FANTASTICS(ファンタスティックス)のリーダーであり、EXILEのパフォーマーとしても同時に活動する佐藤大樹氏。全国津々浦々をパフォーマンスして回るアスリートのような過酷な日々、「大変な時期」と語る高校時代の苦労の日々を振り返ります。

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EXILE /FANTASTICS 佐藤大樹にド直球質問!「本当はWikiのココを書き直してほしい」|Dice Chat(ダイスチャット)| Esquire Japan
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Wataru Yoneda

過酷な日々を乗り越える秘訣は「とにかく食べること」

――全国を旅しながら回る毎日ですが、体力はどうやってつけていますか?

事務所内にトレーニングジムがあるので、時間さえあれば走ったり、筋トレしたりしています。あとはご飯をいっぱい食べたり…といったことでしょうか。小食ですが、ライブツアーがあるときは体力がもたなくなってしまうので、EXILEのライブの際は直前におにぎり6個とか食べて、なるべくガソリンを溜めてから挑むようにしています。

――いちばん役立つ食べ物は?

お味噌汁と、大量のふりかけをかけたおにぎりです。アスリートの方もきっとそうだと思うのですが、とにかく塩分を欲しくなるんです。若いときは足がつったりすることがあったのですが、ライブ前あえて塩分を多めに摂取することでそれも解消できたような…。それがいちばん効果があったと、自分では思っています。

――毎回かなりの体力が必要ですね

はい。会場がドームだと2キロくらい痩せますし、今も(開催中の全国ライブツアー"FAN FAN JUMP")1日2公演行うこともあるので、そのときは同じくらい体重が上下しますね。 

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鍛えられた肉体を物語る投稿(@taiki_sato_official

――最近のツアーでの印象的エピソードを教えてください

福井県にツアーで言ったときに、EXILEの(橘)ケンチさんは福井市の「食のPR大使」をやられているので、カニ飯が差し入れられたんです。一人一個だったのですが、メンバーにだまって2個食べました(笑)。それくらいおいしくて…カニ飯のおかげで乗り切れたなと…(笑)。

――もともと体力には自信があったほうですか?

小学校3年からの6年間、学生の頃はサッカーをやっていて…ポジションはDFで、動き回ることが多かったので自信はありました。でも、EXILEに入ってみてライブをやったときに、体力が全然追いつかなったんです。使う身体の筋肉・機能が違うというか、立ち位置や曲など同時に考えなければいけないことも多いですし…。そこからギアをあげて、トレーニングでも心拍数を今までより3~4倍高めるよう高強度なメニューも加えるようにしました。その継続のおかげで自分史上、いまがベストコンディションだと思っています。

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苦労した10代。すべては踊るために

――サッカーを辞めてダンスは高校から? 想像するに、「大変だったのでは?」と思うのですが。学校がそもそも通学が大変な場所にありますし…。

そうなんです。高校からダンスを始めたのですが、毎日本当に大変でした。学校が終わったら一旦家に帰って荷物を置いて、そこから1時間半かけて(ダンススクールの)EXPG東京校までレッスンに通い、家に帰ってくるのはだいたい夜中の2時くらい。公立高校だったので普通に通わないとならず、下手すると単位(※)を落とすので毎日自転車を必死でこいで通学して、朝6時から補修――なんてことをしていました。

高校ではダンス同好会に所属していたのですが、今ほどダンスがはやっていませんでした。それでも年に何回か、各校舎のホールでお昼休みの時間に披露できるチャンスがあったので、みんながお昼ご飯食べているときにそこで踊ったりたりしていましたね。本当に気持ちよかったですし、そのときは…モテましたね(笑)。今でも実家に帰れたときは、タイミングが合えばそのときの仲間と会ったりしています。 
 
※ 大学と同じく自分で授業を選び、必要な単位を取得する選択制総合高校のシステム

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ダブルブレストジャケット 38万円 Tシャツ 9万円 パンツ 13万5000円 シューズ 16万円(ディオール/クリスチャン ディオール TEL 0120-02-1947)

芸能人の前に社会人として必要なことをアルバイトで学ぶ

――本当に高校時代は大変だったと思いますが、その他、「若い時期にやっておいて本当によかったな」と思えることはありますか?

アルバイトですね、4つくらい同時に…。僕は、レッスン代を自分で払っていたので踊るために働いていました。引っ越し、スーパーのレジ打ち、回転寿司、あと派遣業ですね。これらを経験していなかったら、社会人として必要なことが身についていなかったと思います。だから今、学生でアルバイトができる環境にある方には胸を張って、「多少きつくてもやってみたら将来の役に立つよ」と言えます。

2020年にFATASTICSとしてアリーナツアーを行う予定だったのですが、コロナ禍で中止になってしまいました。単独でアリーナの舞台に立つのは約4年ぶりです。「ようやく…」といった感じですが…でも、今回はアリーナライブです。これをツアーにできるよう今年はメンバー一同、力を合わせてがんばっていきたいなと思います。 

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New Single "PANORAMA JET" 2023.04.19 (Wed.) Release

佐藤大樹(Sato Taiki)/1995年1月25日生まれ。埼玉県出身。2011年からサポートダンサーとしてキャリアをスタートし、2014年オーディションでEXILEのパフォーマーとして加入。2018年12月に、FANTASTICSとしてメジャーデビューシングルをリリース。現在はEXILEと兼任し活動している。2022年は、ドラマ「liar」、「理想ノカレシ」、「Sister」などドラマ出演を重ね、2023年6月にはホストを務める「FUN!FUN!FANTASTICS」(日本テレビ)の第3シーズンがスタートする。4月19日にサウンドプロデューサーに亀田誠治氏を迎えた待望のニューシングル「PANORAMA JET」がリリースされる。
公式Instagram

Styling / Masahiro Hiramatsu(Y's C)
Hair & Make-up / Toshiyasu Oki[CONTINUE]
Video Direction / Taiki Sugioka
Video Edit / Yumi Kondo
Video Produce / Yuki Sato
Edit & Text / Mirei Uchihori
Produce / Keiichi Koyama(Esquire)