オノ・ヨーコは、故ジョン・レノンとの
半生を映画化するようです。

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オノ・ヨーコ

 エンタメサイトである「デッドライン」によれば、映画はヨーコとジョンの熱烈な愛の日々を描いたラブストーリーで、『博士と彼女のセオリー』の脚本家アンソニー・マクカーテンが脚本を手がけるということ。 

 ヨーコとジョンの出会いは、1960年代後半。当時、ヨーコは若き芸術家として意欲的に活動し、ジョンはビートルズからソロへの転向を図っていた頃。恋に落ちたふたりは結婚し、やがて「愛と平和」の象徴になっていくのでした。 

 
 反ベトナム戦争を訴える活動を積極的に展開したジョンとヨーコ。1969年には、2週間にわたる「ベッド・イン」と題した平和パフォーマンスを行い、メディアの注目を集めました。ふたりはのちにこのパフォーマンスを、戦争に対する非暴力の抗議だと説明しています。



1970年代半ばに、一度破局を迎えるのですが…。

 すぐに復縁し、1975年には息子ショーン・レノンを授かることに。その後、1980年にジョンがNYで凶弾に倒れるまで、ふたりは離れがたい存在として共に過ごしたのでした。 

 「世界的なアイコンの物語を、ヨーコと一緒に映画化できるのはとても光栄だ」と、『デッドライン』に語ったのは、プロデューサーのマイケル・デ・ルカ。彼はさらに映画についても語ってくれました。内容は「愛と勇気、アメリカにおけるアクティビズムを描いたもの」で、現代の若い世代が立ち上がり、どんな世界に生きたいのか、明確なビジョンをもつことを後押しする内容になるとのことです。 

 マイケルは『マネーボール』『キャプテン・フィリップス』『ソーシャル・ネットワーク』といった実話ベースの作品を手がけ、いずれもアカデミー賞の作品賞ノミネートに導いた人物でもあるので期待大です。 

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“Starting Over”とともに

 ヨーコとジョンが互いに愛し合っていたことは広く知られているが、ジョンがふたりの関係について語った言葉は、時代を超えて胸を打ちます。
 

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
(JUST LIKE) STARTING OVER. (Ultimate Mix, 2020) - John Lennon (official music video HD)
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「ヨーコなしでひとりで生きることもできる。でも、僕はそうしたくない。この地球上に、ヨーコと離れる理由はひとつもないんだ。彼女との関係以上に大切なものは何もない。だから僕たちはいつも一緒にいることを選ぶ。僕たちは離れても生き抜くことはできる、だけど一体何のために?」 
 



From Harper's BAZAAR UK