テスラが人気のEV「モデル3」の改良に取り組んでいることは、周知の事実かと思います。このプロジェクトはテスラ社内でコードネーム「プロジェクト・ハイランド」と呼ばれているらしく、改良モデルは2023年の後半に登場すると予想されています。現行モデルは2017年に発表されましたが、おそらく2023年の後期型(テスラはモデルイヤーの基準を無視することで有名ですが…)もしくは2024年のモデルとして登場することになるでしょう。

しかしながらテスラは、「モデル3」の改良に関する重要な詳細については、これまで基本的に非公開としてきました。テスラが、新型「モデル3」にどのようなハードウェアとソフトウェアのアップグレードを施すのかは不明です。そんな折、ようやくこの車に手が加えられたことが初めて知ることができたのです。

これはxの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

ご覧ください、上はいわゆるスパイショットになるでしょう。「モデル3」の改良モデルと思われるプロトタイプは、 熟練したフォトショップアーティストによる“作品”、もしくは以前に廃案となったデザイン案だったというオチになるやもしれません。つまり、何かの間違いだったと…。ですが、それが何であれ、微調整されたボディラインは以前目撃されたカモフラージュされて走行する「モデル3」のものと一致します。

フェンダーに溶け込むドアの折り目と、サイドマウントカメラの結合部分に注目してみてください。これは現行の「モデル3」にはない、小さなディテールです。が、アメリカのカーメディア「CAR AND DRIVER」編集部が以前に見たカモフラージュされて走行する「プロジェクト・ハイランド」のプロトタイプにはありました。

上記の画像から、「モデル3」の最も注目すべき変更点はフロントエンドにあると言えるでしょう。現行モデルの大きなヘッドライトベゼルや、大きくカーブしたフロントバンパーカバーはなくなりました。 その場所には、スリットのようなヘッドライトと、よりシンプルで直立したフロントバンスが置かれています。その結果、フロントエンドのデザインは、「モデル3」に2017年の「ロードスター」のプロトタイプを彷彿とさせます。

tesla
Tesla

新しいホイールのデザインの他は、この画像から読み取れることはほとんどありません。テスラが「プロジェクト・ハイランド」の一環として、「モデル3」のデザインを改良したことは確かです。しかし正式発表されるまでは、テスラが適応型安全機能やインフォテインメント技術、パワートレインのコンポーネントにどんな改良を加えたかを正確に知る術はなさそうです。

Source / CAR AND DRIVER
※この翻訳は抄訳です