「バーバリー」は、演出家で振付家のウェイン・マクレガー氏とコラボレーションし、英国ロイヤル・バレエの最新作の衣装をチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるダニエル・リーがデザインをすることを発表しました。
ロイヤル・バレエ団のレジデント・コレオグラファーであるマクレガー氏による新作バレエは、2023年6月9日（金）にロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスにて世界初演される予定です。
新作の題名は未定とのことですが、第一幕はアイスランドの作曲家アンナ・ソルヴァルドスドッティル氏の音楽にのせて、照明デザインはルーシー・カーター氏、セットデザインは、2022年に106歳で亡くなったキューバ生まれのアメリカ人アーティスト故カルメン・ヘレラ氏が担当するとのこと。
今回のコラボレーションにて、マクレガー氏は次のように述べています。
「偉大なミニマルアーティストである故カルメン・ヘレラとの特別なロイヤル・バレエのプロジェクトのために、私たちは豪華なチームを集めることを夢見ました。ダニエル・リーは革新的な作品と突き抜けた美しさを生み出す、想像力豊かなアーティストです。そして、あらゆるのジャンルのダンスに並々ならぬ情熱を注ぐ彼は、まさに当然のことのように思えたのです。『バーバリー』のチームとともに、私たちは本当に特別なものに取り組んでいます。カルメンに敬意を払いながら、私たち自身の進化の道を切り開いていくのです」
本作品は、マクレガー氏が英国ロイヤル・バレエのために手がける20作品目となり、2023年3月のリバイバル作品『ウルフ・ワークス』や、2021年の初演より絶賛された『ダンテ・プロジェクト』に続くものとなります。
英国ロイヤル・バレエ団は「バーバリー」がもつ「モダン・ブリティッシュ・スピリット」を反映し、現代文化とクリエイティビティを体現。「バーバリー」と英国ロイヤル・バレエ団のコラボレーションは今回が初めてとなり、ダニエル・リー氏がマクレガー氏の衣装をデザインするのも初めての試みとなります。
