2019年10月29日(米国時間)に、女優エイミー・シューマーのポッドキャスト番組「3 Girls 1 Keith,」に出演したビル・マーレイ。その現場で彼は、「もし俳優になっていなかったら、アトランタ空港内の中華料理チェーン店『P.F.チャンズ』で働いてみたかった」と明かし、この店は「最高だよ!」とコメントしました。

 このコメントを受け、P.F.チャンズ側は直ちにツイッターによってマーレイをスカウトするという展開になりました。しかしながらビル・マーレイが、このオファーを受ける可能性は当面なさそうです…。

 なぜなら…「ゴーストバスターズ」シリーズの共演者であるダン・エイクロイドが、2020年公開の続編『ゴーストバスターズ2020(原題)』ではマーレイを含む「ゴーストバスターズ」オリジナルキャストが出演することを認めたからです。 
 
 エイクロイドはラジオ番組「The Greg Hill Show」のインタビューで、「ジェイソン・ライトマン(父親は1984年オリジナル作品の監督アイヴァン・ライトマン)が、心温まる素晴らしい脚本を書いてくれました。彼は先行の2作からDNAを抽出し、それをそのまま続編へと注入することに成功したわけです。そして次世代の俳優やキャラクターも、このレガシーを引き継いでくれたのです」とコメント。「既に僕やマーレイ、シガニー・ウィーバー、アーニー・ポッツのシーンは撮り始めています。ジェイソンという素晴らしい監督が手がける新たなアイデアと演出の中で演じることは、実にエキサイティングなことです」と話しました。 
 
 過去にウィンストン役を演じたアーニー・ハドソンも、続編に出演することを明らかにしています。オリジナルではエイクロイドとともに脚本も手掛けたイゴン役のハロルド・ライミスは 2014年に亡くなっていますが、2016年に公開されたリブート版の『ゴーストバスターズ』では銅像として出演しています。エイクロイドは、続編でもハロルド・ライミスが「何らかのカタチで」姿を見せることになると示唆しています。 

preview for Jason Reitman Is Directing A New “Ghostbusters”

 
 
 ジェイソン・ライトマン監督・共同脚本の続編は、「キャリー・クーン演じるシングルマザーと2人の子ども(マッケナ・グレイスとフィン・ヴォルフハルト)を中心に展開するストーリー」と報じられています。また本作には、マーベルヒーローの1人アントマンを演じたポール・ラッドが出演することも明らかになっています。オリジナルのレガシーを引き継いだ新作がどのようなものになるのか、公開が待ち遠しいところです。 
 
 『ゴーストバスターズ2020(原題)』の日本公開予定日は、現在未定となっています。 

 

  

From Esquire US 
Translation / Keiko Tanaka 
※この翻訳は抄訳です。