GM(ゼネラルモータース)は今年(2020年)の秋に、GMC「ハマーEV(Hummer EV)」をデビューさせる予定であることを発表し、ティーザー映像を公開しました。当初は同年5月の発表を予定していましたが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていました。なお生産は、2021年の秋から開始される予定となっています。

 公開された約1分間の映像では、3度のNBAチャンピオンであるレブロン・ジェームズ選手(ロサンゼルス・レイカーズ)がナレーターを務めました。その中では、新型「ハマーEV」は1000馬力、約1万5600Nmのホイールトルクを誇り、0-時速約96kmの推定タイムが3秒であること。さらに取り外し可能なタルガルーフを備え、GMの次世代グローバルEVプラットフォームが使用されることが語られました。

 ナレーションでは、すでに発表されていることが多く語られました。ですが、このプロモビデオには、これまで見たことのないものが数多く公開されていたのです…。実物大のクレイモデルを展示しているシーンや、工場のフロアで試作車を組み立てている様子などがそこには映し出されていました!

 これらのビデオクリップは2020年2月のスーパーボウル開催時に発表されて以来、「ハマーEV」のデザインを最もよく見ることのできる資料となりました。ピックアップトラックとSUVの両方のボディスタイルで提供される予定ですが、動画の最後には、両方のボディスタイルのシルエットが映し出されています。

ハマーev
GMC//YouTube

 また、ティーザー映像の中では、「アドレナリンモード」と「クラブモード」と言った2つの新たなドライブモードについても言及されています。アドレナリンモードは、スピード、加速、または他のパフォーマンスのいくつかのフォームと関係があるのではないか?と予想されていますが、クラブモードについては、まだ謎が多く残されています。果たして今秋の正式発表前に、また新たな情報が解禁されるのでしょうか…。

 新型「ハマーEV」の動向から、引き続き目が離せそうにありません。

Source / Road & Track
Translate / Esquire JP
※この翻訳は抄訳です。