海外版の雑誌を見て、視野と広げてみましょう! それは…クリエイティブなスイッチを押してくれるかもしれませんよ。
「あなたの目を驚きで一杯にしなさい…10秒後には死ぬかのように、生きなさい。そして世界を見なさい…」、『エスクァイア』2021年3月号はレイ・ブラッドベリさまさま…といった感じです。
前出の文は、レイ・ブラッドベリが1953年に上梓した小説『華氏451度』に出てくるフレーズの引用です。ここ数週間、『エスクァイア』スペイン版はブラッドベリのマインドでいっぱいでした。そして、このファンタスティックな小説の新版から引用することで、彼へのささやかな敬意を表します。
ブラッドベリは終始私たちの考えや行動に対して、「“生の営み”を大事にしていない」と警鐘を鳴らし続けてきてくれた作家です。
「思考とは生活を正すために使われるべきものだということを、われわれは忘れがちだ。思考は生き方ではないんだよ! 思考を生活の中心に据えたところで、生きてはいけないだろう。きみがやるべきなのは、朝から晩まで声を思いっきり張り上げているような、感情の起伏が激しい、表情豊かで活力のある人間になった後で、生きてゆきながらそれを修正していくことなんだ。思考というのは臓器を包み込む皮膚のようなものさ。そして臓器には血液や、鼓動する心臓や、魂や、生きる喜びが詰まっているんだから…」と、ブラッドベリが私たちに語りかけてくれているようです。
『エスクァイア』スペイン版2021年3月号に登場する方々は、まさにそのようなアプローチで人生やアートやファッションに向き合っている人々です。
この号では、アルバロ・メル、アルバロ・モルテ、カロリーナ・ジュステ、ハビエル・カマラ、マリオ・カサス、ファン・ディエゴ・ボト、フェルナンド・バルディビエルソ、アダム・ヌルー、アルバロ・セルバンテス、アンダーソン・パーク、スティーヴ・マックイーン、ハビエル・セルカスといったセレブリティたちが、大いに語っています。
つまり、ブラッドベリの世界観があちこちに散りばめられた1冊と言えるのです。
例えば俳優のアルバロ・モルテはある程度キャリアを積んだ頃、「もうこれでいい、これからはここまで積み上げてきたものを楽しむんだって、自分に言い聞かせたんだ。満足しない自分はこれでおしまいだってね」と打ち明けています。
また、ハビエル・セルカスは、「自分を取り巻いているものから自分自身を取り出すことができなければ、ひとつの世界を構築することはできない」とインタビューの中で語り、さらに「書くことは、世界に抵抗するという強い衝動だ」と付け加えています。
「いつだって試合に勝ちたいと思っていても、どんなカタチでそれを成し遂げるかはわからないし、自分があげた決勝ゴールに自分が驚かされることだってたくさんある。自分が正真正銘の天才のときもあれば、試合の流れで結果的にそうなるときもある…もしかしたら、スターフルーツを食べたおかげかもしれないしね」と明かすのは、映画監督のスティーヴ・マックイーンです。
その他、以下の人物が登場しています。
Source / Esquire ES
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