が詰め込まれているのです。

Lou Costabileチャンネルより。

　もしかすると、ハッチバックのようにも見えるかもしれません。ですがこの「デルタS4」は、それよりはるかに有能なホットハッチなのです。

　WRC（世界ラリー選手権）のグループBでも承認されたミッドマウントのツインチャージエンジンと、非常に高性能な全輪駆動エンジンを密かに搭載しています。

Centímetros cúbicosチャンネルより。

　もしかすると、「『i8』はスーパーカーではない」と思う人もいるかもしれません。が、このルックスとシザードアにより、スーパーカーに属すると言えるのではないでしょうか。

　「i8」は電力により前輪が駆動し、後輪には1.5リットル直列3気筒DOHCターボ エンジンと+ハイブリッドシステムによって駆動します。

BMW公式チャンネルより。

　空気力学と結びついた全輪駆動の「ウラカンPerformante」はニュルブルクリンクで当時の最速記録を容易に打ち出すことが可能でした。

　そんなスーパーカーはEbayにて、約3350万円で購入可能です（2019年3月6日時点）。

Lamborghini公式チャンネルより。

　「959」は市販車として世界で初めて、時速300kmの壁を破ったクルマでした。

　当時注目を集めたのはクルマの希少性や速さだけでなく、非常に複雑なコンピュータ制御による可変が可能な四輪駆動システムにも強い関心が寄せられていました。

Porsche公式チャンネルより。

　「918」は「959」の高度な技術を継承し、前輪と後輪を分けて回転させる2つの電気モーターと対になった自然吸気V8エンジンを装備しています。

Porsche公式チャンネルより。

　「918」と同様に、アキュラ「NSX」は前輪は電動モーターで動力を供給、リアルタイムでコンピューター制御の調整が可能となっています。

　これは、同車が米クルマ専門誌『Road and Track』誌による2017年のパフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した理由の1つにもなっています。

Acura公式チャンネルより。

　ランボルギーニは、この特別仕様車の「アヴェンタドール SVJ」を2018年に発表しました。「ウラカンPerformante」と同じアクティブエアロダイナミクスを搭載し、2019年2月時点でニュルブルクリンクで最速の記録を保持しています。

　先日Ebayに走行距離約110キロの同車が出品され、約7000万円で落札されました。

Lamborghini公式チャンネルより。