エリザベス女王はこの日、1947年に結婚祝いとしてビルマ(現ミャンマー)から贈られた96個のルビーとダイヤモンドを組み合わせた「バーミーズ・ルビー・ティアラ」とネックレスを着用。このティアラとネックレスは、1973年ごろに女王が王室御用達ジュエラー「ガラード(Garrard)」に依頼してつくらせたものだそうです。
チャールズ皇太子の妻、カミラ夫人はクイーン・マザー(エリザベス女王の母)が愛用していた「ブシュロンのティアラ」を選択していました。
キャサリン妃はアレキサンダー・マックイーンのホワイトドレスに、ダイアナ元妃が生前につけていた伝説の「ケンブリッジ・ラバーズ・ノット・ティアラ」を合わせていました。
そして、女王のいとこであるマイケル・オブ・ケント王子の妻マリー=クリスティーヌ夫人は、ダイヤモンドとパールがあしらわれた「ケント・パール・フェストゥーン・ティアラ」で会場に。
英国王室は、国賓をおもてなしする晩餐会でティアラをつけることが決まりとなっています。2018年、オランダのウィレム=アレクサンダー国王とマキシマ王妃を迎えた晩餐会では、エリザベス女王は「ガールズ・オブ・グレートブリテン・アンド・アイルランド・ティアラ」、マキシマ王妃は「スチュアート・ティアラ」を身に着けて登場していました。
キャサリン妃は2018年の晩餐会のときも、「ケンブリッジ・ラバーズ・ノット・ティアラ」を選んでいます。
さらに、2016年の外交晩餐会と2017年のスペイン国王フェリペ6世とレティシア王妃を招いた晩餐会にも、キャサリン妃は着用していました。年に1度は身につけたくなるほど、お気に入りのティアラのようです。
From TOWN&COUNTRY
Translation / Reiko Kuwabara
※この翻訳は抄訳です。